どうも、スダケイバtwitterです。
2023年12月に香港ヴァーズ(ホンコンヴァーズ)が開催されます。このページでは香港ヴァーズの傾向について、過去のデータから予想の根拠となるポイントを分析していきます。
※データについてはJRAが発表する主催者情報を元に個人で独自に統計データとして集計し引用しております。馬券購入は利用者様ご自身の自己責任でお願いいたします。免責事項はこちら |
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【2023年】香港ヴァーズのレース概要
競馬場 | シャティン競馬場(沙田競馬場) |
距離 | 芝2400m |
条件 | 3歳以上・GI |
斤量 | 3歳56kg、4歳以上57kg、牝馬は表記から-1.5kg |
賞金 | 賞金総額2,200万香港ドル |
香港ヴァーズは、香港国際競走として12月に行われるレースの一つ。当日は「香港スプリント」「香港マイル」「香港カップ」「香港ヴァーズ」というスプリントから400m刻みの国際GIが4つ開催されている。高い賞金や欧州・アメリカのオフシーズンにあたるため好メンバーが集まるレースとして地位を確立している。またジョッキーは超一流どころが参戦することもあり道中の位置どりは厳しい傾向にあります。
香港地元馬は中距離以上の層は厚くないため、遠征馬が強い傾向にあります。



香港ヴァーズの過去配当傾向
年 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
2022年 | 2,210円 | 1,930円 | 12,130円 |
2021年 | 280円 | 590円 | 1,530円 |
2020年 | -円 | -円 | -円 |
2019年 | 1,820円 | 1,640円 | 10,120円 |
2018年 | 4,110円 | 34,360円 | 207,950円 |
2017年 | 420円 | 970円 | 3,710円 |
2016年 | 940円 | 1,760円 | 17,250円 |
香港ヴァーズは比較的固い傾向にあります。特に世界の1流どころが参戦してきた場合は、比較的平穏に収まる印象です。特にコース上の有利不利も少ないことも要因かと思います。
香港ヴァーズの性別傾向
性別 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
牡 | 6-5-5-52 | 8.8% | 16.2% | 23.5% |
牝 | 1-2-2-6 | 9.1% | 27.3% | 45.5% |
香港ヴァーズの性別傾向です。騸馬は牡にカウントしております。牝馬自体の参戦が少ないこともあり傾向としては読みにくいですが、有力な牝馬の場合は無視することはできません。
香港ヴァーズの年齢別傾向
馬齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 1-0-0-6 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
4歳 | 3-6-3-13 | 12.0% | 36.0% | 48.0% |
5歳 | 2-0-3-17 | 9.1% | 9.1% | 22.7% |
6歳上 | 1-1-0-21 | 4.3% | 8.7% | 8.7% |
年齢別傾向です。3歳馬と古馬の比較が難しいレースです。4歳馬が好調です。これは欧州の2流どころが稼いでる数字になります。
香港ヴァーズの前走傾向
年 | 勝ち馬 | 前走 |
2022年 | ウインマリリン | エリザベス女王杯 2着 |
2021年 | グローリーヴェイズ | オールカマー 3着 |
2020年 | モーグル | ブリーダーズカップターフ 5着 |
2019年 | グローリーヴェイズ | 京都大賞典 6着 |
2018年 | エグザルタント | ジョッキークラブカップ 2着 |
2017年 | ハイランドリール | ブリーダーズカップターフ 3着 |
2016年 | サトノクラウン | 天皇賞・秋 14着 |
基本的にGIを転戦している馬から選びたいレースです。世界中を飛び回っている馬が最後に来るレースですので年間の疲労なども考慮したいところ。
香港ヴァーズの血統傾向
年 | 着 | 父 | 母父 |
2022 | 1着 | スクリーンヒーロー | Fusaichi Pegasus |
2着 | Golden Horn | Street Cry | |
3着 | ディープインパクト | スウェプトオーヴァーボード | |
2021 | 1着 | ディープインパクト | スウェプトオーヴァーボード |
2着 | Harbour Watch | Le Havre | |
3着 | Distorted Humor | Rock of Gibraltar | |
2020 | 1着 | Galileo | Danehill |
2着 | Teofilo | Mark of Esteem | |
3着 | Redwood | Kilimanjaro | |
2019 | 1着 | ディープインパクト | スウェプトオーヴァーボード |
2着 | オルフェーヴル | Flower Alley | |
3着 | Teofilo | Mark of Esteem | |
2018 | 1着 | Teofilo | Mark of Esteem |
2着 | ハーツクライ | American Post | |
3着 | Teofilo | Dubai Destination |
そもそもコースも毎年違いますので血統傾向は掴みにくいですが、地元香港勢が苦手としている条件のため、日本勢VSヨーロッパ勢になりますので、双方の主流血統がいいでしょう。
香港ヴァーズの過去レース映像(動画)
動画・映像 |
2022年香港ヴァーズ(YouTube) |
2021年香港ヴァーズ(YouTube) |
2020年香港ヴァーズ(YouTube) |
2019年香港ヴァーズ(YouTube) |
2018年香港ヴァーズ(YouTube) |
2017年香港ヴァーズ(YouTube) |
2016年香港ヴァーズ(YouTube) |
香港ヴァーズに出走した日本馬の成績一覧・結果
年 | 馬名 | 着順 |
1994年 | エイシンテネシー(牝5)[増井裕] | 4着 |
1995年 | タニノクリエイト(牡3)[蛯名正義] | 4着 |
1997年 | エイシンサンサン(牝5)[武豊] | 12着 |
1999年 | ローゼンカバリー(牡6)[菊沢隆徳] | 7着 |
2001年 | ステイゴールド(牡7)[武豊] | 1着 |
2005年 | シックスセンス(牡3)[四位洋文] | 2着 |
2006年 | ソングオブウインド(牡3)[武幸四郎] | 4着 |
2006年 | アドマイヤメイン(牡3)[武豊] | 8着 |
2008年 | ジャガーメイル(牡4)[M・キネーン] | 3着 |
2009年 | ジャガーメイル(牡5)[C・スミヨン] | 4着 |
2010年 | ジャガーメイル(牡6)[C・ウィリアムズ] | 4着 |
2011年 | トレイルブレイザー(牡4)[安藤勝己] | 6着 |
2012年 | ジャガーメイル(牡8)[D・ホワイト] | 2着 |
2013年 | アスカクリチャン(牡6)[岩田康誠] | 7着 |
2014年 | カレンミロティック(セ6)[池添謙一] | 5着 |
2016年 | サトノクラウン(牡4)[J・モレイラ] | 1着 |
2016年 | ヌーヴォレコルト(牝5)[岩田康誠] | 4着 |
2016年 | スマートレイアー(牝6)[武豊] | 5着 |
2017年 | トーセンバジル(牡5)[J・モレイラ] | 3着 |
2017年 | キセキ(牡3)[M・デムーロ] | 9着 |
2018年 | リスグラシュー(牝4)[J・モレイラ] | 2着 |
2018年 | クロコスミア(牝5)[岩田康誠] | 10着 |
2019年 | グローリーヴェイズ(牡4)[J・モレイラ] | 1着 |
2019年 | ラッキーライラック(牝4)[C・スミヨン] | 2着 |
2019年 | ディアドラ(牝5)[O・マーフィー] | 4着 |
2021年 | グローリーヴェイズ(牡4)[J・モレイラ] | 1着 |
2021年 | ステイフーリッシュ(牡6)[C・ホー] | 5着 |
2022年 | ウインマリリン(牝5)[D・レーン] | 1着 |
2022年 | グローリーヴェイズ(牡5)[J・モレイラ] | 3着 |
日本馬が好走していることや得意としている馬も多いレースですので、毎年のように参戦し一定以上の成果を挙げています。また過去10年は参戦馬も増えています。やはり日本馬は馬券検討の中心になります。
香港ヴァーズ・歴代優勝馬
年/回 | タイム | 勝ち馬(騎手/調教師/調教国) |
2022年 (第29回) | 2:27.53 | ウインマリリン/WinMarilyn(牝5) (D・レーン/手塚貴久/日本) |
2021年 (第28回) | 2:27.07 | グローリーウェイズ/Glory Vase(牡6) (J・モレイラ/尾関知人/日本) |
2020年 (第27回) | 2:27.21 | モーグル/Mogul(牡3) (R・ムーアー/A・オブライエン/アイルランド) |
2019年 (第26回) | 2:24.77 | グローリーウェイズ/Glory Vase(牡4) (J・モレイラ/尾関知人/日本) |
2018年 (第25回) | 2:26.56 | エグザルタント/Exultant(セ5) (Z・パートン/A・クルーズ/香港) |
2017年 (第24回) | 2:26.23 | ハイランドリール/Highland Reel(牡5) (R・ムーア/A・オブライエン/アイルランド) |
2016年 (第23回) | 2:26.22 | サトノクラウン/Satono Crown(牡4) (J・モレイラ/堀宣行/日本) |
2015年 (第22回) | 2:28.43 | ハイランドリール/Highland Reel(牡3) (R・ムーア/A・オブライエン/アイルランド) |
2014年 (第21回) | 2:29.83 | フリントシャー/Flintshire(牡4) (M・ギュイヨン/A・ファーブル/フランス) |
2013年 (第20回) | 2:27.29 | ドミナント/Dominant(牡5) (Z・パートン/J・ムーア/香港) |
2012年 (第19回) | 2:28.73 | レッドカドー/Red Cadeaux(セ6) (G・モッセ/E・ダンロップ/イギリス) |
2011年 (第18回) | 2:27.50 | ドゥーナデン/Dunaden(牡5) (C・ウィリアムズ/M・デルザングル/フランス) |
2010年 (第17回) | 2:27.69 | マスタリー/Mastery(牡4) (L・デットーリ/S・ピン・スルール/UAE) |
2009年 (第16回) | 2:27.51 | ダリヤカナ/Daryakana(牝3) (G・モッセ/A・ド・ロワイエ=デュプレ/フランス) |
2008年 (第15回) | 2:29.14 | ドクターディーノ/Doctor Dino(牡6) (O・ペリエ/R・ギブソン/フランス) |
2007年 (第14回) | 2:28.2 | ドクターディーノ/Doctor Dino(牡5) (O・ペリエ/R・ギブソン/フランス) |
2006年 (第13回) | 2:27.1 | コリアーヒル/Collier Hill(牡8) (D・マッキューン/G.A.スウィンバンク/イギリス) |
2005年 (第12回) | 2:28.9 | ウィジャボード/Ouija Board(牝4) (K・ファロン/E・ダンロップ/イギリス) |
2004年 (第11回) | 2:29.8 | フェニックスリーチ/Phoenix Reach(牡4) (D・ドワイヤー/A・ボールディング/イギリス) |
2003年 (第10回) | 2:28.2 | ヴァレーアンシャンテ/Vallee Enchantee(牝3) (D・ブフ/E・ルルーシュ/フランス) |
2002年 (第9回) | 2:28.4 | アンジュガブリエル/Ange Gabriel(牡4) (T・ジャルネ/E・リボー/イフランス) |
2001年 (第8回) | 2:27.8 | ステイゴールド/Stay Gold(牡7) (武豊/池江泰郎/日本) |
2000年 (第7回) | 2:28.2 | ダリアプール/Daliapour(牡4) (J・ムルタ/M・スタウト/イギリス) |
1999年 (第6回) | 2:30.1 | ボルジア/Borgia(牝5) (O・ペリエ/A・ファーブル/フランス) |
1998年 (第5回) | 2:27.4 | インディジェナス/Indigenous(セ5) (D・ホワイト/I・アラン/香港) |
1997年 (第4回) | 2:26.3 | ルソー/Luso(牡5) (M・キネーン/C・ブリテン/イギリス) |
1996年 (第3回) | 2:26.1 | ルソー/Luso(牡4) (L・デットーリ/C・ブリテン/イギリス) |
1995年 (第2回) | 2:25.7 | パルティプラル/Partipral(牡6) (O・ペリエ/E・ルルーシュ/フランス) |
1994年 (第1回) | 2:25.1 | レッドビショップ/Red Bishop(牡6) (C・アスムッセン/J・ハモンド/フランス) |