どうも、スダケイバtwitterです。
2021年11月27日にジャパンカップ(ジャパンC)が開催されます。このページではジャパンカップの傾向について、過去のデータから予想の根拠となるポイントを分析していきます。
※データについてはJRAが発表する主催者情報を元に個人で独自に統計データとして集計し引用しております。馬券購入は利用者様ご自身の自己責任でお願いいたします。免責事項はこちら |
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【2022年】ジャパンカップの概要と馬券のポイント
名称 | ジャパンカップ(じゃぱんかっぷ) |
格付け | GI |
コース | 東京 芝2400m |
条件 | サラ系3歳上(国際)(特指)・定量戦 |
賞金 | 1着 40,000万円 |
ジャパンカップは東京芝2400mで行われる重賞(GI)です。海外からの招待馬を招くレースで近年参加は目立ちませんが、海外馬と日本馬の比較が必要なレースです。
ジャパンカップの馬券のポイント(買いデータ・消しデータ)
- 頭の上位人気の信頼度は高い
- 厳しいラップになりやすい
- 内枠が有利
ジャパンカップのコース解説
東京芝2400mのスタート地点はスタンド前中間点。最初のコーナーまでおよそ350mと序盤のポジション取りは東京芝コースとしてはやや厳しめ。コースをほぼ1周する形態となっています。コース的にはやや前有利ですが、差し・追込み馬の勝率・連対率・複勝率も他のコースより高く出ています。
【2022年】ジャパンカップの配当傾向
券種 | 2021年 | 2020年 | 2019年 |
単勝 | 160円 | 220円 | 510円 |
馬連 | 530円 | 330円 | 2,900円 |
馬単 | 670円 | 610円 | 4,810円 |
3連複 | 510円 | 300円 | 2,900円 |
3連単 | 1,780円 | 1,340円 | 19,850円 |
このレースは上位人気馬の信頼度は高いレースです。レベルも非常に高いためあまり荒れるというのは想像しにくいレースです。
【2022年】ジャパンカップの過去10年の勝馬(結果)
年 | 勝馬 | 馬齢 | タイム |
2021 | コントレイル | 牡4 | 2:24.7 |
2020 | アーモンドアイ | 牝5 | 2:23.0 |
2019 | スワーヴリチャード | 牡5 | 2:25.9 |
2018 | アーモンドアイ | 牝3 | 2:20.6 |
2017 | シュヴァルグラン | 牡5 | 2:33.7 |
2016 | キタサンブラック | 牡4 | 2:25.8 |
2015 | ショウナンパンドラ | 牝4 | 2:24.7 |
2014 | エピファネイア | 牡4 | 2:23.1 |
2013 | ジェンティルドンナ | 牝4 | 2:26.1 |
2012 | ジェンティルドンナ | 牝4 | 2:23.1 |
過去10年の勝ち馬です。牝馬の勝ち馬が目立ちます。5頭が1着になりましたがアーモンドアイとジェンティルドンナで稼いでいる部分もありますので特殊例とも言えるかもしれません。
ジャパンカップ・過去20年・過去30年の勝馬(結果)
ジャパンカップの過去20年、30年の勝馬を確認したい場合は以下を開いてください。
年 | 勝馬 | 馬齢 | タイム | 騎手 |
2021 | コントレイル | 牡4 | 2:24.7 | 福永祐一 |
2020 | アーモンドアイ | 牝5 | 2:23.0 | Cルメール |
2019 | スワーヴリチャード | 牡5 | 2:25.9 | Oマーフィー |
2018 | アーモンドアイ | 牝3 | 2:20.6 | Cルメール |
2017 | シュヴァルグラン | 牡5 | 2:33.7 | Hボウマン |
2016 | キタサンブラック | 牡4 | 2:25.8 | 武豊 |
2015 | ショウナンパンドラ | 牝4 | 2:24.7 | 池添謙一 |
2014 | エピファネイア | 牡4 | 2:23.1 | Cスミヨン |
2013 | ジェンティルドンナ | 牝4 | 2:26.1 | Rムーア |
2012 | ジェンティルドンナ | 牡4 | 2:23.1 | 岩田康誠 |
2011 | ブエナビスタ | 牝4 | 2:24.2 | 池添謙一 |
2010 | ローズキングダム | 牡3 | 2:25.2 | 武豊 |
2009 | ウオッカ | 牝4 | 2:22.4 | Cルメール |
2008 | スクリーンヒーロー | 牡4 | 2:25.5 | Mデムーロ |
2007 | アドマイヤムーン | 牡4 | 2:24.7 | 岩田康誠 |
2006 | ディープインパクト | 牡4 | 2:25.1 | 武豊 |
2005 | アルカセット | 牡4 | 2:22.1 | Lデットーリ |
2004 | ゼンノロブロイ | 牡4 | 2:24.2 | Oペリエ |
2003 | タップダンスシチー | 牡6 | 2:28.7 | 佐藤哲三 |
2002 | ファルブラヴ | 牡4 | 2:12.1 | Lデットーリ |
2001 | ジャングルポケット | 牡3 | 2:23.8 | Oペリエ |
2000 | テイエムオペラオー | 牡4 | 2:26.8 | 和田竜二 |
1999 | スペシャルウィーク | 牡4 | 2:25.5 | 武豊 |
1998 | エルコンドルパサー | 牡3 | 2:25.9 | 蛯名正義 |
1997 | ピルサドスキー | 牡5 | 2:25.8 | Mキネーン |
1996 | シングスピール | 牡5 | 2:23.8 | Lデットーリ |
1995 | ランド | 牡5 | 2:24.6 | Mロバーツ |
1994 | マーベラスクラウン | セ4 | 2:23.8 | 南井克巳 |
1993 | レガシーワールド | セ4 | 2:24.4 | 河内洋 |
1992 | トウカイテイオー | 牡4 | 2:24.6 | 岡部幸雄 |
1991 | ゴールデンフェザント | 牡5 | 2:24.7 | Gスティーヴンス |
1990 | ベタールースンアップ | セ5 | 2:23.2 | Mクラーク |
1989 | ホーリックス | 牝6 | 2:22.2 | Lオサリバン |
1988 | ペイザバトラー | 牡4 | 2:25.5 | Cマッキャロン |
1987 | ルグロリュー | 牡3 | 2:24.9 | Aルクー |
1986 | ジュピターアイランド | 牡7 | 2:25.0 | Pエデリー |
1985 | シンボリルドルフ | 牡4 | 2:28.8 | 岡部幸雄 |
1984 | カツラギエース | 牡4 | 2:26.3 | 西浦勝一 |
【2022年】ジャパンカップの人気別勝率・連対率・複勝率
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 5-1-2-2 | 50% | 60% | 80% |
2番人気 | 0-2-4-4 | 0% | 20% | 60% |
3番人気 | 2-2-1-5 | 20% | 40% | 50% |
ジャパンカップの過去10年の上位人気の人気別勝率・連対率・複勝率です。勝ち馬は10年で見ると1~3番人気で7頭、残り3頭も5番人気以内というのがポイント。まずは上位人気から検討するレースです。
【2022年】ジャパンカップの過去の馬齢別の勝率・連対率・複勝率
馬齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 2-4-2-13 | 10% | 29% | 38% |
4歳 | 5-3-3-36 | 11% | 17% | 23% |
5歳 | 3-3-4-40 | 6% | 12% | 20% |
6歳 | 0-0-0-27 | 0% | 0% | 0% |
7歳 | 0-0-1-12 | 0% | 0% | 8% |
8歳 | 0-0-0-8 | 0% | 0% | 0% |
9歳~ | 0-0-0-0 | 0% | 0% | 0% |
馬齢別で見ると高齢馬に厳しいレースです。7歳の2頭もGI馬で展開に恵まれてのものですので、基本は若い馬を狙いましょう。特に近年は斤量面で有利な3歳馬の活躍が目立ちます。
古馬(特に牡馬)で活躍している馬は天皇賞・春や菊花賞など消耗戦になりやすいレースで結果を出している馬が馬券になっております。一方で3歳馬や牝馬は軽い斤量を活かしたスピード型の方が結果を残しています。
【2022年】ジャパンカップの枠順別の勝率・連対率・複勝率
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 4-3-1-9 | 24% | 41% | 47% |
2枠 | 2-0-3-14 | 11% | 11% | 26% |
3枠 | 1-1-2-16 | 5% | 10% | 20% |
4枠 | 1-2-0-17 | 5% | 15% | 15% |
5枠 | 0-2-0-18 | 0% | 10% | 10% |
6枠 | 0-1-0-19 | 0% | 5% | 5% |
7枠 | 1-0-3-19 | 4% | 4% | 17% |
8枠 | 1-1-1-24 | 4% | 7% | 11% |
枠順別のデータで見ると1枠は有利。同じコースのダービーでも同じように言われますが、ジャパンカップはダービーほど人気に反映されにくいのがポイント。
【2022年】ジャパンカップで馬券になった馬の前走
前走 | 馬券内の頭数 |
天皇賞・秋 | 15頭 |
秋華賞 | 4頭 |
京都大賞典 | 3頭 |
海外 | 2頭 |
神戸新聞杯 | 2頭 |
アルゼンチン共和国杯 | 2頭 |
エリザベス女王杯 | 1頭 |
菊花賞 | 1頭 |
過去10年で馬券内に入った馬の前走を調べて見ました。やはり一番多いのは前走・天皇賞秋組。
・前走が天皇賞秋の組は前走の着順は問わない
・前走が凱旋門賞などの海外組も前走の着順は問わない
・近年好調3歳牝馬は秋華賞連対が必要
・古馬牝馬の場合はGI級のパフォーマンスが必要
ポイントは上記のようなポイントです。まず天皇賞・秋と前走海外組は着順不問です。前走のパフォーマンスに囚われず、ここで通用するかを見極めましょう。牝馬は3歳の場合はクラシック級の能力が必要です、前走秋華賞組でここで連対した馬は、秋華賞でも連対していました。古馬牝馬の場合は、前走負けていてもGI級の馬でしたら巻き返し可能です。
【2022年】ジャパンカップのラップ傾向
ハロン | タイム |
1F | 12.9秒 |
2F | 11.1秒 |
3F | 12.2秒 |
4F | 12.2秒 |
5F | 12.0秒 |
6F | 12.2秒 |
7F | 12.2秒 |
8F | 12.0秒 |
9F | 11.9秒 |
10F | 11.6秒 |
11F | 11.7秒 |
12F | 12.0秒 |
ジャパンカップのラップ傾向です。実は同じコースのダービーよりもテンの2Fは少し遅いくらいなのですが、その後のラップは全て11秒台〜12秒前半。力のない馬は回ってくるだけで大きく負けてしまうレースです。この厳しいラップこそが人気馬の頭の信頼度が高い理由かもしれません。
【2022年】ジャパンカップの血統・種牡馬の傾向
年 | 着 | 父 | 母父 |
2021 | 1着 | ディープインパクト | Unbridled’s Song |
2着 | オルフェーヴル | シンボリクリスエス | |
3着 | ディープインパクト | Essence of Dubai | |
2020 | 1着 | ロードカナロア | サンデーサイレンス |
2着 | ディープインパクト | Unbridled’s Song | |
3着 | エピファネイア | キングカメハメハ | |
2019 | 1着 | ハーツクライ | Unbridled’s Song |
2着 | ディープインパクト | ScatDaddy | |
3着 | ディープインパクト | キングカメハメハ |
過去3年で馬券内に入った馬の血統です。ディープインパクト・キングカメハメハ系・Unbridled’s Songあたりを抑えたいレースです。ハーツクライ・ジャングルポケット・ルーラーシップなどトニービン内包(古くは東京といえばトニービンでしたね)の馬の活躍も目に付きます。
【2022年】ジャパンカップの馬券傾向まとめ



