どうも、スダケイバtwitterです。
2023年6月に大沼ステークス(大沼S)が開催されます。このページでは大沼ステークスの傾向について、過去のデータから予想の根拠となるポイントを分析していきます。
※データについてはJRAが発表する主催者情報を元に個人で独自に統計データとして集計し引用しております。馬券購入は利用者様ご自身の自己責任でお願いいたします。免責事項はこちら |
タップできる目次
【2023年】大沼ステークスの概要と馬券のポイント
名称 | 大沼ステークス(大沼S/おおぬますてーくす) |
格付け | リステッド |
コース | 函館 ダート1700m |
条件 | サラ系3歳以上(国際)(特指)・別定戦 |
賞金 | 1着 2,300万円 |
大沼ステークスは函館ダート1700mで行われるリステッド競走ですが、メンバー的に一線級が集まることは少なく、基本的には下のクラスから上がってきた馬か、重賞で一歩足りない馬達のレースになります。
大沼ステークスの馬券のポイント(買いデータ・消しデータ)
- イメージとは異なり上位人気の信頼度は高い。
- 前後半のラップはイーブンラップになりやすい
- 5~6歳優勢も重賞に通用しそうな若い馬は買い
大沼ステークスのコース解説
函館ダート1700mのスタート地点はスタンド前右手の直線入口地点。最初のコーナーまでおよそ330m。序盤のポジション取りの距離は平均的な距離と言えます。コーナー4つの小回りコースとなっており、コーナーの巧拙は重要です。
最後の直線は約260mと短くなっています。なお、コース全体の高低差は3.5mあるのが特徴です。
【2023年】大沼ステークスの過去10年の勝馬(結果)
年 | 勝馬(優勝馬) | 馬齢 | タイム |
2022 | アイオライト | 牡5 | 1:43.7 |
2021 | ダンツキャッスル | 牡5 | 1:45.5 |
2020 | ダンツゴウユウ | 牡6 | 1:42.6 |
2019 | リアンヴェリテ | 牡5 | 1:42.0 |
2018 | リーゼントロック | 牡7 | 1:44.0 |
2017 | テイエムジンソク | 牡5 | 1:42.8 |
2016 | モンドクラッセ | 牡5 | 1:41.7 |
2015 | ジェペルムーサ | 牡5 | 1:43.9 |
2014 | ロイヤルクレスト | 牡6 | 1:44.0 |
2013 | マカニビスティ | 牡6 | 1:44.3 |
2012 | スマートタイタン | 牡6 | 1:43.2 |
過去10年の勝ち馬ですが、特筆すべきはタイムで10年の施工回数で2秒ぐらい幅があるので前半のペースが鍵となるレースです。
【2023年】大沼ステークスの過去10年の人気馬の勝率・連対率・複勝率
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 2-4-0-4 | 20% | 60% | 60% |
2番人気 | 3-0-2-5 | 30% | 30% | 50% |
3番人気 | 0-3-0-7 | 0% | 30% | 30% |
大沼ステークスの過去10年の上位人気の人気別勝率・連対率・複勝率です。1番人気は70%と高い複勝率を誇っていますので3連複や3連単の相手としては外しにくいです。(穴党でなければ素直に軸でもいいくらいです)
一方で2番人気、3番人気はやや不振ですので紐荒れしやすいレースと言えます。
大沼ステークスの配当傾向
年 | 単勝 | 3連複 | 3連単 |
2022 | 1,260円 | 11,070円 | 93,600円 |
2021 | 370円 | 1,780円 | 8,450円 |
2020 | 360円 | 4,890円 | 18,380円 |
2019 | 460円 | 10,610円 | 43,800円 |
2018 | 910円 | 17,000円 | 86,280円 |
2017 | 240円 | 12,760円 | 40,860円 |
2016 | 170円 | 6,060円 | 17,540円 |
2015 | 540円 | 1,900円 | 12,960円 |
2014 | 1,410円 | 122,050円 | 604,130円 |
2013 | 4,390円 | 62,640円 | 548,500円 |
平均 | 1,011円 | 25,076円 | 147,450円 |
10年で見ると3連単はやや傾向です。ただ紐荒れ傾向ではありますので、大振りは禁物なレース。
函館競馬場の配当傾向
大沼ステークスが行われる函館競馬場は過去の配当傾向を見ると他の競馬場より「やや荒れにくい」競馬場です。競馬場毎に距離別・馬券別の平均配当を別記事でまとめておりますので、参考になればと思います。
【2023年】大沼ステークスの過去10年の馬齢別の勝率・連対率・複勝率
馬齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 0-1-0-0 | 0% | 100% | 100% |
4歳 | 0-2-1-10 | 0% | 15% | 23% |
5歳 | 6-4-3-29 | 14% | 24% | 31% |
6歳 | 3-3-3-25 | 9% | 18% | 26% |
7歳 | 1-0-2-19 | 5% | 5% | 14% |
8歳 | 0-0-1-5 | 0% | 0% | 17% |
9歳~ | 0-0-0-1 | 0% | 0% | 0% |
馬齢別で見ると5歳馬と6歳馬が優勢ですが、3歳馬・4歳馬サンプルが少ないですが悪くありません。(そもそも、そんなに出ないはずなので)
4歳の場合で過去連対しているのはロードゴラッソ、エアハリファなので重賞クラス馬なら通用といったところでしょうか。
3歳の唯一のサンプルは牝馬で、軽量を活かした物です。
【2023年】大沼ステークスの枠順別の勝率・連対率・複勝率
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 0-0-0-10 | 0% | 0% | 0% |
2枠 | 2-0-1-7 | 20% | 20% | 30% |
3枠 | 1-3-3-6 | 8% | 31% | 54% |
4枠 | 0-0-3-12 | 0% | 0% | 20% |
5枠 | 2-1-0-13 | 13% | 19% | 19% |
6枠 | 1-3-1-13 | 6% | 22% | 28% |
7枠 | 0-1-1-18 | 0% | 5% | 10% |
8枠 | 4-2-1-13 | 20% | 30% | 35% |
枠順別のデータを見ると1枠が鬼門です。1枠はスタート直後に狭くなるからか連にも絡めていません。一方で外枠が不利ではないので、外からのポジション争いが激しいレースです。
外枠有利の競馬が続いています。
【2023年】大沼ステークスのラップ傾向
ハロン | タイム |
1F | 6.9秒 |
2F | 11.0秒 |
3F | 11.9秒 |
4F | 12.4秒 |
5F | 12.4秒 |
6F | 12.1秒 |
7F | 12.1秒 |
8F | 12.2秒 |
9F | 12.5秒 |
大沼ステークスのラップ傾向です。中盤の時計が早いのがポイントです。最後に坂がないので直線は我慢比べのようなレースになります。
【2023年】大沼ステークスの血統・種牡馬の傾向
年 | 着 | 父 | 母父 |
2022 | 1着 | ローレルゲレイロ | オペラハウス |
2着 | ロードカナロア | スペシャルウィーク | |
3着 | ロードカナロア | Mineshaft | |
2021 | 1着 | ルーラーシップ | スペシャルウィーク |
2着 | ハーツクライ | Sligo Bay | |
3着 | サウスヴィグラス | ストラヴィンスキー | |
2020 | 1着 | バンブーエール | サクラバクシンオー |
2着 | ゴールドアリュール | Cozzene | |
3着 | トーセンブライト | ゼンノロブロイ | |
2019 | 1着 | ゴールドアリュール | Cozzene |
2着 | ハーツクライ | Kingmanbo | |
3着 | カジノドライヴ | ラストタイクーン |
大沼ステークスの近4年の傾向です。馬券内の馬から特別な傾向は無いように見えます。このコース自体はルーラーシップやアイルハヴアナザー、ゴールドアリュールなどが良いので、これらの産駒が出てきた場合は積極的に狙いたいと思います。
【2023年】大沼ステークスの馬券傾向まとめ

