画像引用:JRA
東京競馬場の馬券傾向データを距離別に、血統・枠・騎手・タイム・人気・脚質の視点でまとめています。
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※データについてはJRAが発表する主催者情報を元に個人で独自に統計データとして集計し引用しております。馬券購入は利用者様ご自身の自己責任でお願いいたします。免責事項はこちら |
東京競馬場のコースの特徴
コースは左回りを使用。芝の1周距離は2,083.1m、直線の長さは525.9mと新潟競馬場・阪神競馬場に次ぐ広さとなっており、幅員も最大41mと非常に広いため開催によりAコースからDコースまで設定が可能です。
コーナーも大きく、善太的な起伏も適度にあり最後の直線には坂もある・・・まさに王道的な作りになっています。日本ダービーやジャパンカップなど日本のチャンピオンを決めるコースとなっており、名実とも日本を代表するコースの一つで、非常に紛れが少ないコースです。
ダートコースは1周距離が1,899mで直線の長さが501.6mとこちらはJRAのコースで一番大きいコースとなっております。
芝(外) | 全周 2,083.1m | 3位(全10場) |
直線 525.9m | 2位(全10場) | |
高低差 2.7m | 6位(全10場) | |
ダート | 全周 1,899.0m | 1位(全10場) |
直線 501.6m | 1位(全10場) | |
高低差 2.5m | 6位(全10場) |
※Aコース時。芝コースで内・外回りがあるコースについては数字の大きい方を比較対象として利用
画像引用:JRA
コースの高低差は芝コース、ダートコースともアップダウンのあるコースですが高低差は2m中盤とJRA全10場の中でも平均的な起伏になっています。主な起伏の位置が向こう正面と直線に設けられているのも特徴的かと思います。芝・ダートともに最後の直線は長く、差し・追込み決着が他のコースと比べると多い。(注:ただし、まくりは決まりにくい)
4つ(A、B、C、D)のコースの使い分けと馬場の傷みの分散化により、他のコースよりは極端なトラックバイアスが生じにくいのですが、雨が降った場合は内側から乾くとよく言われている(公式発表はないです)点は覚えておきましょう。
距離別の詳細傾向はこちら
芝1400m 芝1600m 芝1800m 芝2000m 芝2300m 芝2400m 芝2500m 芝3400m
ダート1300m ダート1400m ダート1600m ダート2100m
ダート2400m
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東京競馬場の距離別のコース解説
東京芝1400mのコース解説
クロッカスSなどのリステッド競走からG2の京王杯SCなどの重賞にも使用されているコースで、コースの有利不利が少なく、スペシャリストが集まりやすい東京芝1400m。スタート地点は向こう正面の真ん中付近。スタートから3コーナーまで緩やかに上ってその後直線手前まで下り坂です。直線には2.1mの上り坂があります。コーナー半周も大きく息が入りやすいため、逃げ・先行の値も高くなっています。
代替開催や条件変更があったレースも含めて東京芝1400mで施行されたことのある主なレースは、京王杯スプリングカップ(G2)、京王杯2歳ステークス(G2)、オーロカップ、バレンタインステークス、ウッドパイン競馬場賞パラダイスステークス、クロッカスステークス、バレンタインステークス、フリーウェイステークス、奥多摩ステークス、白秋ステークス、雲雀ステークス、晩春ステークス、多摩川ステークス、相模湖特別、由比ヶ浜特別、高尾特別、国立特別、神奈川新聞杯、鷹巣山特別などが挙げられます。 |
東京芝1600mのコース解説
ワンターンのマイルと言うことで新馬戦でも有力馬が集まる同コース。もちろんG1の安田記念など大レースでも人気のコースです。スタート地点はスタート地点は向こう正面の右奥地点。3コーナーまで542mあり序盤のポジション取りはしやすい。直線には2.1mの上り坂があります。最後の直線は約525mと日本で2番目に長く、差し・追い込み勝率は他のコースより相対的に高い。
代替開催や条件変更があったレースも含めて東京芝1600mで施行されたことのある主なレースは、安田記念(G1)、NHKマイルカップ(G1)、ヴィクトリアマイル(G1)、富士ステークス(G2)、東京新聞杯(G3)、サウジアラビアロイヤルカップ(G3)、クイーンカップ、デイリー杯クイーンカップ(G3)アルテミスステークス(G3)、いちょうステークス、キャピタルステークス、湘南ステークス、節分ステークス、紅葉ステークス、多摩川ステークス、晩春ステークス、アイルランドトロフィー、ユートピアステークス、初音ステークスなどが挙げられます。 |
東京芝1800mのコース解説
毎日王冠がスーパーG2と呼ばれるようになったのはこの東京芝1800mのコース形態も一因でしょう。スタート地点は1~2コーナー付近のポケット地点。ポケット地点からコースに合流する2コーナーまでは150mほどしかなく序盤のポジション取りはタイト。その影響からか、逃げ馬の勝率が他のコースよりも悪いのが特徴。
代替開催や条件変更があったレースも含めて東京芝1800mで施行されたことのある主なレースは、毎日王冠(G2)、東京スポーツ杯2歳ステークス(G2)、府中牝馬ステークス(G2)、アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス(G2)、エプソムカップ(G3)、共同通信杯(G3)、アイビーステークス、いちょうステークス、スイートピーステークス、メイステークス、むらさき賞、甲斐路ステークス、ノベンバーステークス、テレビ静岡賞、ウェルカムステークス、早春ステークス、アメジストステークス、江の島ステークス、初音ステークス、ユートピアステークスなどが挙げられます。 |
東京芝2000mのコース解説
同コースで開催される天皇賞・秋に代表されるように、有力馬の力比べに最適なコースの一つ。スタート地点は1コーナー奥のポケット地点。スタート後に100m進んだところで左に大きくカーブする形状となっています。最初にポジションを取れた場合はペースが落ち着くことが多く、意外と逃げ馬の勝率が高いコースです。
代替開催や条件変更があったレースも含めて東京芝2000mで施行されたことのある主なレースは、天皇賞・秋(G1)、フローラステークス(G2)、サンケイスポーツ賞フローラステークス(G2)、白富士ステークス、アイルランドトロフィー、オクトーバーステークス、プリンシパルステークス、駒草賞、府中牝馬ステークス、アメジストステークス、ノベンバーステークス、ジューンステークス、ウェルカムステークス、甲斐路ステークス、東京ウェルカムプレミアム、精進湖特別、稲村ヶ崎特別、オリエンタル賞、秩父特別などが挙げられます。 |
東京芝2300mのコース解説
重賞の開催はなく、新緑賞の開催に主に使われるコースです。スタート地点はスタンド前中間点。最初のコーナーまでおよそ250mと序盤のポジション取りは東京芝コースとしては厳しめ。コースをほぼ1周する形態となっています。コース的にはやや前有利ですが、差し・追込み馬の勝率・連対率・複勝率も他のコースより高く出ています。
代替開催や条件変更があったレースも含めて東京芝2300mで施行されたことのある主なレースは、新緑賞などが挙げられます。 |
東京芝2400mのコース解説
日本を代表するコースの東京芝2400m。日本ダービーやジャパンカップなどのチャンピオンを決めるレースのコースとして世界的にも有名。スタート地点はスタンド前中間点。最初のコーナーまでおよそ350mと序盤のポジション取りは東京芝コースとしてはやや厳しめ。コースをほぼ1周する形態となっています。コース的にはやや前有利ですが、差し・追込み馬の勝率・連対率・複勝率も他のコースより高く出ています。
代替開催や条件変更があったレースも含めて東京芝2400mで施行されたことのある主なレースは、ジャパンカップ(G1)、東京優駿/日本ダービー(G1)、優駿牝馬/オークス(G1)、青葉賞(G2)、テレビ東京杯青葉賞(G2)、メトロポリタンステークス、早春ステークス、緑風ステークス、オクトーバーステークス、ジューンステークス、六社ステークス、陣馬ステークス、青嵐賞、箱根特別、南武特別、本栖湖特別、晩秋特別、町田特別、芦ノ湖特別などが挙げられます。 |
東京芝2500mのコース解説
目黒記念やアルゼンチン共和国杯などの条件で使用される東京芝2500m。スタート地点はスタンド前中間点。最初のコーナーまでおよそ450mと序盤のポジション取りは東京芝コースとしては平均的。コースをほぼ1周する形態となっています。坂を2回超えるコースとなっておりますので東京2400mよりタフです。
代替開催や条件変更があったレースも含めて東京芝2500mで施行されたことのある主なレースは、目黒記念(G2)、アルゼンチン共和国杯(G2)などが挙げられます。 |
東京芝3400mのコース解説
ダイヤモンドステークス以外に使用されていないため、コース傾向のサンプルは非常に少なくなっています。東京芝3400mのスタート地点は向こう正面中間点。最初のコーナーまでおよそ250mと序盤のポジション取りは厳しめ。コースを1周半する東京にしては珍しいコース。
代替開催や条件変更があったレースも含めて東京芝3400mで施行されたことのある主なレースは、ダイヤモンドステークス(G3)などが挙げられます。 |
東京ダート1400mのコース解説
重賞では根岸ステークスに使われている東京ダート1400m。土日に東京開催があれば必ず言っていいほど組まれているコースでもあります。スタート地点は向こう正面の中間点。日本のダート1400mで芝スタートではない唯一のコースです。最初のコーナーまでおよそ440mと序盤のポジションの距離があるため、ポジション取りはしやすい方のコースで、逃げ・先行有利。
代替開催や条件変更があったレースも含めて東京ダート1400mで施行されたことのある主なレースは、根岸ステークス(G3)、霜月ステークス、欅ステークス、ペルセウスステークス、グリーンチャンネルカップ、バレンタインステークス、銀蹄ステークス、鎌倉ステークス、神無月ステークス、銀嶺ステークス、テレビ静岡賞、立夏ステークス、春望ステークス、麦秋ステークス、BSイレブン賞、ブラジルカップ、薫風ステークス、夏至ステークス、富嶽賞などが挙げられます。 |
東京ダート1600mのコース解説
フェブラリーSに代表されるようにワンターンのダートマイルとして人気が高く、有力馬が集まりやすい条件です。スタート地点は2コーナー奥の芝部分。スタートから最初の150mは芝コースを走ります。内枠と外枠で約30m分の芝を走れる距離が異なります。最後の直線は約501mと日本のダートで最も長いコースとなっております。
代替開催や条件変更があったレースも含めて東京ダート1600mで施行されたことのある主なレースは、フェブラリーステークス(G1)、武蔵野ステークス(G3)、ユニコーンステークス(G3)、オアシスステークス、サウジアラビアロイヤルカップ、ヒヤシンスステークス、アハルテケステークス、青竜ステークス、カトレアステークス、白嶺ステークス、錦秋ステークス、薫風ステークス、秋嶺ステークス、麦秋ステークス、夏至ステークス、立夏ステークス、春光ステークス、甲州街道ステークス、神無月ステークス、BSイレブン賞などが挙げられます。 |
東京ダート2100mのコース解説
以前はジャパンCダートで使われていたコースですが、近年では重賞開催には使われていないコースです。スタート地点はスタンド前中間点。最初の1コーナーまでおよそ240mと序盤のポジション取りはかなり厳しめ。その影響からか、基本的には前有利ですが、逃げ馬が他のコースと比べると少し数値を落としています。
代替開催や条件変更があったレースも含めて東京ダート2100mで施行されたことのある主なレースは、ジャパンカップダート(G1)、ブリリアントステークス、ブラジルカップ、スレイプニルステークス、丹沢ステークス、金蹄ステークス、赤富士ステークス、晩秋ステークス、春光ステークス、銀蹄ステークス、伊勢崎特別、是政特別、八王子特別、甲斐路特別、昇仙峡特別、赤富士特別などが挙げられます。 |
東京競馬場で行われる主な重賞・リステッド一覧
東京競馬場の馬券(配当)の特徴
種別 | 東京競馬場 | 全競馬場 |
単勝 | 1,023円 | 1,023円 |
馬連 | 5,732円 | 5,736円 |
馬単 | 11,447円 | 11,408円 |
3連複 | 21,985円 | 22,471円 |
3連単 | 146,747円 | 139,904円 |
東京競馬場の平均配当の傾向を全競馬場と比べてみると、試行回数が多く分母の多くを占めていることもあり、全競馬場とそこまで差がないですね。
東京競馬場の芝コースの平均配当
種別 | 東京/芝 | 全競馬場/芝 |
単勝 | 990円 | 1,023円 |
馬連 | 5,101円 | 5,759円 |
馬単 | 10,308円 | 11,454円 |
3連複 | 17,786円 | 22,423円 |
3連単 | 114,778円 | 139,840円 |
東京競馬場の芝コースの配当傾向は紛れが少ないコースということもあり、他のコースと比べて順当傾向と言えます。
東京競馬場のダートコースの平均配当
種別 | 東京/ダ | 全競馬場/ダ |
単勝 | 1,054円 | 1,023円 |
馬連 | 6,383円 | 5,736円 |
馬単 | 12,551円 | 11,408円 |
3連複 | 26,055円 | 22,471円 |
3連単 | 177,741円 | 139,905円 |
東京競馬場のダートの配当傾向です。3連系はやや波乱傾向になっています。長い直線を利して紐が紛れやすいという傾向です。
【荒れる競馬場ランキング】一番荒れる馬券が出るのはどの競馬場?どの距離?(競馬場別の平均配当)(参考)東京競馬場のご当地馬主
馬主はそれぞれ所属する馬主協会というものがあります。各競馬場ごとに馬主協会が存在し、一般的に地元の競馬場に所属します。人間心理として地元では恥ずかしい競馬はしてほしくないと願うはずで、競馬場の開催替わりや開催最終週はご当地馬主の所有馬はコンディションがいいはずですので参考にしてみてはいかがでしょうか。