どうも、スダケイバです。
東京芝1600mの傾向と特徴について、データを元に分析していきますので馬券検討にお役立ていただければと思います。
※データについてはJRAが発表する主催者情報を元に個人で独自に統計データとして集計し引用しております。馬券購入は利用者様ご自身の自己責任でお願いいたします。免責事項はこちら |
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【東京競馬場】芝1600mのコース概要
直線 | 高低差 |
525.9m | 2.7m |
コース | フルゲート | 一周距離 | 幅 |
A | 18頭 | 2,083.1m | 31~41m |
B | 18頭 | 2,101.9m | 28~38m |
C | 18頭 | 2,120.8m | 25~35m |
D | 16頭 | 2,139.6m | 22~32m |
スタート地点は向こう正面の右奥地点。3コーナーまで542mあり序盤のポジション取りはしやすいコースです。3コーナー手前から緩やかな上り坂で、4コーナーにかけて少し下り坂。最後の直線は途中から高低差2.1mの緩やかな上り坂。
最後の直線は約525mと日本で2番目に長い直線です。水捌けが良いコースとされ、雨の後は内外のバイアスが出やすいコースです。
※直線距離はAコース時
東京芝1600mのコース解説
東京芝1600mは、安田記念などをはじめとする主要のマイル戦で使われているコースです。また近年は新馬をデビューさせる舞台として注目されています。関係者に人気のコースで、下級条件でも開催の多いコースです。東京コースはアップダウンこそありますが、共通して言えるのは一定以上の上がりの脚が重要ということです。
東京競馬場のご当地馬主
馬主はそれぞれ所属する馬主協会というものがあります。各競馬場ごとに馬主協会が存在し、一般的に地元の競馬場に所属します。人間心理として地元では恥ずかしい競馬はしてほしくないと願うはずで、競馬場の開催替わりや開催最終週はご当地馬主の所有馬はコンディションがいいはずですので参考にしてみてはいかがでしょうか。
東京芝1600mで行われる重賞レース一覧
・安田記念
・ヴィクトリアマイル
・NHKマイルカップ
・富士ステークス
・アルテミスステークス
・サウジアラビアロイヤルカップ
・クイーンカップ
・東京新聞杯
東京芝1600m脚質傾向データ
脚質 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 11% | 24% | 36% |
先行 | 11% | 21% | 30% |
差し | 7% | 14% | 22% |
追込 | 3% | 7% | 11% |
東京芝1600mはやや前有利です。逃げ馬・先行馬が序盤にポジションを取りがしやすいコースであることや大箱のコースでコーナー部分のラップが落ちます。ただし、他の競馬場の芝コースと比べて差し・追込み馬が馬券に絡んでいるケースは相対的に高くなっております。
東京芝1600m人気別傾向データ
人気 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 33% | 54% | 66% |
2番人気 | 22% | 45% | 59% |
3番人気 | 13% | 31% | 45% |
4番人気 | 12% | 20% | 34% |
5番人気 | 7% | 15% | 28% |
6~10番人気 | 2% | 6% | 11% |
11~18番人気 | 1% | 2% | 4% |
人気順については、上位人気が力を発揮しやすいコースということもあり上位人気がそれなりに活躍しています。まずは上位人気から検討して良いでしょう。
東京芝1600m枠順傾向データ
枠順 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 8% | 14% | 22% |
2枠 | 7% | 13% | 19% |
3枠 | 7% | 15% | 20% |
4枠 | 5% | 13% | 19% |
5枠 | 7% | 15% | 21% |
6枠 | 7% | 16% | 22% |
7枠 | 8% | 14% | 22% |
8枠 | 8% | 15% | 25% |
枠順別のデータです。基本的に内外の有利不利は少ないコースです。データだけ見ると外枠の方がやや高い値が出ております。
東京芝1600m性別成績傾向データ
性別 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
牡馬 | 7% | 14% | 21% |
牝馬 | 6% | 14% | 20% |
性別傾向データです。やや牡馬の方が高い値が出ておりますが大きな差ではありません。この程度の差は人気にも織り込まれておりますので牡馬牝馬はあまり気にする必要ないと思います。
東京芝1600m所属厩舎別傾向データ
所属 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
美浦 | 7% | 14% | 21% |
栗東 | 9% | 17% | 25% |
美浦・栗東の所属別の傾向データです。栗東の方がかなり高い数字になっています。ブロック制などの影響もあり、関西馬の参戦数は少ないのですが値は素晴らしいですね。
東京芝1600m騎手傾向データ
騎手 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
C.ルメール | 27% | 47% | 62% |
戸崎圭太 | 14% | 24% | 38% |
横山武史 | 11% | 24% | 33% |
田辺裕信 | 11% | 21% | 35% |
D.レーン | 28% | 45% | 53% |
川田将雅 | 21% | 34% | 47% |
M.デムーロ | 11% | 21% | 26% |
菅原明良 | 10% | 15% | 22% |
吉田豊 | 8% | 14% | 21% |
大野拓弥 | 6% | 11% | 14% |
東京芝1600mの勝利数が多い騎手一覧です。ルメール騎手が安定の好成績。デムーロ騎手も高くなっています。短期免許の外国人の数値も高く出るコースです。
東京芝1600m血統傾向データ
種牡馬 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
ディープインパクト | 17% | 24% | 31% |
ロードカナロア | 10% | 23% | 31% |
エピファネイア | 14% | 23% | 31% |
ドゥラメンテ | 13% | 24% | 33% |
モーリス | 9% | 20% | 30% |
キズナ | 10% | 24% | 30% |
ルーラーシップ | 7% | 13% | 22% |
キタサンブラック | 19% | 32% | 38% |
スクリーンヒーロー | 8% | 21% | 35% |
ハーツクライ | 7% | 18% | 30% |
東京芝1600mで勝ち星が多い種牡馬です。ディープインパクト御用達コースです。ロードカナロア・キングカメハメハ・ルーラーシップ・ドゥラメンテなどのキンカメ系も良いですね。
東京芝1600m父系統別傾向
系統 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
サンデー系 | 8% | 15% | 22% |
ノーザンD系 | 7% | 13% | 19% |
ミスプロ系 | 7% | 14% | 21% |
ロベルト系 | 7% | 16% | 23% |
その他系 | 5% | 12% | 17% |
大系統で見ると意外とロベルト系の値が良いです。個別の種牡馬ではまだ出てきていない傾向かなと思います。
東京芝1600mラップ傾向データ(平均タイム)
クラス | 前3F | 中盤 | 後3F | タイム |
新馬 | 37.0 | 24.7 | 35.0 | 1:36.7 |
未勝利 | 36.0 | 24.6 | 34.5 | 1:35.1 |
2歳OP・重賞 | 36.0 | 24.8 | 34.6 | 1:35.4 |
1勝クラス | 35.4 | 24.3 | 34.8 | 1:34.5 |
2勝クラス | 35.7 | 23.9 | 34.4 | 1:34.0 |
準OP・重賞 | 35.4 | 23.7 | 34.3 | 1:33.4 |
重賞 | 34.2 | 23.4 | 34.9 | 1:32.5 |
クラス別のラップの傾向です。前半はそこまでペースが上がらず後傾ラップ。中盤から最後まで速いスピードで進む傾向にあります。イメージとしては溜めて切れる馬を選びたくなりますが、ラップだけ見ると一定のラップを刻めるタイプが有利です。
東京芝1600m傾向データまとめ
最初のコーナーまでの距離が長く有力馬が力を発揮しやすいコースで多くの重賞が組まれています。序盤のポジション争いではそこまでペースが上がりませんので速い末脚は必要。ただラップを見ると後半に一定水準以上の時計を継続して刻むので持続的な末脚の方を使えるタイプが向くコースです。枠はフラットですが数値は外枠有利。
東京競馬場
芝1400m 芝1600m 芝1800m 芝2000m 芝2300m 芝2400m 芝2500m 芝3400m
ダート1300m ダート1400m ダート1600m ダート2100m
ダート2400m
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