どうも、スダケイバです。
2024年10月22日に菊花賞(きっかしょう)が開催されます。このページでは菊花賞の傾向について、過去のデータから予想の根拠となるポイントを分析していきます。
※データについてはJRAが発表する主催者情報を元に個人で独自に統計データとして集計し引用しております。馬券購入は利用者様ご自身の自己責任でお願いいたします。免責事項はこちら |
タップできる目次
【2024年】菊花賞の概要と馬券のポイント
名称 | 菊花賞(きっかしょう) |
格付け | GI |
コース | 京都 芝3000m |
条件 | サラ系3歳(国際)(特指)・馬齢戦 |
賞金 | 1着 15,000万円 |
菊花賞は京都芝3000mで行われるGIIの重賞競走です。京都競馬場の改修に伴いまして2020年と2021年は阪神3000mに開催が変更となっておりしたので注意が必要です。
菊花賞の馬券のポイント(買いデータ・消しデータ)
- 1番人気が強い
- 内枠優勢
- ディープインパクト優勢だがコース替りで?
菊花賞のコース解説
京都芝3000mのスタート地点は向こう向こう正面の3コーナー付近。スタートしてから3コーナーまでおよそ200mしかなく、序盤のポジション取りはかなり厳しめ。スタート後3コーナーまで上り坂で、その後は直線あたりまで下り坂。コースを1周半回るレイアウトとなっています。
最後の直線は平坦で、約403mとなっております。
菊花賞の過去10年の勝馬(結果)
年 | 勝馬(優勝馬) | 馬齢 | タイム |
2023 | ドゥレッツァ | 牡3 | 3:03.1 |
2022 | アスクビクターモア | 牡3 | 3:02.4 |
2021 | タイトルホルダー | 牡3 | 3:04.6 |
2020 | コントレイル | 牡3 | 3:05.5 |
2019 | ワールドプレミア | 牡3 | 3:06.0 |
2018 | フィエールマン | 牡3 | 3:06.1 |
2017 | キセキ | 牡3 | 3:18.9 |
2016 | サトノダイヤモンド | 牡3 | 3:03.3 |
2015 | キタサンブラック | 牡3 | 3:03.9 |
2014 | トーホウジャッカル | 牡3 | 3:01.0 |
過去10年で勝ちタイムにここまで差が出るGIは珍しい。馬場悪化や道中のペースに差が生まれやすいことも一因だが、3000mとなると3歳のこの時期では全馬が未経験。長距離の巧拙がいきなり出るレースということもあるか。
菊花賞の歴代の勝ち馬一覧
菊花賞の歴代の勝ち馬については以下のタブ内に一覧でまとめています。過去20年、過去30年、歴代と勝ち馬から傾向を確認したい場合は、以下のタブを開いて確認できます。
第1回 | 1938年12月11日 京都 芝3000m | テツモン(牡3) 3:16.0 伊藤正四郎/尾形藤吉/松山陸郎 |
---|---|---|
第2回 | 1939年10月29日 京都 芝3000m | マルタケ(牡3) 3:22.0 清水茂次/清水茂次/榎壽逸 |
第3回 | 1940年11月3日 京都 芝3000m | テツザクラ(牡3) 3:17.6 伊藤勝吉/伊藤勝吉/三宅孝之介 |
第4回 | 1941年10月26日 京都 芝3000m | セントライト(牡3) 3:22.6 小西喜蔵/田中和一郎/加藤雄策 |
第5回 | 1942年11月8日 京都 芝3000m | ハヤタケ(牡3) 3:16.6 佐藤勇/岩井健吉/伊藤祐之 |
第6回 | 1943年11月14日 京都 芝3000m | クリフジ(牝3) 3:19.6 前田長吉/尾形藤吉/栗林友二 |
第7回 | 1946年12月1日 京都 芝3000m | アヅマライ(牡3) 3:26.8 武田文吾/高橋直三/熊谷新太郎 |
第8回 | 1947年10月19日 京都 芝3000m | ブラウニー(牝3) 3:16.0 土門健司/武輔彦/仙石襄 |
第9回 | 1948年11月23日 京都 芝3000m | ニユーフオード(牡3) 3:13.6 武田文吾/小川佐助/吉木三郎 |
第10回 | 1949年11月3日 京都 芝3000m | トサミドリ(牡3) 3:14.6 浅野武志/望月与一郎/斎藤健二郎 |
第11回 | 1950年10月29日 京都 芝3000m | ハイレコード(牡3) 3:09.2 浅見国一/武田文吾/山田常太郎 |
第12回 | 1951年11月3日 京都 芝3000m | トラツクオー(牡3) 3:11.2 小林稔/久保田金造/岩本政一 |
第13回 | 1952年11月23日 京都 芝3000m | セントオー(牡3) 3:10.2 梅内慶蔵/新堂捨蔵/三木福一 |
第14回 | 1953年11月23日 京都 芝3000m | ハクリヨウ(牡3) 3:09.2 保田隆芳/尾形藤吉/西博 |
第15回 | 1954年11月23日 京都 芝3000m | ダイナナホウシユウ(牡3) 3:09.2 上田三千夫/上田武司/上田清次郎 |
第16回 | 1955年11月23日 京都 芝3000m | メイヂヒカリ(牡3) 3:09.2 蛯名武五郎/藤本冨良/新田新作 |
第17回 | 1956年11月18日 京都 芝3000m | キタノオー(牡3) 3:09.6 勝尾竹男/久保田金造/田中留治 |
第18回 | 1957年11月17日 京都 芝3000m | ラプソデー(牡3) 3:16.0 矢倉義勇/小西喜蔵/椎野浅五郎 |
第19回 | 1958年11月16日 京都 芝3000m | コマヒカリ(牡3) 3:10.0 浅見国一/橋本輝雄/鈴木一平 |
第20回 | 1959年11月15日 京都 芝3000m | ハククラマ(牡3) 3:07.7 保田隆芳/尾形藤吉/西博 |
第21回 | 1960年11月13日 京都 芝3000m | キタノオーザ(牡3) 3:15.1 伊藤竹男/久保田金造/田中清司 |
第22回 | 1961年11月19日 京都 芝3000m | アズマテンラン(牡3) 3:15.4 野平好男/二本柳俊夫/堀平四郎 |
第23回 | 1962年11月25日 京都 芝3000m | ヒロキミ(牡3) 3:10.7 高松三太/二本柳俊夫/相馬恵胤 |
第24回 | 1963年11月17日 京都 芝3000m | グレートヨルカ(牡3) 3:09.5 保田隆芳/尾形藤吉/小野晃 |
第25回 | 1964年11月15日 京都 芝3000m | シンザン(牡3) 3:13.8 栗田勝/武田文吾/橋元幸吉 |
第26回 | 1965年11月14日 京都 芝3000m | ダイコーター(牡3) 3:13.4 栗田勝/上田武司/上田清次郎 |
第27回 | 1966年11月13日 京都 芝3000m | ナスノコトブキ(牡3) 3:08.5 森安弘明/稲葉秀男/那須野牧場 |
第28回 | 1967年11月12日 京都 芝3000m | ニツトエイト(牡3) 3:14.5 伊藤竹男/矢倉玉男/太田和芳郎 |
第29回 | 1968年11月17日 京都 芝3000m | アサカオー(牡3) 3:09.0 加賀武見/中村広/浅香源二 |
第30回 | 1969年11月16日 京都 芝3000m | アカネテンリュウ(牡3) 3:15.3 丸目敏栄/橋本輝雄/関野栄一 |
第31回 | 1970年11月15日 京都 芝3000m | ダテテンリュウ(牡3) 3:10.4 宇田明彦/星川泉士/浅野千恵子 |
第32回 | 1971年11月14日 京都 芝3000m | ニホンピロムーテー(牡3) 3:13.6 福永洋一/服部正利/小林保 |
第33回 | 1972年11月12日 京都 芝3000m | イシノヒカル(牡3) 3:11.6 増沢末夫/浅野武志/石嶋清仁 |
第34回 | 1973年11月11日 京都 芝3000m | タケホープ(牡3) 3:14.2 武邦彦/稲葉幸夫/近藤たけ |
第35回 | 1974年11月10日 京都 芝3000m | キタノカチドキ(牡3) 3:11.9 武邦彦/服部正利/初田豊 |
第36回 | 1975年11月9日 京都 芝3000m | コクサイプリンス(牡3) 3:11.1 中島啓之/稗田敏男/芦部煕仁 |
第37回 | 1976年11月14日 京都 芝3000m | グリーングラス(牡3) 3:09.9 安田富男/中野隆良/半沢吉四郎 |
第38回 | 1977年11月13日 京都 芝3000m | プレストウコウ(牡3) 3:07.6 郷原洋行/加藤朝治郎/渡辺喜八郎 |
第39回 | 1978年11月12日 京都 芝3000m | インターグシケン(牡3) 3:06.2 武邦彦/日迫良一/松岡正雄 |
第40回 | 1979年11月11日 阪神 芝3000m | ハシハーミット(牡3) 3:07.5 河内洋/内藤繁春/(株)シンザンクラブ |
第41回 | 1980年11月9日 京都 芝3000m | ノースガスト(牡3) 3:06.1 田島良保/二分久男/鈴木忠男 |
第42回 | 1981年11月8日 京都 芝3000m | ミナガワマンナ(牡3) 3:07.1 菅原泰夫/仲住芳雄/寺内倉蔵 |
第43回 | 1982年11月14日 京都 芝3000m | ホリスキー(牡3) 3:05.4 菅原泰夫/本郷重彦/堀川三之助 |
第44回 | 1983年11月13日 京都 芝3000m | ミスターシービー(牡3) 3:08.1 吉永正人/松山康久/千明牧場 |
第45回 | 1984年11月11日 京都 芝3000m | シンボリルドルフ(牡3) 3:06.8 岡部幸雄/野平祐二/シンボリ牧場 |
第46回 | 1985年11月10日 京都 芝3000m | ミホシンザン(牡3) 3:08.1 柴田政人/田中朋次郎/堤勘時 |
第47回 | 1986年11月9日 京都 芝3000m | メジロデュレン(牡3) 3:09.2 村本善之/池江泰郎/(株)メジロ商事 |
第48回 | 1987年11月8日 京都 芝3000m | サクラスターオー(牡3) 3:08.0 東信二/平井雄二/(株)さくらコマース |
第49回 | 1988年11月6日 京都 芝3000m | スーパークリーク(牡3) 3:07.3 武豊/伊藤修司/木倉誠 |
第50回 | 1989年11月5日 京都 芝3000m | バンブービギン(牡3) 3:07.7 南井克巳/布施正/竹田辰一 |
第51回 | 1990年11月4日 京都 芝3000m | メジロマックイーン(牡3) 3:06.2 内田浩一/池江泰郎/(株)メジロ商事 |
第52回 | 1991年11月3日 京都 芝3000m | レオダーバン(牡3) 3:09.5 岡部幸雄/奥平真治/田中竜雨 |
第53回 | 1992年11月8日 京都 芝3000m | ライスシャワー(牡3) 3:05.0 的場均/飯塚好次/栗林英雄 |
第54回 | 1993年11月7日 京都 芝3000m | ビワハヤヒデ(牡3) 3:04.7 岡部幸雄/浜田光正/(有)ビワ |
第55回 | 1994年11月6日 京都 芝3000m | ナリタブライアン(牡3) 3:04.6 南井克巳/大久保正陽/山路秀則 |
第56回 | 1995年11月5日 京都 芝3000m | マヤノトップガン(牡3) 3:04.4 田原成貴/坂口正大/田所祐 |
第57回 | 1996年11月3日 京都 芝3000m | ダンスインザダーク(牡3) 3:05.1 武豊/橋口弘次郎/(有)社台レースホース |
第58回 | 1997年11月2日 京都 芝3000m | マチカネフクキタル(牡3) 3:07.7 南井克巳/二分久男/細川益男 |
第59回 | 1998年11月8日 京都 芝3000m | セイウンスカイ(牡3) 3:03.2 横山典弘/保田一隆/西山正行 |
第60回 | 1999年11月7日 京都 芝3000m | ナリタトップロード(牡3) 3:07.6 渡辺薫彦/沖芳夫/山路秀則 |
第61回 | 2000年10月22日 京都 芝3000m | エアシャカール(牡3) 3:04.7 武豊/森秀行/(株)ラッキーフィールド |
第62回 | 2001年10月21日 京都 芝3000m | マンハッタンカフェ(牡3) 3:07.2 蛯名正義/小島太/西川清 |
第63回 | 2002年10月20日 京都 芝3000m | ヒシミラクル(牡3) 3:05.9 角田晃一/佐山優/阿部雅一郎 |
第64回 | 2003年10月26日 京都 芝3000m | ザッツザプレンティ(牡3) 3:04.8 安藤勝己/橋口弘次郎/(有)社台レースホース |
第65回 | 2004年10月24日 京都 芝3000m | デルタブルース(牡3) 3:05.7 岩田康誠/角居勝彦/(有)サンデーレーシング |
第66回 | 2005年10月23日 京都 芝3000m | ディープインパクト(牡3) 3:04.6 武豊/池江泰郎/(株)金子真人ホールディングス |
第67回 | 2006年10月22日 京都 芝3000m | ソングオブウインド(牡3) 3:02.7 武幸四郎/浅見秀一/(有)社台レースホース |
第68回 | 2007年10月21日 京都 芝3000m | アサクサキングス(牡3) 3:05.1 四位洋文/大久保龍志/田原慶子 |
第69回 | 2008年10月26日 京都 芝3000m | オウケンブルースリ(牡3) 3:05.7 内田博幸/音無秀孝/福井明 |
第70回 | 2009年10月25日 京都 芝3000m | スリーロールス(牡3) 3:03.5 浜中俊/武宏平/(株)永井商事 |
第71回 | 2010年10月24日 京都 芝3000m | ビッグウィーク(牡3) 3:06.1 川田将雅/長浜博之/谷水雄三 |
第72回 | 2011年10月23日 京都 芝3000m | オルフェーヴル(牡3) 3:02.8 池添謙一/池江泰寿/(有)サンデーレーシング |
第73回 | 2012年10月21日 京都 芝3000m | ゴールドシップ(牡3) 3:02.9 内田博幸/須貝尚介/小林英一 |
第74回 | 2013年10月20日 京都 芝3000m | エピファネイア(牡3) 3:05.2 福永祐一/角居勝彦/(有)キャロットファーム |
第75回 | 2014年10月26日 京都 芝3000m | トーホウジャッカル(牡3) 3:01.0 酒井学/谷潔/(株)東豊物産 |
第76回 | 2015年10月25日 京都 芝3000m | キタサンブラック(牡3) 3:03.9 北村宏司/清水久詞/(有)大野商事 |
第77回 | 2016年10月23日 京都 芝3000m | サトノダイヤモンド(牡3) 3:03.3 C.ルメール/池江泰寿/里見治 |
第78回 | 2017年10月22日 京都 芝3000m | キセキ(牡3) 3:18.9 M.デムーロ/角居勝彦/石川達絵 |
第79回 | 2018年10月21日 京都 芝3000m | フィエールマン(牡3) 3:06.1 C.ルメール/手塚貴久/(有)サンデーレーシング |
第80回 | 2019年10月20日 京都 芝3000m | ワールドプレミア(牡3) 3:06.0 武豊/友道康夫/大塚亮一 |
第81回 | 2020年10月25日 京都 芝3000m | コントレイル(牡3) 3:05.5 福永祐一/矢作芳人/前田晋二 |
第82回 | 2021年10月24日 阪神 芝3000m | タイトルホルダー(牡3) 3:04.6 横山武史/栗田徹/山田弘 |
第83回 | 2022年10月23日 阪神 芝3000m | アスクビクターモア(牡3) 3:02.4 田辺裕信/田村康仁/廣崎利洋HD(株) |
第84回 | 2023年10月20日 京都 芝3000m | ドゥレッツァ(牡3) 3:03.1 C.ルメール/尾関知人/(有)キャロットファーム |
※2000年以前のデータはwikipediaより引用
菊花賞の人気別勝率・連対率・複勝率
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 3-0-3-4 | 30% | 30% | 60% |
2番人気 | 1-3-0-6 | 10% | 40% | 40% |
3番人気 | 2-1-0-7 | 20% | 30% | 30% |
菊花賞の過去10年の上位人気の人気別勝率・連対率・複勝率です。1番人気が勝率5割と高い勝率を誇っていますので3連複や3連単の相手としては外しにくいです。
一方で2~3番人気は平均程度ということで、人気薄の台頭を期待してもいいレースです。
菊花賞の配当傾向
年 | 単勝 | 3連複 | 3連単 |
2023 | 730円 | 1,570円 | 12,380円 |
2022 | 410円 | 6,440円 | 30,010円 |
2021 | 800円 | 14,610円 | 79,560円 |
2020 | 110円 | 3,810円 | 8,740円 |
2019 | 650円 | 3,070円 | 23,510円 |
2018 | 1,450円 | 16,710円 | 100,590円 |
2017 | 450円 | 136,350円 | 559,700円 |
2016 | 230円 | 17,550円 | 69,380円 |
2015 | 1,340円 | 4,640円 | 38,880円 |
2014 | 690円 | 13,340円 | 59,220円 |
平均 | 681円 | 24,058円 | 107,732円 |
10年で見ると3連単は頭数は考えると難しい傾向と言えます。馬券の組み合わせが難しく、上位人気の信頼度は高いとまでは言えないので、紐も含め難解だったりします。
京都競馬場の配当傾向
菊花賞が行われる京都競馬場は過去の配当傾向を見ると他の競馬場より「やや荒れにくい」競馬場です。競馬場毎に距離別・馬券別の平均配当を別記事でまとめておりますので、参考になればと思います。
菊花賞の過去の馬齢別の勝率・連対率・複勝率
馬齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 0-0-0-0 | 0% | 0% | 0% |
馬齢別は世代限定戦のためありません。
菊花賞の枠順別の勝率・連対率・複勝率
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 1-0-0-19 | 5% | 5% | 5% |
2枠 | 4-3-0-13 | 20% | 35% | 35% |
3枠 | 1-0-0-19 | 5% | 5% | 5% |
4枠 | 0-1-1-18 | 0% | 5% | 10% |
5枠 | 0-2-2-16 | 0% | 10% | 20% |
6枠 | 1-2-1-16 | 5% | 15% | 20% |
7枠 | 3-1-3-22 | 10% | 14% | 24% |
8枠 | 1-1-2-26 | 3% | 7% | 13% |
枠順別のデータで見るとインコースはやはり有利です。長距離を走るということでコーナーのたびにロスが生じる外枠よりは内枠の方を狙うべきでしょう。
菊花賞で馬券になった馬の前走
前走 | 馬券内の頭数 |
神戸新聞杯 | 12頭 |
セントライト記念 | 9頭 |
2勝クラス | 5頭 |
3勝クラス | 1頭 |
東京優駿 | 1頭 |
札幌記念 | 1頭 |
ラジオNIKKEI賞 | 1頭 |
過去10年で馬券内に入った馬の前走を調べて見ました。神戸新聞杯組にかなり顕著な数字が出ていますが、次点でセントライト記念組と順当にトライアル経由の馬が馬券になっています。合わせて古馬とのレースで勝ち上がってきた馬は特注です。
・トライアルで特徴を出して好走
・ただしトライアル勝ちから菊を連勝できる馬は結構な名馬レベルのみ
・古馬とのレースで好成績を残している
菊花賞好走馬の道中の位置取り
年 | 1着 | 2着 | 3着 |
2023 | ①①③② | ⑨⑪⑨⑧ | ⑪⑫⑫⑧ |
2022 | ②②②① | ⑫⑬⑩④ | ⑧⑥⑥④ |
2021 | ①①①① | ⑪⑪⑩⑨ | ⑥⑥⑥⑥ |
2020 | ⑦⑦⑤④ | ⑦⑦⑦④ | ⑭⑮⑮⑭ |
2019 | ⑦⑥⑧⑥ | ⑩⑪⑫⑦ | ④④④④ |
2018 | ⑦⑦⑤⑥ | ⑩⑨⑧⑥ | ⑨⑨⑩⑩ |
2017 | ⑭⑭⑫⑦ | ⑪⑪⑦② | ⑨⑦⑦③ |
2016 | ⑧⑧⑨⑤ | ⑭⑭⑯⑫ | ③③⑤⑤ |
2015 | ⑤⑤⑩⑧ | ⑦⑧⑦⑦ | ②②④③ |
2014 | ⑤⑤⑤② | ⑩⑩⑧④ | ⑤⑤⑦⑥ |
近年の好走馬の位置取りについては、ハナに立つタイプの逃げ馬は少し嫌な印象です。また先行馬も良くない水準と言っていいでしょう。このあたりは適正の差がモロに出ている印象です。
菊花賞のラップ傾向
ハロン | タイム |
1F | 12.8秒 |
2F | 11.7秒 |
3F | 11.8秒 |
4F | 12.5秒 |
5F | 12.4秒 |
6F | 12.5秒 |
7F | 13.2秒 |
8F | 13.2秒 |
9F | 12.6秒 |
10F | 12.5秒 |
11F | 12.4秒 |
12F | 12.0秒 |
13F | 11.9秒 |
14F | 11.7秒 |
15F | 12.2秒 |
菊花賞のラップ傾向です。前半1000m・中盤1000m・後半1000mで1秒以上乱高下します。特に後半1000mを速く走れるタイプがいいでしょう。
菊花賞の血統・種牡馬の傾向
2023年 | ||
1着 | 父 | ドゥラメンテ (キングカメハメハ系) |
母父 | More Than Ready (Halo系) | |
2着 | 父 | サトノクラウン (Northern Dancer系) |
母父 | マンハッタンカフェ (サンデーサイレンス系) | |
3着 | 父 | キタサンブラック (サンデーサイレンス系) |
母父 | Motivator (Sadler’s Wells系) | |
2022年 | ||
1着 | 父 | ディープインパクト (ディープインパクト系) |
母父 | Rainbow Quest (Red God系) | |
2着 | 父 | スクリーンヒーロー (グラスワンダー系) |
母父 | Layman (Sunday Silence系) | |
3着 | 父 | ディープインパクト (ディープインパクト系) |
母父 | Royal Anthem (Nureyev系) | |
2021年 | ||
1着 | 父 | ドゥラメンテ (キングカメハメハ系) |
母父 | Motivator (Sadler’s Wells系) | |
2着 | 父 | エピファネイア (シンボリクリスエス系) |
母父 | ディープインパクト (ディープインパクト系) | |
3着 | 父 | エピファネイア (シンボリクリスエス系) |
母父 | ディープインパクト (ディープインパクト系) |
過去10年で馬券内に入った馬の血統です。コースが変わっていますが、赤文字で示したディープインパクトはコース問わずと言うことで、まず注目したいところです。またエピファネイアは産駒の傾向から中長距離でより強いのでこのレース向きです。