どうも、スダケイバtwitterです。
2023年4月に大阪杯が開催されます。このページでは大阪杯の傾向について、過去のデータから予想の根拠となるポイントを分析していきます。
※データについてはJRAが発表する主催者情報を元に個人で独自に統計データとして集計し引用しております。馬券購入は利用者様ご自身の自己責任でお願いいたします。免責事項はこちら |
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【2023年】大阪杯の概要と馬券のポイント
名称 | 大阪杯(おおさかはい) |
格付け | GI |
コース | 阪神 芝2000m |
条件 | サラ系4歳以上(国際)(特指)・定量戦 |
賞金 | 1着 20,000万円 |
大阪杯は阪神芝2000mで行われる重賞(GI)です。GIIの産経大阪杯からGIに昇格し、位置付けとしてはドバイや香港に行かない組の中距離路線馬にとっての春の大一番という位置付けでしょうか。このレースの後に天皇賞・春を視野に入れる馬、安田記念を視野に入れる馬がいるようにそれぞれの路線の馬が集まるレースです。
大阪杯の馬券のポイント(買いデータ・消しデータ)
- 1番人気の信頼度は高い
- 厳しいラップになりやすく底力勝負
- ディープインパクトに注目
大阪杯のコース解説
阪神芝2000mのスタート地点はスタンド前の内回りコースの4コーナー付近で、内回コースを1周強します。最初のコーナーまでおよそ325mと序盤のポジション取りはやや厳しめ。
最後の直線は約356mとなっており、高低差1.8mの急坂があります。
【2023年】大阪杯過去10年の勝馬(結果)
年 | 勝馬(優勝馬) | 馬齢 | タイム |
2022 | ポタジェ | 牡5 | 1:58.4 |
2021 | レイパパレ | 牝4 | 2:01.6 |
2020 | ラッキーライラック | 牝5 | 1:58.4 |
2019 | アルアイン | 牡5 | 2:01.0 |
2018 | スワーヴリチャード | 牡4 | 1:58.2 |
2017 | キタサンブラック | 牡5 | 1:58.9 |
2016 | アンビシャス | 牡4 | 1:59.3 |
2015 | ラキシス | 牝5 | 2:02.9 |
2014 | キズナ | 牡4 | 2:00.3 |
2013 | オルフェーヴル | 牡5 | 1:59.0 |
大阪杯の過去10年の勝ち馬です。GIに昇格した2017年以降は馬場の悪化した2019年を除き、1分58秒台の決着となっています。GIですので基本的にはこれくらいの時計の決着であることを念頭におくべきです。
大阪杯・過去20年・過去30年の勝馬(結果)
大阪杯の過去20年、30年の勝馬を確認したい場合は以下を開いてください。
年 | 勝馬 | 馬齢 | タイム | 騎手 |
2022 | ポタジェ | 牡5 | 1:58.4 | 吉田隼人 |
2021 | レイパパレ | 牝4 | 2:01.6 | 川田将雅 |
2020 | ラッキーライラック | 牝5 | 1:58.4 | 松永幹夫 |
2019 | アルアイン | 牡5 | 2:01.0 | 池江泰寿 |
2018 | スワーヴリチャード | 牡4 | 1:58.2 | 庄野靖志 |
2017 | キタサンブラック | 牡5 | 1:58.9 | 清水久詞 |
2016 | アンビシャス | 牡4 | 1:59.3 | 音無秀孝 |
2015 | ラキシス | 牝5 | 2:02.9 | 角居勝彦 |
2014 | キズナ | 牡4 | 2:00.3 | 佐々木晶三 |
2013 | オルフェーヴル | 牡5 | 1:59.0 | 池江泰寿 |
2012 | ショウナンマイティ | 牡4 | 2:05.5 | 梅田智之 |
2011 | ヒルノダムール | 牡4 | 1:57.8 | 昆貢 |
2010 | テイエムアンコール | 牡6 | 1:59.5 | 柴田政見 |
2009 | ドリームジャーニー | 牡5 | 1:59.7 | 池江泰寿 |
2008 | ダイワスカーレット | 牝4 | 1:58.7 | 松田国英 |
2007 | メイショウサムソン | 牡4 | 2:01.4 | 高橋成忠 |
2006 | カンパニー | 牡5 | 2:04.5 | 音無秀孝 |
2005 | サンライズペガサス | 牡7 | 1:59.0 | 石坂正 |
2004 | ネオユニヴァース | 牡4 | 1:59.6 | 瀬戸口勉 |
2003 | タガノマイバッハ | 牡4 | 1:59.1 | 松田博資 |
2002 | サンライズペガサス | 牡4 | 1:59.1 | 石坂正 |
2001 | トーホウドリーム | 牡4 | 1:58.4 | 田島良保 |
2000 | メイショウオウドウ | 牡5 | 2:00.8 | 飯田明弘 |
1999 | サイレントハンター | 牡6 | 1:59.9 | 大久保洋吉 |
1998 | エアグルーヴ | 牝5 | 2:01.3 | 伊藤雄二 |
1997 | マーベラスサンデー | 牡5 | 2:02.0 | 大沢真 |
1996 | タイキブリザード | 牡5 | 2:00.7 | 藤沢和雄 |
1995 | インターマイウェイ | 牡5 | 1:59.3 | 中村均 |
1994 | ネーハイシーザー | 牡4 | 2:01.2 | 布施正 |
1993 | メジロマックイーン | 牡6 | 2:03.3 | 池江泰郎 |
1992 | トウカイテイオー | 牡4 | 2:06.3 | 松元省一 |
1991 | ホワイトストーン | 牡4 | 2:01.5 | 高松邦男 |
1990 | スーパークリーク | 牡5 | 2:02.9 | 伊藤修司 |
1989 | ヤエノムテキ | 牡4 | 2:01.4 | 荻野光男 |
1988 | フレッシュボイス | 牡5 | 2:01.7 | 境直行 |
1987 | ニシノライデン | 牡6 | 2:01.0 | 伊藤修司 |
1986 | サクラユタカオー | 牡4 | 2:01.6 | 境勝太郎 |
1985 | ステートジャガー | 牡4 | 2:01.4 | 中村好夫 |
1984 | カツラギエース | 牡4 | 2:00.6 | 土門一美 |
※大阪杯(旧:産経大阪杯)がGI競走に格上げされたのは2017年。
【2023年】大阪杯の過去10年の人気馬の勝率・連対率・複勝率
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 2-0-2-2 | 33% | 33% | 67% |
2番人気 | 1-1-1-3 | 17% | 33% | 50% |
3番人気 | 0-1-0-5 | 0% | 17% | 17% |
大阪杯の過去10年の上位人気の人気別勝率・連対率・複勝率です。1番人気の馬券内の信頼度は高いですね。ただこれは産経大阪杯時代も含みます。GIになってから特段傾向が変わったようには見えませんが参考程度としてください。
大阪杯の配当傾向
年 | 単勝 | 3連複 | 3連単 |
2022 | 5,870円 | 50,990円 | 537,590円 |
2021 | 1,220円 | 7,240円 | 106,210円 |
2020 | 410円 | 1,350円 | 7,810円 |
2019 | 2,220円 | 10,740円 | 93,560円 |
2018 | 350円 | 2,780円 | 17,450円 |
2017 | 240円 | 4,830円 | 23,910円 |
2016 | 390円 | 2,540円 | 12,810円 |
2015 | 1,200円 | 1,980円 | 16,620円 |
2014 | 240円 | 1,620円 | 20,050円 |
2013 | 120円 | 770円 | 1,670円 |
平均 | 1,226円 | 8,484円 | 83,768円 |
GI昇格後の2017年以降は順当な方だと思いますが、紐は紛れるようです。
阪神競馬場の配当傾向
大阪杯が行われる阪神競馬場は過去の配当傾向を見ると他の競馬場より「やや荒れにくい」競馬場です。競馬場毎に距離別・馬券別の平均配当を別記事でまとめておりますので、参考になればと思います。
【2023年】大阪杯の過去10年の馬齢別の勝率・連対率・複勝率
馬齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 2-2-5-18 | 7% | 15% | 33% |
5歳 | 4-3-1-22 | 13% | 23% | 27% |
6歳 | 0-1-0-15 | 0% | 6% | 6% |
7歳 | 0-0-0-6 | 0% | 0% | 0% |
8歳 | 0-0-0-3 | 0% | 0% | 0% |
9歳~ | 0-0-0-1 | 0% | 0% | 0% |
馬齢別で見ると率では4歳と5歳馬が優勢で特にGI昇格後はより顕著です。まずは4~5歳馬から馬券検討を始めるレースです。4~5歳馬が強くなる理由としては主にクラブ法人の牝馬が6歳3月に引退するため、6歳世代が手薄(しかも抜けた直後)になるレースだからと言えます。
【2023年】大阪杯の枠順別の勝率・連対率・複勝率
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 0-1-0-7 | 0% | 13% | 13% |
2枠 | 0-0-1-7 | 0% | 0% | 13% |
3枠 | 1-2-0-7 | 10% | 30% | 30% |
4枠 | 2-1-1-6 | 20% | 30% | 40% |
5枠 | 1-0-2-9 | 8% | 8% | 25% |
6枠 | 1-0-1-10 | 8% | 8% | 17% |
7枠 | 0-1-0-11 | 0% | 8% | 8% |
8枠 | 1-1-1-7 | 10% | 20% | 30% |
枠順別のデータを見ると1枠は嫌ですね・・・ただ内外でいうとイーブンぐらいですので、1枠をイレギュラーと見るか傾向と見るかで景色が変わりそうです。
【2023年】大阪杯のラップ傾向
ハロン | タイム |
1F | 12.6秒 |
2F | 11.1秒 |
3F | 12.3秒 |
4F | 12.2秒 |
5F | 12.0秒 |
6F | 12.2秒 |
7F | 11.7秒 |
8F | 11.5秒 |
9F | 11.5秒 |
10F | 12.2秒 |
大阪杯のラップ傾向です。直線の坂を2度上のでそこでラップは少し落ちますが、総じて12秒前半のラップが続く厳しいレースです。力が試されやすいレースと言えるので厳しい時計の決着で成績の良い馬を狙いたいところです。
【2023年】大阪杯で馬券になった馬の前走
前走 | 馬券内の頭数 |
金鯱賞 | 6頭 |
中山記念 | 3頭 |
京都記念 | 3頭 |
有馬記念 | 2頭 |
神戸新聞杯 | 1頭 |
チャレンジC | 1頭 |
ジャパンカップ | 1頭 |
小倉大賞典 | 1頭 |
GI昇格後に馬券内に入った馬の前走を調べて見ました。最近は直行組が成績を残すことが多いですが、このレースに関していうと一度叩いた方が良いようです。。
・GI好走馬、前走GIの場合はは前走着順は無視してOK
・直行組はGI馬
・ステップレースを経由する場合は前走上位人気であること
・前走GIIIからの馬券内は1頭
【2023年】大阪杯の血統・種牡馬の傾向
年 | 着 | 父 | 母父 |
2022 | 1着 | ディープインパクト | Awesome Again |
2着 | ディープインパクト | クロフネ | |
3着 | ドゥラメンテ | Harlan’s Holiday | |
2021 | 1着 | ディープインパクト | クロフネ |
2着 | ディープブリランテ | Harlan’s Holiday | |
3着 | ディープインパクト | Unbridled’s Song | |
2020 | 1着 | オルフェーヴル | Flower Alley |
2着 | バゴ | クロフネ | |
3着 | ディープインパクト | Storm Cat |
大阪杯の近3年の傾向です。ディープインパクトが優勢なレースです。まずディープインパクトの取捨から馬券検討を始めるレースです。また母父はノーザンダンサー系や米国でリーディング級の父馬がいい傾向です。
【2023年】大阪杯の馬券傾向まとめ


