ダンシングブレーヴの種付け料推移と種牡馬成績・評価

ダンシングブレーヴの種付け料推移と種牡馬成績・評価

どうも、スダケイバです。

日本を代表する名種牡馬・ダンシングブレーヴ(Dancing Brave)の種付料に関するデータをまとめています。

ダンシングブレーヴについて

アメリカ産の同馬はイヤリングセールで20万ドルでハーリド・ビン・アブドゥッラー氏により落札され、欧州でキャリアを重ねる。英2000ギニー、キングジョージ6世&QEダイヤモンドステークス、凱旋門賞といった欧州の主要タイトルを制覇。特に凱旋門賞では歴代最高と呼ばれるほどの好メンバーであったこと、そして勝ち方が素晴らしかったことから、レーティングでは当時史上最高のレーティングを付けられ、当時は歴代最強馬との評価であった。

その馬が日本に導入された背景は、同馬が不治の病で奇病とも言われるマリー病を患ったこと、そして初年度産駒が想定よりも走らなかったことに起因する。皮肉なことに、日本に輸出した後に残してきた産駒の中からGI馬が複数誕生することとなり、早すぎた日本への売却を後悔することとなる。

略歴

・1983年 米国産
・1986年 英2000ギニー、エクリプスS、KJⅥ&QEDS、凱旋門賞を制覇
・1987年 英国で種牡馬入り
・1991年 日本に輸入
・1999年8月2日(16歳)没

主な競走成績

◆競走成績:10戦8勝
1986年:英2000ギニー1着、エクリプスS1着、KJⅥ&QEDS1着、凱旋門賞1着

ダンシングブレーヴの種付け料推移と評価・成績

種付料種付頭数出生頭数SR
200581位
200441位
200331位
200222位
200111位
200032頭10位
1999360万円50頭36頭10位
1998330万円50頭32頭9位
1997300万円40頭13頭5位
1996300万円20頭11頭46位
1995270万円35頭50頭203位
1994540万円65頭51頭103位
1993160万円65頭38頭210位
1992160万円50頭529位

引用:JBIS

産駒の特徴と評価
父馬と同様に末脚で勝負するタイプのエリモシックや晩年のキングヘイロー、反対に優れたスピードで逃げの先方を取るキョウエイマーチなど日本では特徴的な産駒が多かった印象です。病気や体調不良などで種付け頭数が少ない中で、数多くのGI馬を輩出するなど、「もし病気になっていなかったら・・・」と妄想したくなる一頭です。

ダンシングブレーヴの代表産駒(子供)

1990年産

・コマンダーインチーフ(エプソムダービー、愛ダービー)
・Wemyss Bight/ウィミスバイト(愛オークス)
・Ivanka/イヴァンカ(フィリーズマイル)
・ホワイトマズル(伊ダービー)

1991年産

・Cherokee Rose/チェロキーローズ (スプリントカップ、モーリス・ド・ゲスト賞)

1993年産

・エリモシック(エリザベス女王杯)

1994年産

・キョウエイマーチ(桜花賞)

1995年産

・キングヘイロー(高松宮記念)

1998年産

・テイエムオーシャン(桜花賞、秋華賞)

ダンシングブレーヴのブルードメアサイアー(BMS/母父)としての代表産駒

1995年産

・Robertico/ロベルティコ(独ダービー)
※父Mister Baileys
・Zomaradah/ゾマラダー(伊オークス)
※父Deploy

1996年産

・Mus-If/マスイフ(ナショナルステークス)
※父Lahib

1997年産

・Millenary/ミレナリー(セントレジャーステークス)
※父Rainbow Quest
・Beat Hollow/ビートホロー(パリ大賞典、アーリントミリオン、ほか)
※父Sadler’s Wells
・Primo Valentino/プリモヴァレンティノ(ミドルパークステークス)
※父Primo Dominie

1999年産

・Zenda/ゼンダ(プール・デッセ・デ・プーリッシュ)
※父Zamindar

2000年産

・Oasis Dream/オアシスドリーム(ミドルパークステークス、ほか)
※父Green Desert

2001年産

・スイープトウショウ(宝塚記念、エリザベス女王杯、秋華賞)
※父エンドスウィープ

2003年産

・メイショウサムソン(東京優駿、皐月賞、天皇賞・春、天皇賞・秋)
※父オペラハウス

2008年産

・ビッグロマンス(全日本2歳優駿)
※父グラスワンダー
・Military Attack/ミリタリーアタック(シンガポール航空IC、QEⅡC)
※父Oratorio

ダンシングブレーヴの種牡馬評価

出走頭数195頭
勝馬111頭
勝馬率56.9%
重賞馬7頭
重賞馬率3.6%
AEI2.49
CPI1.58
収得賞金71.1億円

引用:JBIS(※中央競馬のみ集計(小数点第二位を四捨五入))

勝馬率は56.9%は超一流馬のものと言っていいでしょう。重賞馬率3.5%というのもかなり高い数字です。AEIを見ても大物が多いということが言えると思います。もう少し産駒が残せたら・・・と思う一頭です。

ダンシングブレーヴの血統表とサイアーライン

LyphardNorthern DancerNearctic
Natalma
Goofed Court Martial
Barra
Navajo PrincessDroneSir Gaylord
Cap and Bells
OlmecPago Pago
Chocolate Beau

母のNavajo Princessからはダンシングブレーヴの全妹でヴェルメイユ賞勝ち馬のJolyphaがおり、その血脈を広げています。父のLyphard (リファール)はサイアーラインだけでなく、母方に入っても活力を発揮しております。

リファール系とダンシングブレーヴ系

リファール系とダンシングブレーヴ系
Northern Dancer 1961 加
|Nijinsky 1967 英
|Vice Regent 1967 加
|Lyphard 1969 米
||モガミ 1976 仏
||Alzao 1980 米
||ダンシングブレーヴ 1983 米
|||Saint Otto 1988 独
|||コマンダーインチーフ 1990 英
||||スエヒロコマンダー 1995 日
||||ラスカルスズカ 1996 日
||||ハギノハイグレイド 1996 日
||||レギュラーメンバー 1997 日
|||||ウルトラカイザー 2008 日
||||トップコマンダー 1997 日
||||ネヴァーフォゲット 2001 日
|||ダンシングサーパス 1990 日
|||ホワイトマズル1990 英
||||イングランディーレ 1999 日
|||||Jigeum I Sungan 2009 韓
||||シャドウゲイト 2002 日
||||アサクサキングス 2004 日
||||シルポート 2005 日
||||ニホンピロアワーズ 2007 日
|||チョウカイライジン 1993 日
|||キングヘイロー 1995 日
||||ローレルゲレイロ 2004 日
||||キタサンミカヅキ 2010 日
|||レオリュウホウ 1995 日
|||ジョウテンブレーヴ 1997 日
|||ダンシングカラー 1998 日
|||インターハイクラス 1999 日
|ノーザンテースト 1971 加
|トライマイベスト 1975 英
|Danzig 1977 英
|Nureyev 1977 米
|Storm Bird 1978 加
|Sadler’s Wells 1981 米
引用:wikipedia
Lyphard (リファール)系は現在ではサイアーラインの活力としては他のノーザンダンサー系の種牡馬に押されつつあるものの、母系に入ってのクロスなどで存在感を示している系統です。特に日本ではAlzao(アルザオ)がディープインパクトの母父であったり、キタサンブラックがLyphard (リファール)クロスを有していたりと、比較的最近も馴染みのある系統です。

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