POGの参加方法とPOGの指名に役立つデータ集

競馬には馬券を楽しむ以外にも、いろいろな楽しみ方があります。その一つがPOG(ペーパーオーナーズゲーム)です。

実際に馬主になってみたい。でも経費や収入の面からできない人の方が多いですよね。そんな人たちが馬主気分を味わいながら楽しめるゲームです。

このページでは、POGについて1から解説するとともに、既にPOG上級者の方の指名馬選択に役立つデータをご紹介していきます。

上級者でデータだけ見たい方はこちらのリンクをクリックしてください。

POGとは?POGの意味とは?

POGとは、「Paper Owner Game(ペーパー・オーナー・ゲーム)」の略称で、その頭文字をとってPOG(ピーオージー)と略して読みます。

ゲームの内容は開催場所により異なりますが、一番多いのは「デビュー前の2歳馬を馬主になったつもりで指名して、日本ダービーまでの活躍度を競う」というルールが一般的で、「デビューする2歳馬を馬主になったつもりで応援する」という楽しみ方ができるので、競馬ファンに人気のゲームです。

【POGの語源】
日本語訳で「紙面の馬主のゲーム」と訳せます。理由は諸説ありますが、このゲームの始まりが競馬記者の間で流行ったという起源であったり、競馬雑誌などでPOGの募集がされていることなどから、このようなネーミングとなったようです。

POGのやり方・参加方法

POGをやってみたいという方向けにPOGのやり方・参加方法を解説します。

一般的にPOGは日本ダービーの翌週から開催されます。それまでにどのPOGに参加するかを決めなければなりません。

【POGの参加方法①】競馬雑誌が主宰するPOGに参加する

4月から5月ぐらいの競馬雑誌に、POGの募集が掲載されます。有名どころでいくと「優駿」「サラブレ」といった競馬雑誌です。雑誌によってルールや募集期間が異なりますので、事前に内容を確認し応募するしましょう。

メリット手軽に始められ、入賞した場合に景品が当たる可能性がある
デメリットほぼ無し(強いて言えば参加人数が多く入賞が難しい)

【POGの参加方法②】競馬専門誌や競馬系webサイトが主宰するPOGに参加する

4月から5月ぐらいに競馬の有名なサイト等で、POGの募集が掲載されます。有名どころでいくと「JRA-VAN」「日刊競馬」などでしょうか。

メリット手軽に始められ、入賞した場合に景品が当たる可能性がある
デメリットほぼ無し(強いて言えば参加人数が多く入賞が難しい)

【POGの参加方法③】個人で主催しているグループに参加する

POGは雑誌やweb以外に個人でPOGを主催している人がいます。そう言った人がブログやtwitterで参加者を募集することがありますので、そこに参加してみるのも一つの手です。

メリット競馬ファンの間で、勝った・負けたなどの感情を共有できる
デメリットなかなか、最初の敷居が高い

【POGの参加方法④】自分でPOG主催する

最後はPOGを自分で主催することです。馬券仲間と一緒にやってみたり、家族や友人とやってみるなどです。

メリットルールや仲間を自分で決められる
デメリット仲間が集まらない可能性がある
管理が大変

POGでの「馬の選び方」

参加する方法が決まったら、次に馬を選ぶ必要があります。(これをPOG界隈では「指名」と言います。)

選ぶ頭数はルールによりますが、5~20頭の間ぐらいが一般的です。しかし、日本で生産される馬は年間で約7,000頭もいて選ぶのは簡単ではありません。

またゲームのルールの多くが「日本ダービーまでの活躍具合を競う」というものですので、馬を選んだ上でダービーまでに活躍してもらう必要があります。しかし、デビュー前の2歳馬の情報は競馬サイトを見ても血統ぐらいしか記載がありません。(ほぼ情報がありません)

では、そんな中でどのように馬を選ぶのか?活躍までは保証できませんが、選び方について一般的な方法をいくつかの手法をご紹介します。

【POGの馬の選び方①】POGの専門本を買う・読む

POGはプレイヤーが多いこともあって、専門の書籍が発売されています(例年4~5月)。その書籍にはデビュー前の2歳馬の関係者のインタビューや育成状況などが掲載されていますので、それをヒントに選ぶことができます。

【POGの馬の選び方②】調教や一口馬主の情報から選ぶ

デビュー前の馬の能力を唯一測れる可能性があるのが「調教」です。これは参加するPOGのルールによりますが、デビュー直前まで指名が可能なルールの場合は当週までの調教過程を確認して指名することができます。

また一口馬主(クラブ馬)の場合は、直前の育成過程も会員向けに開示されていますので、そう言った情報から判断することもできます(会員のみに開示されているクラブと、誰でも閲覧できるクラブがあります)

【POGの馬の選び方③】厩舎・馬主・牧場から選ぶ

競馬には、年間の成績を競う「リーディング」というものがあります。厩舎・牧場・馬主などが年間の獲得賞金や勝利数でランキングされております。当然、勝負の世界ですので上位の成績を残している厩舎にいい馬を預けたいというのは自然の流れですので、優秀な厩舎へ入厩予定の馬を選ぶと確率は上がりますね。

同じように成績の良い馬主は、賞金を得ていますのでいい馬を仕入れやすいですし、いい成績を残している牧場は賞金を元に牧場が良くなるための再投資が可能ですので、こう言った人たちの中から選んだ方が同じく確率は上がりますね。

【POGの馬の選び方④】好きな馬から選ぶ

最後はロマンです。応援していた馬の子供から選ぶという方法です。これは応援をするときにより力も入りますのでおすすめです。

POGの指名に役立つデータまとめ。

POGの指名馬選びに役に立つデータについては、以下の記事などでまとめておりますので、ご活用ください。