トニービンの種付け料推移と種牡馬成績・評価

トニービンの種付け料推移と種牡馬成績・評価

どうも、スダケイバtwitterです。

日本を代表する名種牡馬・トニービンの種付料に関するデータをまとめています。

トニービンについて

トニービンはアイルランド産。イタリアのセリ市でわずか3,000ギニー(約90万円)で購買されるなど、決してエリート街道を歩んだ馬ではありませんでしたが、現役時代は凱旋門賞など複数のG1勝利したほか、イタリアだけでなくヨーロッパの各国で好走した。

社台ファームの吉田照哉氏に現役時代に購入され、現役引退を機に日本で種牡馬入りすることとなり、総額10億4,550万円のシンジケートが組まれ、日本の社台スタリオンステーションで種牡馬入りした。

略歴

・1983年 アイルランド産
・1987年 イタリア共和国大統領賞、ミラノ大賞制覇
・1988年 凱旋門賞制覇、ジャパンカップ参戦
・1989年 日本で種牡馬入り
・1994年 日本でリーディングサイアー獲得
・2000年3月10日(17歳)没

主な競走成績

◆競走成績:27戦15勝
1987年:イタリア共和国大統領賞1着、ミラノ大賞1着、ジョッキークラブ大賞1着
1988年:凱旋門賞1着、
イタリア共和国大統領賞1着、ミラノ大賞1着

トニービンの種付け料推移と評価・成績

種付料種付頭数出生頭数SR
200563位
200425位
20036位
20024位
20014頭2位
20009頭87頭2位
19991,000万円124頭94頭2位
1998BookFull129頭119頭2位
1997BookFull155頭128頭3位
1996Private159頭114頭3位
1995Private138頭94頭4位
1994Private117頭94頭1位
1993BF111頭50頭2位
1992Private62頭58頭117位
1991Private67頭54頭
1990Private65頭45頭
1989Private57頭

引用:JBIS

産駒の特徴と評価
1種牡馬入り当初はジャパンカップの敗戦もあり、そこまで人気種牡馬ということではなく、シンジケートの権利を有する馬主を中心とした種付け数に留まっていたが、初年度産駒からダービー馬ウイニングチケット、名牝ベガを輩出すると評価は一変。以降は100頭を超える種付け数を長年キープする人気種牡馬となった。同時期に活躍した「サンデーサイレンス」「ブライアンズタイム」と並んで“種牡馬御三家”と呼ばれ、多くの活躍馬を産み出すこととなる。1994年にはノースフライトがマイルGIを制したことも後押しし、リーディングサイアーに輝いている。

トニービンの代表産駒(子供)

1990年産

・ベガ(桜花賞、オークス、ほか)
・ウイニングチケット(東京優駿、ほか)
・ノースフライト(マイルCS、安田記念、ほか)
・サクラチトセオー(天皇賞・秋、ほか)

1991年産

・オフサイドトラップ(天皇賞・秋)

1993年産

・エアグルーヴ(優駿牝馬、天皇賞・秋)

1998年産

・ジャングルポケット(東京優駿・ジャパンカップ、ほか)
・レディパステル(優駿牝馬、ほか)

1999年産

・テレグノシス(NHKマイルC、ほか)

トニービンのブルードメアサイアー(BMS/母父)としての代表産駒

1996年産

・アドマイヤベガ (東京優駿)
※父サンデーサイレンス

1999年産

・アドマイヤドン(フェブラリーS、朝日杯FS、ほか)
※父ティンバーカントリー

2000年産

・アドマイヤグルーヴ(エリザベス女王杯2回)
※父サンデーサイレンス
・ビッグウルフ(ジャパンダートダービー)
※父アフリート

2001年産

・ハーツクライ(有馬記念、ドバイシーマクラシック、ほか)
※父サンデーサイレンス

2002年産

・マルカラスカル(中山大障害、中山グランドジャンプ、ほか)
※父グラスワンダー

2004年産

・ヴィクトリー(皐月賞)
※父ブライアンズタイム
・ショウワモダン(安田記念)
※父エアジハード

2005年産

・キャプテントゥーレ(皐月賞)
※父アグネスタキオン
・アーネストリー(宝塚記念)
※父グラスワンダー

2006年産

・トランセンド(ジャパンカップダート2回)
※父ワイルドラッシュ

2007年産

・カレンチャン(スプリンターズステークス、高松宮記念)
※父クロフネ
・ルーラーシップ(クイーンエリザベスII世C)
※父キングカメハメハ

2010年産

・コパノリチャード(高松宮記念)
※父ダイワメジャー
・アップトゥデイト(中山大障害、中山グランドジャンプ、ほか)
※父クロフネ

トニービンの種牡馬評価

出走頭数775頭
勝馬397頭
勝馬率51.2%
重賞馬61頭
重賞馬率3.5%
AEI2.12
CPI1.78
収得賞金241.1億円

引用:JBIS(※中央競馬のみ集計(小数点第二位を四捨五入))

勝馬率51.8%と非常に高い値を示しています。そして重賞馬率も3.5%と高い値となっており、さすがリーディングサイアー争いをしていた種牡馬だなという印象です。種付け頭数が少なかった時代ですので、頭数が影響するところはやや控えめな印象です。

トニービンの血統表とサイアーライン

カンパラKalamounゼダーン
Khairunissa
State Pensionオンリーフォアライフ
Lorelei
Severn BridgeHornbeamHyperion
Thicket
Priddy FairPreciptic
Campanette

近親にMissionary Ridgeがいるなど80~90年代に活力があった牝系である母のSevernBridgeに、のちにイタリアのリーディング種牡馬に輝くカンパラと交配されて誕生した同馬。残念ながら父系および母系も近年は活力を失いつつあるが、特に日本ではBMSとして活躍が目立つため、今後の血統表にも長く残ることが期待される。

ナスルーラ系とトニービン系

ナスルーラ系とトニービン系
Nasrullah 1940 英
|Gray Sovereign 1948 英
||ゼダーン 1965 仏
|||Kalamoun 1970 仏
||||カンパラ 1976 英
|||||トニービン 1983 伊
||||||サクラチトセオー 1990 日
||||||ジャングルポケット 1998 日
|||||||オウケンブルースリ 2005 日
|||||||トーセンジョーダン 2006 日
|Princely Gift 1951 英
||テスコボーイ 1963 英
|||トウショウボーイ 1973 日
|||サクラユタカオー 1982 日
||||サクラバクシンオー 1989 日
|Red God 1954 米
||Blushing Bloom 1974 米
|||Rahy 1985 米
|||Nashwan 1985 米
||||バゴ 2001 仏
|Bold Ruler 1951 米
||Boldnesian 1963 米
|||Bold Reasoning 1968 米
||||Seattle Slew 1974 米
|||||A.P.Indy 1989 米
||||||Pulpit 1994 米
|||||||Tapit 2001 米
|||||||パイロ 2005 米
||||||Old Trieste 1995 米
|||||||シニスターミニスター 2003 米
||||||Bernardini 2003 米
||||||マジェスティックウォーリアー 2005 米
|Never Bend 1960 米
||Mill Reef 1968 米
|||ミルジョージ 1975 米
|||Shirley Heights 1975 英
||||Darshaan 1981 英
|||||Mark of Esteem 1993 愛
|||||Dalakhani 2000 愛
引用:wikipedia

ナスルーラ系は現在も大きな活力を持っている父系で、Bold Ruler系のA.P.IndyがTapitを筆頭に父系を伸ばしている。Gray Sovereign系のトニービンは産駒の中からオウケンブルースリやトーセンジョーダンがいるが、残念ながら主要な種牡馬とは現時点では言い切れないので、父系としての継続が危ぶまれている。

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