画像引用:JRA
小倉競馬場の馬券傾向データを距離別に、血統・枠・騎手・タイム・人気・脚質の視点でまとめています。
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※データについてはJRAが発表する主催者情報を元に個人で独自に統計データとして集計し引用しております。馬券購入は利用者様ご自身の自己責任でお願いいたします。免責事項はこちら |
小倉競馬場のコースの特徴
小倉競馬場はJRAで2番目に小さな競馬場です。右回りを使用。芝コースは全体のコースの小ささと対照的に直線距離は293mとまずまずの長さを有します。
芝コースは1,615.1mで、高低差は3mと高低差があります。最後の直線は平坦のため馬券購入者のイメージと反するかもしれません。また、コース幅が広いためA〜Cコースまでコースが取れますので馬場の痛みは実は他のローカル競馬場よりも平準化されているコースです。
ダートコースは1周距離が1,445.4mで平均よりも小さいコース形態となっており、高低差は2.9mとなっています。
芝 | 全周 1,615.1m | 9位(全10場) |
直線 293.0m | 7位(全10場) | |
高低差 3.0m | 7位(全10場) | |
ダート | 全周 1,445.4m | 9位(全10場) |
直線 291.3m | 8位(全10場) | |
高低差 2.9m | 5位(全10場) |
※Aコース時。芝コースで内・外回りがあるコースについては数字の大きい方を比較対象として利用
ゴール板から2コーナーにかけて緩やかな上りが続きます。2コーナーから向正面はやや平坦で3コーナーにかけてわずかに上ります。この上った分を3コーナーから4コーナーにかけて下るという形態になっております。
この形態は逃げ・先行馬の息が入りやすく下りで加速もついて最後は平坦ということで逃げ先行馬に有利な形態となっておりますが、中長距離だと前半のペースが緩む分、まくりも効果的なコースです。
距離別の詳細傾向はこちら
芝1000m 芝1200m 芝1700m 芝1800m 芝2000m 芝2600m
ダート1000m ダート1700m ダート2400m
他競馬場コースデータはこちら
札幌競馬場 函館競馬場 福島競馬場 新潟競馬場 中山競馬場 東京競馬場 中京競馬場 京都競馬場 阪神競馬場 小倉競馬場 地方競馬場 全競馬場一覧
小倉競馬場の距離別のコース解説
小倉芝1000mのコース解説
使用頻度は高くないコースです。スタート地点は向こう正面の真ん中左寄り。3コーナーまでの距離は280mとやや短め。3~4コーナーはスパイラルカーブで下り坂です。最後の直線は約293mと短く、ほぼ平坦です。
代替開催や条件変更があったレースも含めて小倉芝1000mで施行されたことのある主なレースは特にありません。 |
小倉芝1200mのコース解説
小倉2歳Sや北九州記念が行われる小倉芝1200mは平場での使用頻度も高いコースです。スタート地点は向こう正面2コーナー付近のポケット地点です。3コーナーまでの距離は480mと1200m戦にしては長め。3~4コーナーはスパイラルカーブで下り坂で直線は平坦です。
代替開催や条件変更があったレースも含めて小倉芝1200mで施行されたことのある主なレースは、CBC賞(G2)、北九州記念(G3)、テレビ西日本賞北九州記念(G3)、小倉3歳ステークス(G3)、小倉2歳ステークス(G3)小倉日経オープン、北九州短距離ステークス、アラブスプリントステークス、小倉日経賞、フェニックス賞、ひまわり賞、アラブ3歳特別、九州産3歳特別、佐世保ステークス、やまなみステークス、下関ステークス、テレQ杯、巌流島ステークス、マレーシアカップなどが挙げられます。 |
小倉芝1700mのコース解説
あまり使用されないコースです。小スタート地点はスタンド前の中間点。最初のコーナーまでおよそ172mとかなり短くなっています。1~2コーナーは緩やかな上り坂。
代替開催や条件変更があったレースも含めて小倉芝1700mで施行されたことのある主なレースは、小倉日経賞、小倉日経オープン、サマーステークス、霧島賞、サマーステークス、西梅賞、別府特別、九州スポーツ新聞杯、青島特別、津島特別、都井岬特別、伊万里特別、足立山特別、鹿屋特別、牧園特別、由布院特別、若戸特別、有田特別などが挙げられます。 |
小倉芝1800mのコース解説
重賞の施行はありませんが、平場ではそれなりに使われているコースです。スタート地点はスタンド前の中間点。最初のコーナーまでおよそ272mとかなり短くなっています。1~2コーナーは緩やかな上り坂。3~4コーナーはスパイラルカーブで下り坂です。最後の直線は約293mと短く、ほぼ平坦です。
代替開催や条件変更があったレースも含めて小倉芝1800mで施行されたことのある主なレースは、小倉大賞典(G3)、北九州記念(G3)、中日新聞杯(G3)、小倉日経オープン、ジュンエイ記念、博多ステークス、関門橋ステークス、サマーステークス、虹の松原ステークス、不知火ステークス、壇之浦ステークス、太宰府特別、不知火特別、西梅賞、玄界特別、吉野ヶ里特別、筑後川特別、西部スポニチ賞、西日本スポーツ杯などが挙げられます。 |
小倉芝2000mのコース解説
小倉記念が行われるコースで、平場での使用頻度も高めのコースです。スタート地点は4コーナーのポケット地点。最初のコーナーまでおよそ472mと小回りの競馬場としてはそれなりに距離があります。1~2コーナーは緩やかな上り坂。3~4コーナーはスパイラルカーブで下り坂で、最後はほぼ平坦です。
代替開催や条件変更があったレースも含めて小倉芝2000mで施行されたことのある主なレースは、小倉記念(G3)、中京記念(G3)、中日新聞杯(G3)、愛知杯(G3)、農林水産省賞典小倉記念(G3)、関門橋ステークス、シュンエイ記念、博多ステークス、釜山ステークス、高千穂特別、玄界特別、周防灘特別、壇之浦特別、小倉城特別、和布刈特別、日南特別、九州スポーツ杯、西部日刊スポーツ賞、柳川特別などが挙げられます。 |
小倉芝2600mのコース解説
夏のローカルでよく見かける条件の芝2600m戦。スタート地点は向こう正面半ばよりやや左手。最初の3コーナーまでの距離はおよそ244mと短くなっています。コースを1周半する形態で1~2コーナーは上り坂で3~4コーナーはスパイラルカーブで下り坂です。
代替開催や条件変更があったレースも含めて小倉芝2600mで施行されたことのある主なレースは、皿倉山特別、彦島特別、海の中道特別、名古屋日刊スポーツ杯、壇之浦特別、呼子特別、遠賀川特別、筑前特別、勝山城特別、稲佐山特別、タイランドカップなどが挙げられます。 |
小倉ダート1000mのコース解説
平場でよく施行されている条件で、スタート地点は向こう正面の左手。最初のコーナーまで約365mと平均的な距離は保たれています。3~4コーナーはスパイラルカーブです。
最後の直線は約291mと短く、若干ではありますが上り坂となっています。
代替開催や条件変更があったレースも含めて小倉ダート1000mで施行されたことのある主なレースは、釜山ステークス、西部日刊スポーツ杯、伊万里特別、有田特別などが挙げられます。 |
小倉ダート1700mのコース解説
こちらも平場ではよく施行されている条件です。スタート地点は正面スタンド前の直線入り口付近。最初のコーナーまでおよそ343mと序盤のポジション取りは平均的かやや厳しめ。コースを1周ちょっとする形態となっております。
代替開催や条件変更があったレースも含めて小倉ダート1700mで施行されたことのある主なレースは、プロキオンステークス(G3)、KBC杯、阿蘇ステークス、門司ステークス、西日本スポーツ杯、宮崎ステークス、釜山ステークス、薩摩ステークス、九州スポーツ杯、桜島ステークス、洞海湾ステークス、豊前ステークス、早鞆特別、天草特別、平尾台特別、和布刈特別、桜島特別、響灘特別などが挙げられます。 |
小倉ダート2400mのコース解説
小倉ダート2400mのスタート地点は向こう正面2コーナー付近。最初のコーナーまでおよそ320mと序盤のポジション取りはやや厳しめ。コースを1周半します。コーナー6回のコースで自然とペースが落ちてしまいますが、最後の直線は約291mと短く、道中のポジション取りが重要です。
代替開催や条件変更があったレースも含めて小倉ダート2400mで施行されたことのある主なレースは、背振山特別などが挙げられます。 |
小倉競馬場で行われる主な重賞・リステッド一覧
小倉競馬場の馬券(配当)の特徴
種別 | 小倉競馬場 | 全競馬場 |
単勝 | 1,083円 | 1,023円 |
馬連 | 5,916円 | 5,736円 |
馬単 | 12,363円 | 11,408円 |
3連複 | 26,002円 | 22,471円 |
3連単 | 156,216円 | 139,904円 |
小倉競馬場の平均配当の傾向を全競馬場と比べてみると、全競馬場よりもやや荒れやすい(波乱傾向)と言えます。コース形態的にアップダウンが大きめですので、紛れやすいコースと言えるかもしれません。
小倉競馬場の芝コースの平均配当
種別 | 小倉/芝 | 全競馬場/芝 |
単勝 | 1,123円 | 1,023円 |
馬連 | 6,489円 | 5,759円 |
馬単 | 13,871円 | 11,454円 |
3連複 | 27,038円 | 22,423円 |
3連単 | 164,364円 | 139,840円 |
芝コースの方はやや波乱傾向です。全国の競馬場の平均と比べても波乱といえますので、額面通りには行かない競馬場の一つです。
小倉競馬場のダートコースの平均配当
種別 | 小倉/ダ | 全競馬場/ダ |
単勝 | 1,015円 | 1,023円 |
馬連 | 4,934円 | 5,736円 |
馬単 | 9,776円 | 11,408円 |
3連複 | 24,227円 | 22,471円 |
3連単 | 142,243円 | 139,905円 |
次に見ていくのはダートです。ダートコースの方がやや順当傾向という点は頭に入れておいてもいいかもしれません。全国の競馬場でも珍しいと思います。
【荒れる競馬場ランキング】一番荒れる馬券が出るのはどの競馬場?どの距離?(競馬場別の平均配当)(参考)小倉競馬場のご当地馬主
馬主はそれぞれ所属する馬主協会というものがあります。各競馬場ごとに馬主協会が存在し、一般的に地元の競馬場に所属します。人間心理として地元では恥ずかしい競馬はしてほしくないと願うはずで、競馬場の開催替わりや開催最終週はご当地馬主の所有馬はコンディションがいいはずですので参考にしてみてはいかがでしょうか。