どうも、スダケイバです。
2025年1月に京成杯が開催されます。このページでは京成杯の傾向について、過去のデータから予想の根拠となるポイントを分析していきます。
※データについてはJRAが発表する主催者情報を元に個人で独自に統計データとして集計し引用しております。馬券購入は利用者様ご自身の自己責任でお願いいたします。免責事項はこちら |
タップできる目次
【2025年】京成杯の概要と馬券のポイント
名称 | 京成杯(けいせいはい) |
格付け | GIII(G3) |
コース | 中山 芝2000m |
条件 | サラ系3歳(国際)(特指)・馬齢戦 |
賞金 | 1着 4,000万円 |
京成杯は芝2000mで行われる3歳限定のGIIIです。年明け・中距離の3歳混合重賞ということで、年末年始を挟んだ各馬のコンディションを見極めるのが重要なレースです。一方で勝ち馬からあまり出世馬が出ていないのも気になるポイントです。
京成杯の馬券のポイント(買いデータ・消しデータ)
- 上位人気の信頼度は低い。波乱決着の警戒を
- 逃げ馬には厳しいラップになりやすいレース。
- 父サンデー・ディープ系は不振のレースか
京成杯のコース解説
中山芝2000mはスタート直後に坂があり、コースを1周回る設計で名物の急坂(高低差2.2m)を2回上る。1~2コーナーは上り坂になっており、平坦の向こう正面を走った後、3~4コーナーからは緩い下坂になっています。
最後の直線は約310mと中央開催としてはかなり短く設計されております。
京成杯の過去10年の勝馬(結果)
年 | 勝馬(優勝馬) | 馬齢 | タイム |
2024 | ダノンデザイル | 牡3 | 2:00.5 |
2023 | ソールオリエンス | 牡3 | 2:02.2 |
2022 | オニャンコポン | 牡3 | 2:01.3 |
2021 | グラティアス | 牡3 | 2:03.1 |
2020 | クリスタルブラック | 牡3 | 2:02.2 |
2019 | ラストドラフト | 牡3 | 2:01.2 |
2018 | ジェネラーレウーノ | 牡3 | 2:01.2 |
2017 | コマノインパルス | 牡3 | 2:02.5 |
2016 | プロフィット | 牡3 | 2:01.4 |
2015 | ブラックバゴ | 牡3 | 2:02.3 |
京成杯の過去10年の勝ち馬です。タイムはおよそ2分1~2秒で決着するレースです。他の特徴としては牡馬優勢。これはシンザン記念やフェアリーSに有力な牝馬が流れる為かと思います。
京成杯の歴代の勝ち馬一覧
京成杯の過去20年、30年の勝ち馬を確認したい場合は以下を開いてください。
第1回 | 1961年 1月15日 中山 芝1600m | モンテカルロ(牡3) 1:40.6 佐藤征助/秋山史郎/毛利喜八 |
---|---|---|
第2回 | 1962年 1月15日 中山 芝1600m | オーハヤブサ(牝3) 1:39.8 藤本勝彦/藤本冨良/笠木政彦 |
第3回 | 1963年 1月15日 中山 芝1600m | カネノヒカル(牡3) 1:37.5 加賀武見/阿部正太郎/金指吉昭 |
第4回 | 1964年 1月15日 中山 芝1600m | トキノパレード(牡3) 1:40.5 野平好男/田中和夫/井口鈴一 |
第5回 | 1965年 1月15日 中山 芝1600m | メジロマンゲツ(牝3) 1:38.5 加賀武見/阿部正太郎/北野豊吉 |
第6回 | 1966年 3月20日 中山 芝1600m | スピードシンボリ(牡3) 1:40.2 津田昭/野平富久/和田共弘 |
第7回 | 1967年 1月15日 中山 芝1600m | ホウゲツオー(牡3) 1:39.3 加賀武見/山岡寿恵次/嶋津芳三 |
第8回 | 1968年 1月14日 中山 芝1600m | ライトワールド(牡3) 1:39.6 樋口弘/三井末太郎/大久保源吾 |
第9回 | 1969年 1月12日 中山 芝1600m | ギャロップ(牡3) 1:39.2 野平祐二/秋山史郎/榎本信子 |
第10回 | 1970年 1月11日 東京 芝1600m | アローエクスプレス(牡3) 1:37.1 柴田政人/高松三太/伊達秀和 |
第11回 | 1971年 1月15日 東京 芝1600m | ヤシマライデン(牡3) 1:38.1 伊藤正徳/尾形藤吉/小林庄平 |
第12回 | 1972年 3月19日 中山 芝1600m | ヒデハヤテ(牡3) 1:35.8 福永洋一/伊藤修司/伊藤英夫 |
第13回 | 1973年 1月14日 東京 芝1600m | カミノテシオ(牡3) 1:37.2 加賀武見/高橋英夫/保手浜正康 |
第14回 | 1974年 1月13日 東京 芝1600m | ウエスタンダッシュ(牡3) 1:36.9 伊藤正徳/尾形藤吉/西川商事(株) |
第15回 | 1975年 1月12日 東京 芝1600m | テスコガビー(牝3) 1:37.5 菅原泰夫/仲住芳雄/長島忠雄 |
第16回 | 1976年 1月11日 東京 芝1600m | クライムカイザー(牡3) 1:36.4 加賀武見/佐藤嘉秋/(有)三登 |
第17回 | 1977年 1月16日 東京 芝1600m | ヒシスピード(牡3) 1:36.7 小島太/高木嘉夫/阿部雅信 |
第18回 | 1978年 1月15日 東京 芝1600m | タケデン(牡3) 1:37.1 岡部幸雄/元石孝昭/武市伝一 |
第19回 | 1979年 1月14日 東京 芝1600m | ファーストアモン(牡3) 1:37.3 吉永正人/松山吉三郎/菅浦一 |
第20回 | 1980年 1月13日 中山 芝1600m | ハーバーシャレード(牡3) 1:42.1 嶋田功/佐々木亜良/(株)ハーバー |
第21回 | 1981年 1月11日 中山 芝1600m | テンモン(牝3) 1:36.8 嶋田功/稲葉幸夫/原八衛 |
第22回 | 1982年 1月10日 中山 芝1600m | アスワン(牡3) 1:36.7 吉永正人/松山吉三郎/吉田善哉 |
第23回 | 1983年 1月 9日 中山 芝1600m | ブルーダーバン(牡3) 1:37.7 杉浦宏昭/二本柳俊夫/福島徳佑 |
第24回 | 1984年 1月15日 中山 芝1600m | ハツノアモイ(牡3) 1:36.2 菅原泰夫/仲住芳雄/仲川初太郎 |
第25回 | 1985年 1月13日 中山 芝1600m | サクラサニーオー(牡3) 1:35.6 小島太/境勝太郎/(株)さくらコマース |
第26回 | 1986年 1月12日 中山 芝1600m | ダイナフェアリー(牝3) 1:35.1 増沢末夫/鈴木康弘/(有)社台レースホース |
第27回 | 1987年 1月11日 中山 芝1600m | スーパーファントム(牡3) 1:35.7 柴田政人/中村貢/平野井昌弘 |
第28回 | 1988年 1月10日 中山 芝1600m | トウショウマリオ(牡3) 1:35.4 柴田政人/奥平真治/トウショウ産業(株) |
第29回 | 1989年 1月15日 中山 芝1600m | スピークリーズン(牡3) 1:36.3 安田富男/尾形充弘/竹﨑満 |
第30回 | 1990年 1月14日 中山 芝1600m | ノーモアスピーディ(牡3) 1:35.2 安田富男/松山康久/吉田照哉 |
第31回 | 1991年 1月13日 中山 芝1600m | ダイナマイトダディ(牡3) 1:34.8 増沢末夫/鈴木康弘/池谷誠一 |
第32回 | 1992年 1月19日 中山 芝1600m | エーピージェット(牡3) 1:35.2 的場均/元石孝昭/(株)デルマークラブ |
第33回 | 1993年 1月17日 中山 芝1600m | オースミポイント(牡3) 1:35.8 橋本広喜/白井寿昭/山路秀則 |
第34回 | 1994年 1月 9日 中山 芝1600m | ビコーペガサス(牡3) 1:33.9 的場均/柳田次男/(有)レジェンド |
第35回 | 1995年 1月 8日 中山 芝1600m | マイティーフォース(牡3) 1:35.1 松永幹夫/加藤敬二/(株)日本ダイナースクラブ |
第36回 | 1996年 1月 7日 東京 芝1600m | サクラスピードオー(牡3) 1:34.6 小島太/境勝太郎/(株)さくらコマース |
第37回 | 1997年 1月 7日 中山 芝1600m | スピードワールド(牡3) 1:36.3 的場均/小西一男/市川不動産(株) |
第38回 | 1998年 1月11日 中山 芝1600m | マンダリンスター(牡3) 1:36.8 柴田善臣/高市圭二/大川栄一郎 |
第39回 | 1999年 1月17日 中山 芝2000m | オースミブライト(牡3) 2:01.5 蛯名正義/中尾正/山路秀則 |
第40回 | 2000年 1月16日 中山 芝2000m | マイネルビンテージ(牡3) 2:04.0 柴田善臣/佐々木晶三/(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン |
第41回 | 2001年 1月14日 中山 芝2000m | ボーンキング(牡3) 2:03.2 D.ハリソン/松田国英/金子真人 |
第42回 | 2002年 1月13日 東京 芝2000m | ヤマニンセラフィム(牡3) 2:00.4 蛯名正義/浅見秀一/土井肇 ローマンエンパイア(牡3) 2:00.4 武幸四郎/古川平/(有)ターフスポート |
第43回 | 2003年 1月19日 中山 芝2000m | スズカドリーム(牡3) 2:01.7 蛯名正義/橋田満/永井啓弍 |
第44回 | 2004年 1月18日 中山 芝2000m | フォーカルポイント(牡3) 1:59.2 横山典弘/河野通文/(有)社台レースホース |
第45回 | 2005年 1月16日 中山 芝2000m | アドマイヤジャパン(牡3) 2:07.4 横山典弘/松田博資/近藤利一 |
第46回 | 2006年 1月15日 中山 芝2000m | ジャリスコライト(牡3) 2:03.2 北村宏司/藤沢和雄/吉田和美 |
第47回 | 2007年 1月14日 中山 芝2000m | サンツェッペリン(牡3) 2:01.6 松岡正海/斎藤誠/加藤信之 |
第48回 | 2008年 1月20日 中山 芝2000m | マイネルチャールズ(牡3) 2:02.9 松岡正海/稲葉隆一/(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン |
第49回 | 2009年 1月18日 中山 芝2000m | アーリーロブスト(牡3) 2:02.7 福永祐一/本田優/(有)三嶋牧場 |
第50回 | 2010年 1月17日 中山 芝2000m | エイシンフラッシュ(牡3) 2:03.6 横山典弘/藤原英昭/平井豊光 |
第51回 | 2011年 1月16日 中山 芝2000m | フェイトフルウォー(牡3) 2:00.9 田中勝春/伊藤伸一/(有)社台レースホース |
第52回 | 2012年 1月15日 中山 芝2000m | ベストディール(牡3) 2:00.6 蛯名正義/国枝栄/(有)社台レースホース |
第53回 | 2013年 1月21日 中山 芝2000m | フェイムゲーム(牡3) 2:02.3 F.ベリー/宗像義忠/(有)サンデーレーシング |
第54回 | 2014年 1月19日 中山 芝2000m | プレイアンドリアル(牡3) 2:01.1 柴田大知/河津裕昭/岡田繁幸 |
第55回 | 2015年 1月18日 中山 芝2000m | ベルーフ(牡3) 2:02.3 川田将雅/池江泰寿/(有)サンデーレーシング |
第56回 | 2016年 1月17日 中山 芝2000m | プロフェット(牡3) 2:01.4 S.フォーリー/池江泰寿/(有)キャロットファーム |
第57回 | 2017年 1月15日 中山 芝2000m | コマノインパルス(牡3) 2:02.5 田辺裕信/菊川正達/長谷川芳信 |
第58回 | 2018年 1月14日 中山 芝2000m | ジェネラーレウーノ(牡3) 2:01.2 田辺裕信/矢野英一/(株)Gリビエール・レーシング |
第59回 | 2019年 1月14日 中山 芝2000m | ラストドラフト(牡3) 2:01.2 C.ルメール/戸田博文/(有)社台レースホース |
第60回 | 2020年 1月19日 中山 芝2000m | クリスタルブラック(牡3) 2:02.1 吉田豊/高橋文雅/岡田勇 |
第61回 | 2021年 1月17日 中山 芝2000m | グラティアス(牡3) 2:03.1 C.ルメール/加藤征弘/(株)スリーエイチレーシング |
第62回 | 2022年 1月16日 中山 芝2000m | オニャンコポン(牡3) 2:01.3 菅原明良/小島茂之/田原邦男 |
第63回 | 2023年 1月15日 中山 芝2000m | ソールオリエンス(牡3) 2:02.2 横山武史/手塚貴久/(有)社台レースホース |
第64回 | 2023年 1月14日 中山 芝2000m | ダノンデザイル(牡3) 2:00.5 横山典弘/安田翔伍/(株)ダノックス |
※2000年以前のデータはwikipediaより引用
京成杯の過去10年の人気馬の勝率・連対率・複勝率
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 4-2-0-4 | 40% | 60% | 60% |
2番人気 | 0-4-2-4 | 0% | 40% | 60% |
3番人気 | 1-0-1-8 | 10% | 10% | 20% |
京成杯の人気馬の着度数の傾向です。人気馬の信頼度は低く、わざわざ特別な理由がない限り人気馬から選ぶ必要なないかもしれません。例えば2020年も1番人気のスカイグルーヴが2着に破れるなど人気上位馬の取りこぼしの多いレースです。
京成杯の過去10年の人気馬の勝率・連対率・複勝率
年 | 単勝 | 3連複 | 3連単 |
2024 | 1,150円 | 15,150円 | 88,610円 |
2023 | 270円 | 11,010円 | 93,740円 |
2022 | 1,320円 | 56,610円 | 323,010円 |
2021 | 310円 | 3,210円 | 11,750円 |
2020 | 2,090円 | 8,480円 | 66,090円 |
2019 | 510円 | 5,490円 | 22,140円 |
2018 | 350円 | 3,130円 | 12,290円 |
2017 | 380円 | 4,660円 | 23,040円 |
2016 | 1,130円 | 11,280円 | 78,050円 |
2015 | 530円 | 3,700円 | 16,830円 |
平均 | 766円 | 11,952円 | 71,882円 |
京成杯の配当傾向です。単勝こそ大波乱とは言えませんが3連単は全て万馬券。やはり馬券的には難しいレースです。
中山競馬場の配当傾向
京成杯が行われる中山競馬場は過去の配当傾向を見ると他の競馬場より「やや荒れやすい」競馬場です。競馬場毎に距離別・馬券別の平均配当を別記事でまとめておりますので、参考になればと思います。
京成杯の過去10年の馬齢別の勝率・連対率・複勝率
馬齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 0-0-0-0 | 0% | 0% | 0% |
馬齢別では世代限定戦のためありません。
京成杯の枠順別の勝率・連対率・複勝率
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 1-1-2-7 | 9% | 18% | 36% |
2枠 | 0-1-2-13 | 0% | 6% | 19% |
3枠 | 2-2-1-10 | 13% | 27% | 33% |
4枠 | 1-2-1-12 | 6% | 19% | 25% |
5枠 | 2-1-1-15 | 11% | 16% | 21% |
6枠 | 1-1-2-16 | 5% | 10% | 20% |
7枠 | 0-0-1-18 | 0% | 0% | 5% |
8枠 | 3-2-0-16 | 14% | 24% | 24% |
枠順別のデータを見ると特に有利不利は感じないレースです。7枠だけ特に悪く鬼門みたいになっていますが、中山芝2000mのコース的にそのような傾向はありませんのでたまたまかなと。
中山芝2000mの傾向データと特徴[2024年版]京成杯で馬券になった馬の前走
前走 | 馬券内の頭数 |
1勝クラス | 9頭 |
新馬 | 7頭 |
未勝利 | 6頭 |
ホープフルS | 4頭 |
京都2歳S | 1頭 |
京都2歳S | 1頭 |
萩S | 1頭 |
ジュニアカップ | 1頭 |
過去10年で馬券内に入った馬の前走を調べて見ました。一番多いのは前走・新馬組と1勝クラス組です。
・前走がGIの場合、前走の着順は問わない
・前走がOP・GIII組の場合は前走掲示板は欲しい
・前走条件クラスの組は馬券圏内が必要
ポイントは上記のようなポイントです。まず前走GI組は着順不問です。前走のパフォーマンスに囚われず、ここで巻き返しが可能かを見極めましょう。新馬と未勝利を除く前走がGI以外の組は掲示板ぐらいの成績を出していると買いやすいです(ただし、巻き返しがないわけではない)。
京成杯好走馬の道中の位置取り
年 | 1着 | 2着 | 3着 |
2024 | ④⑤⑤⑤ | ⑫⑪⑧⑩ | ②②②② |
2023 | ⑤⑤⑤⑤ | ⑤⑤⑤⑤ | ⑤⑦⑦⑦ |
2022 | ⑥⑥⑩⑩ | ⑬⑬⑥⑤ | ⑬⑬⑪⑩ |
2021 | ③②③② | ①①①① | ⑤⑤⑤⑤ |
2020 | ⑧⑪⑩⑩ | ②②②① | ④④④④ |
2019 | ②②②① | ③③②② | ⑥⑥⑤④ |
2018 | ②②②② | ⑩⑩⑫⑪ | ⑪⑩⑨⑧ |
2017 | ⑫⑫⑩⑦ | ⑩⑩⑪⑪ | ⑩⑩⑪⑪ |
2016 | ④④⑤③ | ④④③③ | ⑭⑬⑬⑬ |
2015 | ⑪⑫⑬⑫ | ⑩⑩⑨⑦ | ⑦⑥⑨⑩ |
近年の好走馬は先行〜差し馬が優勢です。特に先頭に立つタイプの逃げ馬は後述のラップとの関係からかなり厳しい印象です。
京成杯のラップ傾向
ハロン | タイム |
1F | 12.6秒 |
2F | 11.0秒 |
3F | 12.9秒 |
4F | 12.2秒 |
5F | 12.8秒 |
6F | 12.4秒 |
7F | 12.1秒 |
8F | 12.0秒 |
9F | 11.7秒 |
10F | 12.1秒 |
京成杯のラップ傾向です。この時期の3歳馬と言うことで他の中山2000mのラップと違い、中盤が緩み、上がりもかかっています。しかしこれは他のレースと比べた相対的なもので、逃げ馬の馬券絡みは2010年のアドマイヤテンクウが最後と、中間の800mの12秒台連発はこの時期の3歳馬にとっては過酷です。
一方、番手から4角〜直線入り口あたりで逃げ馬を捉えた先行馬は好調。2021年のグラティアス、2020年のスカイグルーヴ、2019年のラストドラフト、2018年のジェネラーレウーノあたりが該当します。
京成杯の血統・種牡馬の傾向
2024年 | ||
1着 | 父 | エピファネイア (シンボリクリスエス系) |
母父 | Congrats (Bold Ruler系) | |
2着 | 父 | スワーヴリチャード (サンデーサイレンス系) |
母父 | ハービンジャー (Danzig系) | |
3着 | 父 | ゴールドシップ (ステイゴールド系) |
母父 | ソングオブウインド (Mr. Prospector系) | |
2023年 | ||
1着 | 父 | キタサンブラック (サンデーサイレンス系) |
母父 | Motivator (Sadler’s Wells系) | |
2着 | 父 | イスラボニータ (サンデーサイレンス系) |
母父 | ディープインパクト (ディープインパクト系) | |
3着 | 父 | ジャスタウェイ (サンデーサイレンス系) |
母父 | メイショウサムソン (Sadler’s Wells系) | |
2022年 | ||
1着 | 父 | エイシンフラッシュ (キングマンボ系) |
母父 | ヴィクトワールピサ (サンデーサイレンス系) | |
2着 | 父 | ハービンジャー (Danzig系) |
母父 | ジャングルポケット (Grey Sovereign系) | |
3着 | 父 | エピファネイア (シンボリクリスエス系) |
母父 | ゼンノロブロイ (サンデーサイレンス系) |
京成杯の近3年の傾向です。近年は馬券内に入る馬は父サンデー・ディープよりもそれ以外の父系が多く占めており、あまり父サンデー・ディープ系が強いレースとは言えません。一方で直仔が減ってきたこともあり、傾向が変わる可能性があります。