【2024年】ニュージーランドトロフィーの過去傾向データと馬券予想

ニュージーランドトロフィーの馬券予想の根拠データと分析(過去10年の傾向と対策)

どうも、スダケイバです。

2024年4月にニュージーランドトロフィーが開催されます。このページではニュージーランドトロフィーの傾向について、過去のデータから予想の根拠となるポイントを分析していきます。

※データについてはJRAが発表する主催者情報を元に個人で独自に統計データとして集計し引用しております。馬券購入は利用者様ご自身の自己責任でお願いいたします。免責事項はこちら

【2024年】ニュージーランドトロフィーの概要と馬券のポイント

【中山】芝1600コースイメージ

名称ニュージーランドトロフィー(ニュージーランドT/NZT/にゅーじーらんどとろふぃー)
格付けGII
コース中山 芝1600m
条件サラ系3歳(国際)(特指)・馬齢
賞金1着 5,400万円

ニュージーランドトロフィーは中山芝1600mで行われるGIIの重賞競走です。NHKマイルのステップレースの一つとして最近は出走馬のレベルが高いレースです。春のマイル路線のGIを目指す馬の力試しのレースとして位置付けられています。賞金も高いのでここ数年はノーザンファームの使い分け対象のレースにもなっているように見えます。

また、クラシックをギリギリまで狙っていた馬と、早くから短距離〜マイル路線を選択していた馬が当たるレースです。

ニュージーランドトロフィーの馬券のポイント(買いデータ・消しデータ)

  • 上位人気の信頼度は低い
  • 内枠優勢
  • ラップは持続ラップで進む

ニュージーランドトロフィーのコース解説

中山芝1600mのスタート地点は1コーナー左奥のポケット地点。スタート後にすぐにコーナーに差し掛かりますので、外枠の先行馬は内に急に切れ込むようにポジションを取ることになります。一般的には外枠不利と言われますが、近年は騎手側もそれを織り込んだ位置取りをしており、以前よりも枠の有利・不利は是正されてきております。

中山芝1600mの詳細データはこちら

ニュージーランドトロフィーの過去10年の勝馬(結果)

勝馬(優勝馬)馬齢タイム
2023エエヤン牡31:33.7
2022ジャングロ牡31:33.5
2021バスラットレオン牡31:33.1
2020ルフトシュトローム牡31:33.0
2019ワイドファラオ牡31:34.2
2018カツジ牡31:34.2
2017ジョーストリクトリ牡31:36.0
2016ダンツプリウス牡31:33.9
2015ヤマカツエース牡31:34.8
2014ショウナンアチーヴ牡31:33.3

ニュージーランドトロフィー過去10年の勝ち馬です。タイムは1分34秒位で見ておけばいいでしょう。そこまで時計は速くなりませんので絶対的なスピードが必要というレースではありません。

ニュージーランドトロフィーの歴代の勝ち馬一覧

ニュージーランドトロフィーの歴代の勝ち馬については以下のタブ内に一覧でまとめています。過去20年、過去30年、歴代と勝ち馬から傾向を確認したい場合は、以下のタブを開いて確認できます。

第1回1983年5月28日 東京 芝1600mアップセッター(牡3) 1:37.0
岡部幸雄/田中和夫/ホースマン
第2回1984年5月26日 東京 芝1600mニッポースワロー(牡3) 1:37.8
蛯名信広/久保田金造/山石祐一
第3回1985年5月25日 東京 芝1600mマルヨプラード(牡3) 1:38.6
作田誠二/武宏平/野村春行
第4回1986年5月24日 東京 芝1600mニッポーテイオー(牡3) 1:36.8
郷原洋行/久保田金造/山石祐一
第5回1987年6月7日 東京 芝1600mユーワジェームス(牡3) 1:35.2
安田富男/新関力/(株)ユーワ
第6回1988年6月5日 東京 芝1600mオグリキャップ(牡3) 1:34.0
河内洋/瀬戸口勉/佐橋五十雄
第7回1989年6月4日 東京 芝1600mアクアビット(牡3) 1:35.1
柴田政人/嶋田功/那須野牧場
第8回1990年6月3日 東京 芝1600mミュージックタイム(牡3) 1:34.9
岡部幸雄/松山康久/吉田善哉
第9回1991年6月2日 東京 芝1600mヴァイスシーダー(牡3) 1:35.3
柴田善臣/増本豊/杉浦秀雄
第10回1992年6月7日 東京 芝1600mシンコウラブリイ(牝3) 1:34.9
岡部幸雄/藤沢和雄/安田修
第11回1993年6月6日 東京 芝1600mトーヨーリファール(牡3) 1:34.6
松永昌博/松永善晴/(有)トーヨークラブ
第12回1994年6月5日 東京 芝1600mヒシアマゾン(牝3) 1:35.8
中舘英二/中野隆良/阿部雅一郎
第13回1995年6月4日 東京 芝1600mシェイクハンド(牝3) 1:35.3
芹沢純一/沖芳夫/マエコウファーム(有)
第14回1996年4月20日 東京 芝1400mファビラスラフイン(牝3) 1:22.4
藤田伸二/長浜博之/吉田和子
第15回1997年4月20日 東京 芝1400mシーキングザパール(牝3) 1:21.1
武豊/森秀行/植中倫子
第16回1998年4月26日 東京 芝1400mエルコンドルパサー(牡3) 1:22.2
的場均/二ノ宮敬宇/渡邊隆
第17回1999年4月25日 東京 芝1400mザカリヤ(牡3) 1:23.4
的場均/二ノ宮敬宇/伊達秀和
第18回2000年4月8日 中山 芝1600mエイシンプレストン(牡3) 1:34.4
福永祐一/北橋修二/平井豊光
第19回2001年4月7日 中山 芝1600mキタサンチャンネル(牡3) 1:35.7
高橋亮/橋口弘次郎/(有)大野商事
第20回2002年4月6日 中山 芝1600mタイキリオン(牡3) 1:32.1
柴田善臣/田中清隆/(有)大樹ファーム
第21回2003年4月12日 中山 芝1600mエイシンツルギザン(牡3) 1:34.6
横山典弘/藤原英昭/平井豊光
第22回2004年4月10日 中山 芝1600mシーキングザダイヤ(牡3) 1:33.5
武豊/森秀行/青山洋一
第23回2005年4月9日 中山 芝1600mマイネルハーティー(牡3) 1:33.4
内田博幸/中村均/(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第24回2006年4月8日 中山 芝1600mマイネルスケルツィ(牡3) 1:33.5
柴田善臣/稲葉隆一/(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第25回2007年4月7日 中山 芝1600mトーホウレーサー(牡3) 1:33.9
後藤浩輝/川村禎彦/東豊物産(株)
第26回2008年4月12日 中山 芝1600mサトノプログレス(牡3) 1:35.0
横山典弘/国枝栄/里見治
第27回2009年4月11日 中山 芝1600mサンカルロ(牡3) 1:33.8
吉田豊/大久保洋吉/(有)社台レースホース
第28回2010年4月10日 中山 芝1600mサンライズプリンス(牡3) 1:32.9
横山典弘/音無秀孝/松岡隆雄
第29回2011年4月9日 阪神 芝1600mエイシンオスマン(牡3) 1:34.5
幸英明/松永昌博/平井豊光
第30回2012年4月7日 中山 芝1600mカレンブラックヒル(牡3) 1:33.2
秋山真一郎/平田修/鈴木隆司
第31回2013年4月6日 中山 芝1600mエーシントップ(牡3) 1:34.8
内田博幸/西園正都/(株)栄進堂
第32回2014年4月12日 中山 芝1600mショウナンアチーヴ(牡3) 1:33.3
後藤浩輝/国枝栄/国本哲秀
第33回2015年4月11日 中山 芝1600mヤマカツエース(牡3) 1:34.8
池添謙一/池添兼雄/山田和夫
第34回2016年4月9日 中山 芝1600mダンツプリウス(牡3) 1:33.9
丸山元気/山内研二/山元哲二
第35回2017年4月8日 中山 芝1600mジョーストリクトリ(牡3) 1:36.0
A.シュタルケ/清水久詞/上田けい子
第36回2018年4月7日 中山 芝1600mカツジ(牡3) 1:34.2
松山弘平/池添兼雄/(株)カナヤマホールディングス
第37回2019年4月6日 中山 芝1600mワイドファラオ(牡3) 1:34.2
内田博幸/角居勝彦/幅田昌伸
第38回2020年4月11日 中山 芝1600mルフトシュトローム(牡3) 1:33.0
石橋脩/堀宣行/(有)サンデーレーシング
第39回2021年4月10日 中山 芝1600mバスラットレオン(牡3) 1:33.1
藤岡佑介/矢作芳人/広尾レース(株)
第40回2022年4月9日 中山 芝1600mジャングロ(牡3) 1:33.5
武豊/森秀行/藤田晋
第51回2023年4月8日 中山 芝1600mエエヤン(牡3) 1:33.7
M.デムーロ/伊藤大士/(株)ニッシンホールディングス

※2000年以前のデータはwikipediaより引用

ニュージーランドトロフィーの過去10年の人気馬の勝率・連対率・複勝率

人気成績勝率連対率複勝率
1番人気1-3-0-610%40%40%
2番人気5-0-2-350%50%70%
3番人気1-2-0-710%30%30%

ニュージーランドトロフィーの過去10年の上位人気の人気別勝率・連対率・複勝率です。2番人気の馬券内の信頼度が高いですが、総じて人気馬が良いとは言えないレースです。基本的に人気薄が紛れてくるレースと考えておいた方がいいでしょう。

ニュージーランドトロフィーの配当傾向

単勝3連複3連単
2023520円20,460円88,850円
2022700円2,950円16,090円
2021320円8,190円26,790円
2020460円8,880円34,500円
20191,080円4,540円29,230円
2018400円6,780円27,070円
20175,110円49,810円496,220円
2016550円195,280円1,051,270円
20151530円3,340円29,660円
2014310円7,100円25,680円
平均1,098円30,733円182,536円

10年で見ると特に3連系はやや波乱傾向と言っていいでしょう。

中山競馬場の配当傾向

ニュージーランドトロフィーが行われる中山競馬場は過去の配当傾向を見ると他の競馬場より「やや荒れやすい」競馬場です。競馬場毎に距離別・馬券別の平均配当を別記事でまとめておりますので、参考になればと思います。

▶︎競馬場別の平均配当を見る

ニュージーランドトロフィーの過去10年の馬齢別の勝率・連対率・複勝率

馬齢成績勝率連対率複勝率
3歳0-0-0-00%0%0%

3歳の世代限定戦のため、馬齢別データはありません。

ニュージーランドトロフィーの枠順別の勝率・連対率・複勝率

枠番成績勝率連対率複勝率
1枠1-1-1-136%13%19%
2枠 0-2-2-150%11%21%
3枠 5-0-2-1226%26%37%
4枠 1-1-0-175%11%11%
5枠 0-2-0-170%11%11%
6枠 2-0-2-1610%10%20%
7枠 1-1-0-185%10%10%
8枠 0-3-3-140%15%30%

枠順別のデータを見ると馬券内で考えると10年で1~4枠の内枠が19頭、5~8枠の外枠が11頭と顕著に有利です。まずは内枠から馬券検討を開始しましょう。

ニュージーランドトロフィーで馬券になった馬の前走

前走馬券内の頭数
1勝クラス8頭
ファルコンS7頭
弥生賞2頭
アーリントンC2頭
京成杯2頭
チューリップ賞1頭
新馬・未勝利1頭
フラワーS1頭
きさらぎ賞1頭
共同通信杯1頭
アネモネS1頭
マーガレットS1頭
シンザン記念1頭
クイーンC1頭

過去10年で馬券内に入った馬の前走を調べてみました。かなり多岐に渡っているのであまり気にする必要はない印象です。やや新馬・未勝利の臨戦過程は難しい印象です。

・前走の距離がマイル以外の場合、前走の着順は問わない
・前走2桁着順からの巻き返しは稀

ポイントは上記のようなポイントです。まず前提としてクラシックをギリギリまで狙っていた馬と早くから短距離マイル路線を選択していた馬が当たるレースです。そのため、短距離〜マイル以外からの参戦馬も多いレースです。

レーティング等を考慮した一般論として、クラシック路線組の方がレベルが高くなりやすいのでクラシック路線からの転戦組は前走の着順が悪くてもこのレースで巻き返しが可能です。

主要POG本の発売日まとめと比較【随時更新】POG本の発売日まとめと特徴比較(2024-2025)

ニュージーランドトロフィー好走馬の道中の位置取り

1着2着3着
2023・④②③・⑨⑩⑧・⑥⑥④
2022・①①①・⑤⑤⑦・⑤④④
2021・①①①・⑥⑦⑤・③②②
2020・⑪⑫⑩・⑬⑨⑦・⑪⑫⑩
2019・①①①・②③④・⑭⑪⑪
2018・⑬⑭⑩・⑧⑧⑤・⑧⑤⑤
2017・⑤⑤④・①①①・②②②
2016・⑧⑤③・⑪⑬⑮・⑨⑨⑧
2015・⑨⑨⑧・⑯⑯⑯・⑬⑪⑩
2014・⑫⑪⑧・⑩⑦⑦・②③③

近年の好走馬の位置取りです。かなり極端な傾向になっていますね。道中が2桁馬順ばかりで決まる年もあれば逃げ馬が残るケースもあります。特に逃げ馬については事前にハナに立つ馬が明確な場合は押さえておきたい印象です。

ニュージーランドトロフィーのラップ傾向

ハロンタイム
1F12.4秒
2F11.2秒
3F11.5秒
4F11.9秒
5F11.9秒
6F11.8秒
7F11.7秒
8F11.7秒

ニュージーランドトロフィーのラップ傾向です。テンからやや下るということもあり、序盤のラップが上がる傾向です。その後コーナーでラップが落ちますがそれでも12秒前半と早い時計で進みます。

コーナーから直線では坂までは加速ラップで行きますが坂で最後は横ばい〜やや止まるという傾向です。

ニュージーランドトロフィーの血統・種牡馬の傾向

2023年
1着シルバーステート (ディープインパクト系)
母父ティンバーカントリー (Mr. Prospector系)
2着ロードカナロア (キングカメハメハ系)
母父ファルブラヴ (Northern Dancer系)
3着ドゥラメンテ (キングカメハメハ系)
母父Reckless Abandon (Danzig系)
2022年
1着More Than Ready (Halo系)
母父Broad Brush (Himyar系)
2着ダイワメジャー (サンデーサイレンス系)
母父キングカメハメハ (キングカメハメハ系)
3着ハービンジャー (Danzig系)
母父スペシャルウィーク (サンデーサイレンス系)
2021年
1着キズナ (ディープインパクト系)
母父New Approach (Sadler’s Wells系)
2着ロードカナロア (キングカメハメハ系)
母父アドマイヤべガ (サンデーサイレンス系)
3着エピファネイア (シンボリクリスエス系)
母父フジキセキ (サンデーサイレンス系)

ニュージーランドトロフィーの近3年の傾向です。ディープインパクト内包が目につきます。父ディープは数年しか使えないデータかもしれませんが見つけたら狙いましょう。続いてケアすべきはキングカメハメハ系。やや広いですがケアしましょう。もしかしたらロードカナロアが今後優勢になる可能性がありますね。

【2024年】ニュージーランドトロフィーの馬券傾向まとめ

  • 人気傾向
    人気薄
    1
    2
    3
    4
    5
    人気馬
  • 枠順傾向
    内枠
    1
    2
    3
    4
    5
    外枠
  • 血統傾向
    弱い
    1
    2
    3
    4
    5
    強い
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