どうも、スダケイバです。
札幌芝1200mの傾向と特徴について、データを元に分析していきますので馬券検討にお役立ていただければと思います。
※データについてはJRAが発表する主催者情報を元に個人で独自に統計データとして集計し引用しております。馬券購入は利用者様ご自身の自己責任でお願いいたします。免責事項はこちら |
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【札幌競馬場】芝1200mのコース概要
直線 | 高低差 |
A=266.1m B=267.6m C=269.1m | 0.7m |
コース | フルゲート | 一周距離 | 幅 |
A | 16頭 | 1,640.9m | 25~27m |
B | 16頭 | 1,650.4m | 23.5~25.5m |
C | 16頭 | 1,659.8m | 22~24m |
スタート地点は向こう正面の左奥手(2コーナー奥)。最初のコーナーまでおよそ400mあり、1200mとしてはコーナーまでの距離は長めです。また札幌芝コースは高低差がほとんどなく平坦コースと捉えて良いでしょう。
最後の直線は約266mと短く、コーナーの距離と直線の距離が半々ぐらいのコースです。なお、芝は洋芝で行われます。
※直線距離はAコース時
札幌芝1200mのコース解説
札幌芝1200mは、キーンランドカップで用いられるなど上級条件も設定されています。基本的には平場の新馬戦や未勝利戦が組まれることが多く、経験の浅い世代ではコースの巧拙より仕上がりの差が出やすくなっています。
札幌競馬場のご当地馬主
馬主はそれぞれ所属する馬主協会というものがあります。各競馬場ごとに馬主協会が存在し、一般的に地元の競馬場に所属します。人間心理として地元では恥ずかしい競馬はしてほしくないと願うはずで、競馬場の開催替わりや開催最終週はご当地馬主の所有馬はコンディションがいいはずですので参考にしてみてはいかがでしょうか。
札幌芝1200mで行われる重賞レース一覧
札幌芝1200m脚質傾向データ
脚質 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 22% | 38% | 56% |
先行 | 13% | 23% | 36% |
差し | 6% | 13% | 20% |
追込 | 1% | 3% | 4% |
札幌芝1200mは小回りで直線が短いということもあり逃げ・先行馬の成績が非常に良い状況です。差し馬は複勝圏内はそこまで悪い値ではないですが、追込み馬はなかなか厳しいレースです。
ただし、この傾向は人気にも反映しているので、馬券妙味(特に複勝)という意味でいうと差し〜追い込みの方が妙味がある点は覚えておきましょう。
札幌芝1200m人気別傾向データ
人気 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 25% | 43% | 57% |
2番人気 | 20% | 40% | 46% |
3番人気 | 20% | 28% | 41% |
4番人気 | 6% | 20% | 30% |
5番人気 | 6% | 13% | 22% |
6~10番人気 | 4% | 10% | 18% |
11~18番人気 | 1% | 2% | 4% |
人気順については、上位馬優勢のコースとなっております。平坦でポジション取りもしやすいコース体系になっていますので、人気馬が力を発揮しやすいと言えます。まずは人気馬の取捨選択を念頭に馬券検討を始めましょう。
札幌芝1200m枠順傾向データ
枠順 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 10% | 15% | 24% |
2枠 | 6% | 14% | 25% |
3枠 | 2% | 10% | 13% |
4枠 | 5% | 14% | 21% |
5枠 | 9% | 15% | 22% |
6枠 | 9% | 15% | 20% |
7枠 | 8% | 14% | 20% |
8枠 | 9% | 17% | 29% |
枠順別のデータです。コース形態的に1枠が抜けて有利です。一方で複勝圏内という着眼点で見ると8枠も悪くはありません。
こちらも1枠優勢というのは人気に反映されていることが多いため、馬券妙味という点では外枠の方が妙味があることが多い点は押さえておきましょう。
札幌芝1200m性別成績傾向データ
性別 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
牡馬 | 7% | 14% | 20% |
牝馬 | 8% | 15% | 24% |
性別傾向データです。よく「夏は牝馬」という格言がありますが、夏しか開催のない札幌競馬場のこのデータを見るとまさにそれを表すような傾向になっています。
要因としては3歳牝馬の斤量がかなり軽いことが要因であると考えられます。
札幌芝1200m所属厩舎別傾向データ
所属 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
美浦 | 7% | 14% | 21% |
栗東 | 8% | 16% | 24% |
美浦・栗東の所属別の傾向データです。基本的には滞在競馬になるので東西で顕著な差は見受けられませんので参考程度に留めておいていいでしょう。
札幌芝1200m騎手傾向データ
騎手 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
横山武史 | 15% | 24% | 38% |
武豊 | 18% | 40% | 51% |
丹内祐次 | 14% | 21% | 25% |
C.ルメール | 29% | 46% | 51% |
藤岡佑介 | 16% | 33% | 44% |
亀田温心 | 17% | 27% | 33% |
横山和生 | 11% | 26% | 33% |
池添謙一 | 9% | 21% | 28% |
秋山稔樹 | 9% | 13% | 20% |
鮫島克駿 | 9% | 13% | 20% |
札幌芝1200で勝ち星が多い順番に騎手の勝率・連対率・複勝率を比べてみました。横山武史騎手が安定していますね。一方で武豊騎手も高い値を保っています。
札幌芝1200m血統傾向データ
種牡馬 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
ロードカナロア | 12% | 23% | 32% |
ダイワメジャー | 12% | 15% | 20% |
モーリス | 13% | 22% | 30% |
キングカメハメハ | 31% | 46% | 46% |
ジャスタウェイ | 17% | 21% | 29% |
キズナ | 11% | 11% | 14% |
ジョーカプチーノ | 12% | 25% | 33% |
マツリダゴッホ | 8% | 11% | 17% |
スクリーンヒーロー | 10% | 14% | 21% |
キンサシャノキセキ | 5% | 12% | 22% |
札幌芝1200mで勝ち星が多い順番に種牡馬の勝率・連対率・複勝率を比べてみました。キングカメハメハが勝ち切っていることもあり全ての項目で高い値が出ています。それ以外だとステイゴールドが良いでしょうか。
札幌芝1200m父系統別傾向
系統 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
サンデー系 | 8% | 15% | 23% |
ノーザンD系 | 7% | 15% | 23% |
ミスプロ系 | 9% | 16% | 16% |
ロベルト系 | 5% | 12% | 18% |
その他系 | 4% | 10% | 17% |
長らくサンデーサイレンス系が強いコースでしたが、近年はロードカナロア産駒の成績がいいこともありミスプロ系の数値が上昇してきました。またロベルト系はエピファネイアやモーリスなどのリーディング上位種牡馬を輩出してきておりますので、今後傾向変化が起こるか注目です。
札幌芝1200mラップ傾向データ(平均タイム)
クラス | 前3F | 後3F | タイム |
新馬 | 35.6 | 35.9 | 1:10.4 |
未勝利 | 35.2 | 36.0 | 1:10.2 |
2歳OP・重賞 | 34.5 | 35.6 | 1:10.1 |
1勝クラス | 33.9 | 35.8 | 1:09.1 |
2勝クラス | 34.0 | 35.2 | 1:09.2 |
準OP・OP | 33.6 | 35.0 | 1:08.6 |
重賞 | 33.8 | 34.6 | 1:08.4 |
クラス別のラップの傾向です。基本的には前傾ラップのコースと捉えて良いでしょう。逃げ・先行脚質が好走していることを裏付けています。前半にポジションを取れるタイプを選びたいですね。
札幌芝1200m傾向データまとめ
逃げ・先行馬が有利なコースで内枠にこれらの脚質の馬が入った場合は積極的に狙いたいレースです。また差し馬を狙う場合でも前半でそれなりにポジションを取れた上で、平均の上がり3Fタイムよりも早い時計を持っている馬を選びたいコースです。
札幌競馬場
芝1000m 芝1200m 芝1500m 芝1800m 芝2000m 芝2600m
ダート1000m ダート1700m ダート2400m
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