どうも、スダケイバです。
2024年6月に帝王賞が開催されます。このページでは帝王賞の傾向について、過去のデータから予想の根拠となるポイントを分析していきます。
※データについてはNARが発表する主催者情報を元に個人で独自に統計データとして集計し引用しております。馬券購入は利用者様ご自身の自己責任でお願いいたします。免責事項はこちら |
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【2024年】帝王賞の概要と馬券のポイント
名称 | 帝王賞(ていおうしょう) |
格付け | JpnI(G1) |
コース | 大井 ダート2000m |
条件 | サラ系4歳上(指定交流競走) |
賞金 | 1着 7,000万円 |
帝王賞は大井ダート2000mで行われる4歳以上の指定交流重賞競走(JpnI)です。帝王賞は日本のダートチャンピオンが集まりやすいレースで、レーティングも高く力のない馬には厳しいレースと言えます。
大井ダート2000mは東京ダービーや東京大賞典など大井の大レースで使われるコースで、力を発揮しやすいコースです。
帝王賞の馬券のポイント(買いデータ・消しデータ)
- 過去10年ではJRAが優勢
- 枠はそんなに影響しないレース。
- 血統傾向はあまり強い傾向は感じない。
帝王賞のコース解説
大井ダート2000mは大井競馬場をほぼ1周を回りながら直線も長いため、紛れが比較的少ないコースです。1コーナーまでの距離は約500mでポジションは定まりやすく、最後の直線は地方で最長の386mあり、力を発揮しやすいコースです。
帝王賞の過去10年の勝馬(結果)
年 | 勝馬(優勝馬) | 馬齢 | タイム |
2023 | メイショウハリオ | 牡6 | 2:01.9 |
2022 | メイショウハリオ | 牡5 | 2:03.3 |
2021 | テーオーケインズ | 牡4 | 2:02.7 |
2020 | クリソベリル | 牡4 | 2:05.3 |
2019 | オメガパフューム | 牡4 | 2:04.4 |
2018 | ゴールドドリーム | 牡5 | 2:04.2 |
2017 | ケイティブレイブ | 牡4 | 2:04.4 |
2016 | コパノリッキー | 牡6 | 2:03.5 |
2015 | ホッコータルマエ | 牡6 | 2:02.7 |
2014 | ワンダーアキュート | 牡8 | 2:03.5 |
帝王賞の過去10年の勝ち馬です。勝ち馬を見ても日本を代表する現在のダート王者もしくは将来のダート王者が勝っており力のいるレースとなっております。
帝王賞の歴代の勝ち馬一覧
帝王賞の歴代の勝ち馬については以下のタブ内に一覧でまとめています。過去20年、過去30年、歴代と勝ち馬から傾向を確認したい場合は、以下のタブを開いて確認できます。
第1回 | 1978年4月27日 大井 ダ2800m | ローズジヤツク(牡5) 2:59.1 阪本泰之/荒居貴美夫/阪本栄 |
---|---|---|
第2回 | 1979年4月23日 大井 ダ2800m | ハツマモル(牡4) 2:58.2 福永二三雄/朝倉文四郎/山岡初太郎 |
第3回 | 1980年4月10日 大井 ダ2800m | カツアール(牡4) 3:00.6 高橋三郎/秋谷元次/栗林英雄 |
第4回 | 1981年4月28日 大井 ダ2800m | アズマキング(牡4) 2:57.1 岡部盛雄/岡部猛/(有)上山ビル |
第5回 | 1982年4月19日 大井 ダ2800m | コーナンルビー(牝4) 2:57.8 堀千亜樹/遠間波満行/越路玄太 |
第6回 | 1983年4月18日 大井 ダ2800m | トラストホーク(牡5) 3:02.1 高橋三郎/武智一夫/菅波滿 |
第7回 | 1984年4月11日 大井 ダ2800m | スズユウ(牡6) 3:01.5 石川綱夫/朝倉文四郎/鈴木榮治 |
第8回 | 1985年4月18日 大井 ダ2800m | ロツキータイガー(牡4) 3:00.2 桑島孝春/泉孝/児玉孝 |
第9回 | 1986年4月9日 大井 ダ2000m | トムカウント(牡7) 2:05.9 石崎隆之/江川秀三/藤田松己 |
第10回 | 1987年4月8日 大井 ダ2000m | テツノカチドキ(牡7) 2:07.5 佐々木竹見/大山末治/(株)勝俣工務店 |
第11回 | 1988年4月13日 大井 ダ2000m | チヤンピオンスター(牡4) 2:07.0 桑島孝春/秋谷元次/坪野谷純子 |
第12回 | 1989年4月12日 大井 ダ2000m | フエートノーザン(牡6) 2:07.3 安藤勝己/吉田秋好/高橋義和 |
第13回 | 1990年4月11日 大井 ダ2000m | オサイチブレベスト(牡6) 2:07.6 丸山勝秀/土門一美/野出長一 |
第14回 | 1991年4月3日 大井 ダ2000m | チヤンピオンスター(牡7) 2:05.2 高橋三郎/飯野貞次/坪野谷純子 |
第15回 | 1992年4月15日 大井 ダ2000m | ナリタハヤブサ(牡5) 2:06.6(同着) 横山典弘/中尾謙太郎/山路秀則 ラシアンゴールド(牡4) 2:06.6(同着) 蛯名正義/大久保洋吉/大原詔宏 |
第16回 | 1993年4月12日 大井 ダ2000m | ハシルショウグン(牡5) 2:05.5 的場文男/赤間清松/渡辺典六 |
第17回 | 1994年4月11日 大井 ダ2000m | スタビライザー(牡6) 2:04.7 柴田善臣/高橋英夫/(株)ホースマン |
第18回 | 1995年4月13日 大井 ダ2000m | ライブリマウント(牡4) 2:03.7 石橋守/柴田不二男/加藤哲郎 |
第19回 | 1996年6月19日 大井 ダ2000m | ホクトベガ(牝6) 2:04.2 横山典弘/中野隆良/金森森商事(株) |
第20回 | 1997年6月24日 大井 ダ2000m | コンサートボーイ(牡5) 2:04.9 的場文男/栗田繁/森杉茂 |
第21回 | 1998年6月24日 大井 ダ2000m | アブクマポーロ(牡6) 2:03.5 石崎隆之/出川克己/鑓水秋則 |
第22回 | 1999年6月24日 大井 ダ2000m | メイセイオペラ(牡5) 2:04.0 菅原勲/佐々木修一/(有)明正商事 |
第23回 | 2000年6月22日 大井 ダ2000m | ファストフレンド(牝6) 2:05.6 蛯名正義/高市圭二/竹﨑大晃 |
第24回 | 2001年6月26日 大井 ダ2000m | マキバスナイパー(牡6) 2:04.4 K.デザーモ/岡林光浩/新田知也 |
第25回 | 2002年6月18日 大井 ダ2000m | カネツフルーヴ(牡5) 2:03.7 松永幹夫/山本正司/(株)ローレルレーシング |
第26回 | 2003年6月25日 大井 ダ2000m | ネームヴァリュー(牝5) 2:04.6 佐藤隆/川島正行/(有)飛野牧場 |
第27回 | 2004年6月30日 大井 ダ2000m | アドマイヤドン(牡5) 2:04.0 安藤勝己/松田博資/近藤利一 |
第28回 | 2005年6月29日 大井 ダ2000m | タイムパラドックス(牡7) 2:03.5 武豊/松田博資/(有)社台レースホース |
第29回 | 2006年6月28日 大井 ダ2000m | アジュディミツオー(牡5) 2:02.1 内田博幸/川島正行/織戸眞男 |
第30回 | 2007年6月27日 大井 ダ2000m | ボンネビルレコード(牡5) 2:04.3 的場文男/堀井雅広/塩田清 |
第31回 | 2008年6月25日 大井 ダ2000m | フリオーソ(牡4) 2:04.7 戸崎圭太/川島正行/ダーレー・ジャパン・ファーム(有) |
第32回 | 2009年6月24日 大井 ダ2000m | ヴァーミリアン(牡7) 2:03.6 武豊/石坂正/(有)サンデーレーシング |
第33回 | 2010年6月30日 大井 ダ2000m | フリオーソ(牡6) 2:03.4 戸崎圭太/川島正行/ダーレー・ジャパン・ファーム(有) |
第34回 | 2011年6月29日 大井 ダ2000m | スマートファルコン(牡6) 2:01.1 武豊/小崎憲/大川徹 |
第35回 | 2012年6月27日 大井 ダ2000m | ゴルトブリッツ(牡5) 2:03.0 川田将雅/吉田直弘/(有)キャロットファーム |
第36回 | 2013年6月26日 大井 ダ2000m | ホッコータルマエ(牡4) 2:03.0 幸英明/西浦勝一/矢部幸一 |
第37回 | 2014年6月25日 大井 ダ2000m | ワンダーアキュート(牡8) 2:03.5 武豊/佐藤正雄/山本信行 |
第38回 | 2015年6月24日 大井 ダ2000m | ホッコータルマエ(牡6) 2:02.7 幸英明/西浦勝一/矢部道晃 |
第39回 | 2016年6月29日 大井 ダ2000m | コパノリッキー(牡6) 2:03.5 武豊/村山明/小林祥晃 |
第40回 | 2017年6月28日 大井 ダ2000m | ケイティブレイブ(牡4) 2:04.4 福永祐一/目野哲也/瀧本和義 |
第41回 | 2018年6月27日 大井 ダ2000m | ゴールドドリーム(牡5) 2:04.2 C.ルメール/平田修/吉田勝己 |
第42回 | 2019年6月26日 大井 ダ2000m | オメガパフューム(牡4) 2:04.4 D.レーン/安田翔伍/原禮子 |
第43回 | 2020年6月24日 大井 ダ2000m | クリソベリル(牡4) 2:05.3 川田将雅/音無秀孝/(有)キャロットファーム |
第44回 | 2021年6月30日 大井 ダ2000m | テーオーケインズ(牡4) 2:02.7 松山弘平/高柳大輔/小笹公也 |
第45回 | 2022年6月29日 大井 ダ2000m | メイショウハリオ(牡5) 2:03.3 濱中俊/岡田稲男/松本好雄 |
第46回 | 2023年6月28日 大井 ダ2000m | メイショウハリオ(牡5) 2:01.9 濱中俊/岡田稲男/松本好雄 |
※2000年以前のデータはwikipediaより引用。
帝王賞の人気馬の勝率・連対率・複勝率
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 1-4-2-3 | 10% | 50% | 70% |
2番人気 | 3-1-2-4 | 30% | 40% | 60% |
3番人気 | 2-1-1-6 | 20% | 30% | 40% |
過去10年の帝王賞の上位人気の人気別勝率・連対率・複勝率です。JRA勢が上位人気になりますので1〜3番人気が優勢で基本的に人気馬を信頼するレースで良いと思いますが、3番人気がやや不審です。
帝王賞の配当傾向
年 | 単勝 | 3連複 | 3連単 |
2023 | 390円 | 870円 | 7,220円 |
2022 | 1,920円 | 3,180円 | 40,390円 |
2021 | 740円 | 104,120円 | 2,387,990円 |
2020 | 310円 | 400円 | 1,870円 |
2019 | 340円 | 5,800円 | 16,650円 |
2018 | 340円 | 1,080円 | 4,310円 |
2017 | 820円 | 2,200円 | 20,400円 |
2016 | 660円 | 1,190円 | 6,900円 |
2015 | 150円 | 1,600円 | 4,010円 |
2014 | 440円 | 1,620円 | 7,470円 |
平均 | 611円 | 12,206円 | 249,721円 |
過去10年の帝王賞の配当傾向です。地方交流戦ということでJRA勢が人気になり、人気に応えるケースが多いのでやはり堅い傾向です。(2021年はイレギュラーと捉えています。)手を広げすぎないことと、組み合わせに注意したいレースです。
帝王賞のJRA馬と地方馬の勝率・連対率・複勝率
所属 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
JRA | 10-9-8-39 | 15% | 29% | 41% |
地方 | 0-1-2-62 | 0% | 2% | 5% |
過去10年の帝王賞の傾向です。交流重賞らしくJRA勢が強い傾向にあります。地方馬よりも中央馬の方が出走頭数が多い年もあり、基本的には中央の馬中心でいいと思います。
帝王賞の馬齢別の勝率・連対率・複勝率
馬齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 4-4-1-12 | 19% | 38% | 43% |
5歳 | 2-3-1-20 | 8% | 19% | 23% |
6歳 | 3-0-2-25 | 10% | 10% | 17% |
7歳~ | 1-3-6-41 | 2% | 8% | 20% |
馬齢別については幅広い年齢の馬が馬券に絡んでいますが4歳優勢。年によってペースが1秒くらい違うので、緩んだ年は高齢馬でも馬券絡みしやすいです。
帝王賞の枠順別の勝率・連対率・複勝率
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 1-1-2-7 | 9% | 18% | 36% |
2枠 | 1-3-1-7 | 8% | 33% | 42% |
3枠 | 2-0-0-12 | 14% | 14% | 14% |
4枠 | 3-0-2-10 | 20% | 20% | 33% |
5枠 | 1-2-0-15 | 6% | 17% | 17% |
6枠 | 0-2-2-15 | 0% | 11% | 21% |
7枠 | 0-2-1-16 | 0% | 11% | 16% |
8枠 | 2-0-2-16 | 10% | 10% | 20% |
枠順別のデータを見ると、どの枠も平均的に馬券絡みしています。やや中枠に有利な値が出ておりますが、この競走の場合は2コーナーまでに馬群がバラけるので参考程度でいいと思います。
帝王賞のラップ傾向
ハロン | タイム |
1F | 12.4秒 |
2F | 11.6秒 |
3F | 12.3秒 |
4F | 12.9秒 |
5F | 12.6秒 |
6F | 12.5秒 |
7F | 12.2秒 |
8F | 12.8秒 |
9F | 12.1秒 |
10F | 12.7秒 |
帝王賞のラップ傾向です。平均化するとそこまで顕著な傾向には見えませんが、4F目のコーナー出口付近で大きくラップが落ちる年とそうでない年があり、ラップが落ちた場合は先行馬有利、ラップが落ちない場合は好位差しが優勢になります。
帝王賞の血統・種牡馬の傾向
年 | 着 | 父 | 母父 |
2023 | 1着 | パイロ | マンハッタンカフェ |
2着 | リーチザクラウン | キングカメハメハ | |
3着 | シニスターミニスター | マンハッタンカフェ | |
2022 | 1着 | パイロ | マンハッタンカフェ |
2着 | キングカメハメハ | デュランダル | |
3着 | スウェプトオーヴァーボード | ゴールドアリュール | |
2021 | 1着 | シニスターミニスター | マンハッタンカフェ |
2着 | トワイニング | アグネスタキオン | |
3着 | ディープスカイ | ブライアンズタイム |
帝王賞の近3年の血統傾向です。特筆する特徴はなく感じません。ややリピーターの側面が強いのかなと思います。
帝王賞の傾向まとめ
地方馬の集まりが悪く、基本的に中央馬で良いレースです。枠・血統・人気などについては強い傾向が出ているわけではありません。また中央馬が強いレースですので基本はそういう方向性で馬券を組み立てるレースかと思います。