どうも、スダケイバです。
2024年9月に白山大賞典が開催されます。このページでは白山大賞典の傾向について、過去のデータから予想の根拠となるポイントを分析していきます。
※データについてはNARが発表する主催者情報を元に個人で独自に統計データとして集計し引用しております。馬券購入は利用者様ご自身の自己責任でお願いいたします。免責事項はこちら |
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【2024年】白山大賞典の概要と馬券のポイント
名称 | 白山大賞典(はくさんだいしょうてん) |
格付け | JpnIII(G3) |
コース | 金沢 ダート2100m |
条件 | サラ系3歳上(指定交流競走) |
賞金 | 1着 2,100万円 |
白山大賞典は金沢ダート2100mで行われる3歳以上の指定交流重賞競走(JpnIII)です。開催タイミングもあり、あまりメンバーが集まらない傾向にあります。
白山大賞典の馬券のポイント(買いデータ・消しデータ)
- 過去10年ではJRAが優勢
- 枠はそんなに影響しないレース。
- 血統傾向はハーツクライ系が優勢。
白山大賞典のコース解説
金沢競馬場のダート2100mは向こう正面の2コーナー付近からスタート。コースを1周半強する形態となっております。最初のコーナーまでおよそ350mあり、比較的ポジションが取りやすくなっています。最後の直線が235mしかないため、道中のポジション取りが重要です。
白山大賞典の過去10年の勝馬(結果)
年 | 勝馬(優勝馬) | 馬齢 | タイム |
2023 | ウィルソンテソーロ | 牡4 | 2:11.1 |
2022 | ケイアイパープル | 牡6 | 2:13.1 |
2021 | メイショウカズサ | 牡4 | 2:10.3 |
2020 | マスターフェンサー | 牡4 | 2:13.6 |
2019 | グリム | 牡4 | 2:15.9 |
2018 | グリム | 牡3 | 2:11.4 |
2017 | インカンテーション | 牡7 | 2:13.9 |
2016 | ケイティブレイブ | 牡3 | 2:15.1 |
2015 | マイネルバイカ | 牡6 | 2:14.9 |
2014 | エイシンモアオバー | 牡7 | 2:12.5 |
白山大賞典の過去10年の勝ち馬です。勝ち馬を見てもダートの重賞常連馬が勝っており、Jpn3とはいえ、それなりに力のいるレースとなっております。
白山大賞典の歴代の勝ち馬一覧
白山大賞典の歴代の勝ち馬については以下のタブ内に一覧でまとめています。過去20年、過去30年、歴代と勝ち馬から傾向を確認したい場合は、以下のタブを開いて確認できます。
第1回 | 1981年9月27日 金沢 ダ2300m | スメラギウイン(牡5) 2:27.2 東方高行/藤木一男/高山修司 |
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第2回 | 1982年9月26日 金沢 ダ2600m | スパニツシユボール(牡5) 2:54.0 大瀬戸豊/藤木一男/後藤貢 |
第3回 | 1983年9月25日 金沢 ダ2600m | ローラーキング(牡6) 2:50.7 平床良博/中川一男/中村和夫 |
第4回 | 1984年9月23日 金沢 ダ2600m | サクラハイデン(牡7) 2:53.7 寺田茂/藤木一男/稗田達雄 |
第5回 | 1985年9月22日 金沢 ダ2600m | オサイチミカド(牡6) 2:53.1 吉井敏雄/喜多壽/野出長一 |
第6回 | 1986年9月28日 金沢 ダ2600m | オサイチミカド(牡7) 2:56.0 吉井敏雄/喜多壽/野出長一 |
第7回 | 1987年9月27日 金沢 ダ2600m | ワカオライデン(牡7) 2:56.4 吉井敏雄/桑野進/小塚美近 |
第8回 | 1988年9月25日 金沢 ダ2600m | チカラキング(牡4) 2:55.0 大瀬戸豊/勝田穂/小坂宏明 |
第9回 | 1989年9月24日 金沢 ダ2600m | シナノジヨージ(牡7) 2:53.3 桑野等/桑野進/木村龍彦 |
第10回 | 1990年9月23日 金沢 ダ2600m | リワードパンサー(牡8) 2:53.8 吉井敏雄/吉井一良/宮崎忠比古 |
第11回 | 1991年9月22日 金沢 ダ2600m | カミノムサシ(牡7) 2:54.5 渡辺壮/伊東昭二/山口讓治 |
第12回 | 1992年9月27日 金沢 ダ2600m | サリュウスキー(牡5) 2:54.1 渡辺壮/勝田穂/山田重夫 |
第13回 | 1993年9月26日 金沢 ダ2600m | サンパワーホーラー(牡6) 2:56.4 渡辺壮/桑野進/村木峰子 |
第14回 | 1994年9月25日 金沢 ダ2600m | キタシバスペイン(牡8) 2:55.7 桑野等/鷹尾雄治/大井山榮治 |
第15回 | 1995年10月1日 金沢 ダ2600m | ミスタールドルフ(牡6) 2:55.2 安部竜司/田嶋進/杉本久義 |
第16回 | 1996年10月20日 金沢 ダ2600m | ハヤテサカエオー(牡7) 2:53.0 渡辺壮/寺田茂/畑中政雄 |
第17回 | 1997年10月10日 金沢 ダ2100m | キョウトシチー(牡6) 2:15.7 松永幹夫/中尾謙太郎/(株)友駿ホースクラブ |
第18回 | 1998年10月10日 金沢 ダ2100m | キョウトシチー(牡7) 2:16.9 松永幹夫/中尾謙太郎/(株)友駿ホースクラブ |
第19回 | 1999年10月11日 金沢 ダ2100m | マチカネワラウカド(牡5) 2:12.9 石橋守/高橋隆/細川益男 |
第20回 | 2000年10月9日 金沢 ダ2100m | タマモストロング(牡5) 2:14.2 小池隆生/川村禎彦/タマモ(株) |
第21回 | 2001年10月8日 金沢 ダ2100m | ミラクルオペラ(牡4) 2:13.6 幸英明/領家政蔵/西森鶴 |
第22回 | 2002年10月14日 金沢 ダ2100m | スナークレイアース(牡7) 2:14.5 和田竜二/川村禎彦/杉本仙次郎 |
第23回 | 2003年10月14日 金沢 ダ2100m | イングランディーレ(牡4) 2:14.6 安藤勝己/清水美波/吉田千津 |
第24回 | 2004年10月12日 金沢 ダ2100m | タイムパラドックス(牡6) 2:14.4 横山典弘/松田博資/(有)社台レースホース |
第25回 | 2005年10月4日 金沢 ダ2100m | グラッブユアハート(牝5) 2:16.5 安藤勝己/畠山吉宏/吉田和子 |
第26回 | 2006年10月10日 金沢 ダ2100m | レマーズガール(牝6) 2:15.9 岩田康誠/湯浅三郎/平井豊光 |
第27回 | 2007年10月9日 金沢 ダ2100m | ビッグドン(牡7) 2:16.3 加藤和義/加藤和宏/服部康夫 |
第28回 | 2008年10月7日 金沢 ダ2100m | スマートファルコン(牡3) 2:14.1 岩田康誠/小崎憲/大川徹” |
第29回 | 2009年10月6日 金沢 ダ2100m | アドマイヤスバル(牡6) 2:13.5 勝浦正樹/中尾秀正/近藤利一 |
第30回 | 2010年10月5日 金沢 ダ2100m | パワーストラグル(牡4) 2:13.1 後藤浩輝/加藤征弘/(株)グリーンファーム |
第31回 | 2011年10月4日 金沢 ダ2100m | シビルウォー(牡6) 2:14.3 吉田豊/戸田博文/(有)社台レースホース |
第32回 | 2012年10月2日 金沢 ダ2100m | ニホンピロアワーズ(牡5) 2:12.9 酒井学/大橋勇樹/小林百太郎 |
第33回 | 2013年10月8日 金沢 ダ2100m | エーシンモアオバー(牡7) 2:13.6 岩田康誠/沖芳夫/(株)栄進堂 |
第34回 | 2014年10月7日 金沢 ダ2100m | エーシンモアオバー(牡8) 2:12.5 岩田康誠/沖芳夫/(株)栄進堂 |
第35回 | 2015年10月6日 金沢 ダ2100m | マイネルバイカ(牡6) 2:14.9 柴田大知/西村真幸/(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン |
第36回 | 2016年10月4日 金沢 ダ2100m | ケイティブレイブ(牡3) 2:15.1 武豊/目野哲也/瀧本和義 |
第37回 | 2017年10月3日 金沢 ダ2100m | インカンテーション(牡7) 2:13.6 岩田康誠/羽月友彦/(有)ターフ・スポート |
第38回 | 2018年10月2日 金沢 ダ2100m | グリム(牡3) 2:11.4 内田博幸/野中賢二/(株)カナヤマホールディングス |
第39回 | 2019年10月1日 金沢 ダ2100m | グリム(牡4) 2:15.9 濱中俊/野中賢二/(株)カナヤマホールディングス |
第40回 | 2020年9月29日 金沢 ダ2100m | マスターフェンサー(牡4) 2:13.6 川田将雅/角田晃一/(株)吉澤ホールディングス |
第41回 | 2021年9月22日 金沢 ダ2100m | メイショウカズサ(牡4) 2:10.3 川田将雅/安達昭夫/松本好雄 |
第42回 | 2022年10月4日 金沢 ダ2100m | ケイアイパープル(牡6) 2:13.1 藤岡康太/村山明/(株)ケイアイスタリオン |
第43回 | 2023年9月26日 金沢 ダ2100m | ウィルソンテソーロ(牡4) 2:11.1 川田将雅/小手川準/了徳寺健二ホールディングス(株) |
※2000年以前のデータはwikipediaより引用
白山大賞典の人気馬の勝率・連対率・複勝率
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 5-0-0-5 | 50% | 50% | 50% |
2番人気 | 2-5-1-2 | 20% | 70% | 80% |
3番人気 | 0-2-4-4 | 0% | 20% | 60% |
過去10年の白山大賞典の上位人気の人気別勝率・連対率・複勝率です。JRA勢が上位人気になりますので1〜3番人気が優勢で基本的に人気馬を信頼するレースで良いと思いますが、3番人気がやや不振です。
白山大賞典の配当傾向
年 | 単勝 | 3連複 | 3連単 |
2023 | 120円 | 680円 | 1,480円 |
2022 | 280円 | 2,250円 | 10,370円 |
2021 | 860円 | 2,400円 | 14,150円 |
2020 | 250円 | 790円 | 2,900円 |
2019 | 210円 | 900円 | 3,190円 |
2018 | 350円 | 3,700円 | 10,960円 |
2017 | 200円 | 810円 | 4,600円 |
2016 | 210円 | 570円 | 2,280円 |
2015 | 1,010円 | 860円 | 6,670円 |
2014 | 510円 | 1,590円 | 8,870円 |
平均 | 431円 | 1,541円 | 7,110円 |
過去10年の白山大賞典の配当傾向です。地方交流戦ということでJRA勢が人気になり、人気に応えるケースが多いのでやはり堅い傾向です。特にこのレースは地元金沢馬と地方馬のレベル差が大きいので固い傾向です。手を広げすぎないことと、組み合わせに注意したいレースです。
白山大賞典のJRA馬と地方馬の勝率・連対率・複勝率
所属 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
JRA | 10-7-9-23 | 20% | 35% | 53% |
地方 | 0-3-1-58 | 0% | 5% | 6% |
過去10年の白山大賞典の傾向です。交流重賞らしくJRA勢が強い傾向にあります。地方馬よりも中央馬の方が出走頭数が多い年もあり、基本的には中央の馬中心でいいと思います。
白山大賞典の馬齢別の勝率・連対率・複勝率
馬齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 2-1-2-6 | 18% | 27% | 45% |
4歳 | 6-2-0-10 | 33% | 44% | 44% |
5歳 | 0-4-3-21 | 0% | 14% | 25% |
6歳 | 2-2-2-17 | 9% | 17% | 26% |
7歳~ | 2-1-2-29 | 6% | 9% | 15% |
馬齢別については幅広い年齢の馬が馬券に絡んでいます。率で言えば3歳が優勢ですが、度数では7歳以上と難解なレースになっていると言えます。
白山大賞典の枠順別の勝率・連対率・複勝率
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 1-0-1-8 | 10% | 10% | 20% |
2枠 | 1-0-0-9 | 10% | 10% | 10% |
3枠 | 1-2-1-6 | 10% | 30% | 40% |
4枠 | 1-1-1-7 | 10% | 20% | 30% |
5枠 | 0-2-4-10 | 0% | 13% | 38% |
6枠 | 1-2-2-12 | 6% | 18% | 29% |
7枠 | 0-2-1-17 | 0% | 10% | 15% |
8枠 | 5-1-0-14 | 25% | 30% | 30% |
枠順別のデータを見ると、8枠が大変優秀な成績を示していますが、JRA馬が入ることが多かったことも影響しています。中央馬と地方馬が半々ぐらいの出走になりますので1~2コーナーまででバラけますので、本質的にはあまり枠順の差は感じないレースです。
白山大賞典のラップ傾向
ハロン | タイム |
-F | -秒 |
白山大賞典のラップ傾向は金沢競馬場が区間ラップを開示していませんのでありません。
白山大賞典の血統・種牡馬の傾向
年 | 着 | 父 | 母父 |
2023 | 1着 | キタサンブラック | Uncle Mo |
2着 | ホッコータルマエ | シニスターミニスター | |
3着 | エスポワールシチー | ワイルドラッシュ | |
2022 | 1着 | パイロ | Seeking the Gold |
2着 | オルフェーヴル | Candy Ride | |
3着 | モーリス | メジロベイリー | |
2021 | 1着 | カジノドライヴ | コロナドズクエスト |
2着 | パイロ | ブライアンズタイム | |
3着 | ハーツクライ | Sligo Bay |
白山大賞典の近3年の血統傾向です。ハーツクライ系が優勢ですね。もちろん参戦している馬の質もあるのですが、距離が2100mと微妙に長いこともあり、スタミナを活かせるタイプが良いように見えます。
白山大賞典の傾向まとめ
基本的に中央馬で良いレースです。枠・人気などについては強い傾向が出ているわけではありません。血統面では強いて言えばハーツクライ系が良さそうです。地元金沢の馬と中央馬のレベル差が大きいので中央の馬の取捨選択が重要です。