どうも、スダケイバです。
2025年3月に開催される夕刊フジ賞オーシャンステークスのデータについて、予想の根拠とするために見ていきましょう。
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【2025年】オーシャンステークスの概要と馬券のポイント
| 名称 | 夕刊フジ賞オーシャンステークス（オーシャンS/おーしゃんすてーくす） |
| 格付け | GIII |
| コース | 中山 芝1200m |
| 条件 | サラ系4歳以上（国際）（特指）・別定戦 |
| 賞金 | 1着 4,300万円 |
オーシャンステークスは中山芝1200mで行われる別定戦の重賞競走です。あまり春の大舞台に直結はしていませんが、勝ち馬には後に香港スプリントを制したダノンスマッシュがいます。同馬のように上に行くきっかけを掴みたい馬が参戦してくる印象です。
オーシャンステークスの馬券のポイント（買いデータ・消しデータ）
- 上位人気の信頼度は平均的で紐が紛れるレース
- 前傾ラップとなるため、先行馬が崩れる可能性あり
- 重ハンデの馬が台頭。相対的に斤量に恵まれた馬を狙おう
オーシャンステークスのコース解説
中山芝1200mはスタート直後から4コーナーまで約4.4mの下り坂で、3コーナーまでおよそ250m。逃げ先行有利なコースではありますが、序盤のポジション取りはかなり厳しく、オーバーペースのリスクもあります。
最後の直線は名物の急坂があり、コース全体の高低差は5.3mあり最も高低差のあるコースとなっています。
オーシャンステークスの過去10年の勝馬（結果）
| 年 | 勝馬（優勝馬） | 馬齢 | タイム |
| 2024 | トウシンマカオ | 牡5 | 1:08.0 |
| 2023 | ヴェントヴォーチェ | 牡6 | 1:07.4 |
| 2022 | ジャンダルム | 牡7 | 1:07.9 |
| 2021 | コントラチェック | 牝5 | 1:08.4 |
| 2020 | ダノンスマッシュ | 牡5 | 1:07.4 |
| 2019 | モズスーパーフレア | 牝4 | 1:07.1 |
| 2018 | キングハート | 牡5 | 1:08.3 |
| 2017 | メラグラーナ | 牝5 | 1:08.3 |
| 2016 | エイシンブルズアイ | 牡5 | 1:07.5 |
| 2014 | サクラゴスペル | 牡7 | 1:08.7 |
オーシャンステークスの過去10年の勝ち馬です。タイムは早い傾向にあります。特に2019年・2020年についてはGI級の馬が参戦していたこともありかなり早い時計での決着になっています。今後も出走馬のレベル次第ですが、少なくとも1分8秒台前半で戦える馬を選ぶ必要がありそうです。
オーシャンステークスの歴代の勝ち馬一覧
オーシャンステークスの歴代の勝ち馬については以下のタブ内に一覧でまとめています。過去20年、過去30年、歴代と勝ち馬から傾向を確認したい場合は、以下のタブを開いて確認できます。
| 第1回 | 2006年3月4日 中山 芝1200m | ネイティヴハート（牡8） 1:08.6 内田博幸/坂本昇/池田草龍 |
|---|---|---|
| 第2回 | 2007年3月3日 中山 芝1200m | アイルラヴァゲイン（牡5） 1:08.2 松岡正海/手塚貴久/齊藤四方司 |
| 第3回 | 2008年3月8日 中山 芝1200m | プレミアムボックス（牡5） 1:08.9 吉田隼人/上原博之/（有）社台レースホース |
| 第4回 | 2009年3月7日 中山 芝1200m | アーバニティ（牡5） 1:09.2 横山典弘/古賀慎明/（有）社台レースホース |
| 第5回 | 2010年3月6日 中山 芝1200m | キンシャサノキセキ（牡7） 1:09.8 四位洋文/堀宣行/吉田和美 |
| 第6回 | 2011年3月5日 中山 芝1200m | ダッシャーゴーゴー（牡4） 1:07.8 川田将雅/安田隆行/芦田信 |
| 第7回 | 2012年3月3日 中山 芝1200m | ワンカラット（牝6） 1:09.2 藤岡佑介/藤岡健一/青山洋一 |
| 第8回 | 2013年3月2日 中山 芝1200m | サクラゴスペル（牡5） 1:08.5 横山典弘/尾関知人/（株）さくらコマース |
| 第9回 | 2014年3月8日 中山 芝1200m | スマートオリオン（牡4） 1:08.9 横山典弘/鹿戸雄一/大川徹 |
| 第10回 | 2015年3月7日 中山 芝1200m | サクラゴスペル（牡7） 1:08.7 戸崎圭太/尾関知人/（株）さくらコマース |
| 第11回 | 2016年3月5日 中山 芝1200m | エイシンブルズアイ（牡5） 1:07.5 石橋脩/野中賢二/（株）栄進堂 |
| 第12回 | 2017年3月4日 中山 芝1200m | メラグラーナ（牝5） 1:08.3 戸崎圭太/池添学/吉田和美 |
| 第13回 | 2018年3月3日 中山 芝1200m | キングハート（牡5） 1:08.3 北村宏司/星野忍/増田陽一 |
| 第14回 | 2019年3月2日 中山 芝1200m | モズスーパーフレア（牝4） 1:07.1 C.ルメール/音無秀孝/（株）キャピタル・システム |
| 第15回 | 2020年3月7日 中山 芝1200m | ダノンスマッシュ（牡5） 1:07.4 川田将雅/安田隆行/（株）ダノックス |
| 第16回 | 2021年3月6日 中山 芝1200m | コントラチェック（牝5） 1:08.4 丸山元気/藤沢和雄/（有）キャロットファーム |
| 第17回 | 2022年3月5日 中山 芝1200m | ジャンダルム（牡7） 1:07.9 荻野極/池江泰寿/前田幸治 |
| 第18回 | 2023年3月4日 中山 芝1200m | ヴェントヴォーチェ（牡6） 1:07.4 C・ルメール/牧浦充徳/エデンアソシエーション |
| 第19回 | 2024年3月3日 中山 芝1200m | トウシンマカオ（牡5） 1:08.0 横山武史/高柳瑞樹/（株）サトー |
※2000年以前のデータはwikipediaより引用
オーシャンステークスの過去10年の人気馬の勝率・連対率・複勝率
| 人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 1番人気 | 4-2-1-3 | 40% | 60% | 70% |
| 2番人気 | 2-3-1-4 | 20% | 50% | 60% |
| 3番人気 | 0-2-1-7 | 0% | 20% | 30% |
オーシャンステークスの過去10年の上位人気の人気別勝率・連対率・複勝率です。人気馬の成績は平均的に良いですが、2~3着が紛れるというところでしょうか。3連系馬券の相手は工夫したいレースです。
オーシャンステークスの配当傾向
| 年 | 単勝 | 3連複 | 3連単 |
| 2024 | 330円 | 2,760円 | 7,720円 |
| 2023 | 440円 | 113,200円 | 580,400円 |
| 2022 | 540円 | 7,050円 | 38,290円 |
| 2021 | 3,340円 | 18,650円 | 168,680円 |
| 2020 | 200円 | 370円 | 1,990円 |
| 2019 | 310円 | 2,870円 | 10,140円 |
| 2018 | 3,130円 | 13,740円 | 134,890円 |
| 2017 | 230円 | 1,930円 | 5,350円 |
| 2016 | 1,100円 | 26,680円 | 146,540円 |
| 2015 | 1,330円 | 9,740円 | 59,500円 |
| 平均 | 1,180円 | 21,581円 | 127,309円 |
10年で見ると、基本的にはやや波乱傾向でしょうか。紛れが生じやすい時期・コースと言えるかもしれません。
中山競馬場の配当傾向
オーシャンステークスが行われる中山競馬場は過去の配当傾向を見ると他の競馬場より「やや荒れやすい」競馬場です。競馬場毎に距離別・馬券別の平均配当を別記事でまとめておりますので、参考になればと思います。
オーシャンステークスの過去10年の馬齢別の勝率・連対率・複勝率
| 馬齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 4歳 | 1-2-4-20 | 4% | 11% | 26% |
| 5歳 | 6-2-4-31 | 14% | 19% | 28% |
| 6歳 | 1-4-1-27 | 3% | 15% | 18% |
| 7歳 | 2-2-0-20 | 8% | 17% | 17% |
| 8歳 | 0-0-1-18 | 0% | 0% | 5% |
| 9歳~ | 0-0-0-11 | 0% | 0% | 0% |
馬齢別の成績です。4~5歳が勝ち馬まで考えれば優勢。ただ高齢馬も他の重賞競走と比べると馬券に絡んでいる印象です。紛れが生じるとレースと捉えておいた方が良いでしょう。
オーシャンステークスの枠順別の勝率・連対率・複勝率
| 枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 1枠 | 1-3-2-13 | 5% | 21% | 32% |
| 2枠 | 0-2-2-16 | 0% | 10% | 20% |
| 3枠 | 0-0-1-19 | 0% | 0% | 5% |
| 4枠 | 3-0-1-16 | 15% | 15% | 20% |
| 5枠 | 2-2-1-15 | 10% | 20% | 25% |
| 6枠 | 2-2-0-16 | 10% | 20% | 20% |
| 7枠 | 1-1-2-16 | 5% | 10% | 20% |
| 8枠 | 1-0-1-18 | 5% | 5% | 10% |
枠順別のデータを見ると1枠は優勢ですが基本的にはイーブンで考えておいていいレースだと思います。
オーシャンステークスで馬券になった馬の前走
| 前走 | 馬券内の頭数 |
| シルクロードS | 9頭 |
| スプリンターズS | 4頭 |
| 3勝クラス | 3頭 |
| カーバンクルS | 3頭 |
| 香港S | 2頭 |
| ラピスラズリS | 2頭 |
| 京阪杯 | 2頭 |
| シルクロードS | 1頭 |
| タンザナイトS | 1頭 |
| 根岸S | 1頭 |
| 京都牝馬S | 1頭 |
| 阪急杯 | 1頭 |
過去10年で馬券内に入った馬の前走を調べて見ました。一番多いのは前走がシルクロードS組です。ただ前走は多岐に渡りますのでそんなに重要視しなくていいかと。
・前走がGI組の場合、前走の着順は問わない
・前走が芝のスプリント戦以外のレースの場合、前走の着順は問わない
・前走GIIIの芝のスプリント戦、リステッド・OP・条件戦の場合は好走必要
ポイントは上記のようなポイントです。まず前走GI組は着順不問です。またスプリント路線以外からの参戦の場合は前走からの巻き返しが期待できます。前走が芝スプリントの場合はGIII・リステッド・OP・条件戦問わず好走していた方が望ましいですが、参戦数の多いシルクロードS組は大敗からの巻き返し事例もあり例外有りです。
オーシャンステークス好走馬の道中の位置取り
| 年 | 1着 | 2着 | 3着 |
| 2024 | ・・⑤⑤ | ・・⑦⑦ | ・・⑦⑦ |
| 2023 | ・・⑧④ | ・・⑧⑧ | ・・⑩⑩ |
| 2022 | ・・③② | ・・⑬⑬ | ・・①① |
| 2021 | ・・②② | ・・②② | ・・①① |
| 2020 | ・・④④ | ・・②② | ・・⑨⑥ |
| 2019 | ・・①① | ・・②② | ・・⑥⑦ |
| 2018 | ・・④④ | ・・⑦⑥ | ・・⑫⑫ |
| 2017 | ・・⑨⑨ | ・・④④ | ・・⑦⑥ |
| 2016 | ・・⑪⑩ | ・・①① | ・・⑫⑫ |
| 2015 | ・・⑧⑩ | ・・①① | ・・⑪⑦ |
近年の好走馬の位置取りです。基本的には4番手以内の馬がほぼ毎年馬券に絡んでいるように前有利です。差し・追い込み馬の席はあっても1席です。
オーシャンステークスのラップ傾向
| ハロン | タイム |
| 1F | 11.8秒 |
| 2F | 10.6秒 |
| 3F | 11.0秒 |
| 4F | 11.4秒 |
| 5F | 11.3秒 |
| 6F | 11.9秒 |
オーシャンステークスのラップ傾向です。他の中山1200mの競走と前半が遅いラップになる傾向です。そのため、基本的には後ろからの馬には辛いレースですが、GI級なら馬券絡みが可能です。
オーシャンステークスの血統・種牡馬の傾向
| 2024年 | ||
| 1着 | 父 | ビッグアーサー (Princely Gift系) |
| 母父 | スペシャルウィーク (サンデーサイレンス系) | |
| 2着 | 父 | ビッグアーサー (Princely Gift系) |
| 母父 | Tale of Ekati (Storm Bird系) | |
| 3着 | 父 | ハーツクライ (サンデーサイレンス系) |
| 母父 | Dubawi (Mr. Prospector系) | |
| 2023年 | ||
| 1着 | 父 | タートルボウル (Northern Dancer系) |
| 母父 | Distant View (Mr. Prospector系) | |
| 2着 | 父 | ヴィクトワールピサ (サンデーサイレンス系) |
| 母父 | Street Sense (Mr. Prospector系) | |
| 3着 | 父 | エイシンヒカリ (ディープインパクト系) |
| 母父 | Barathea (Sadler’s Wells系) | |
| 2022年 | ||
| 1着 | 父 | Kitten’s Joy (Sadler’s Wells系) |
| 母父 | Sunday Silence (Sunday Silence系) | |
| 2着 | 父 | ゴールドアリュール (サンデーサイレンス系) |
| 母父 | ブライアンズタイム (Roberto系) | |
| 3着 | 父 | キズナ (ディープインパクト系) |
| 母父 | サクラバクシンオー (Princely Gift系) | |
オーシャンステークスの近3年の傾向です。リピーターが多いレースというこで傾向は難しいです。強いて言えば短距離に強いミスプロ系でしょうか。
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