どうも、スダケイバtwitterです。
2022年12月に名古屋グランプリが開催されます。このページでは名古屋グランプリの傾向について、過去のデータから予想の根拠となるポイントを分析していきます。
※データについてはNARが発表する主催者情報を元に個人で独自に統計データとして集計し引用しております。馬券購入は利用者様ご自身の自己責任でお願いいたします。免責事項はこちら |
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【2022年】名古屋グランプリの概要と馬券のポイント
レース名 | 名古屋グランプリ(なごやぐらんぷり) |
格付け | JpnII(GII) |
コース | 名古屋 ダート2500m |
条件 | サラ系3歳上(指定交流競走) |
1着賞金 | 3,200万円 |
名古屋グランプリは名古屋競馬場ダート2500mで行われる3歳以上の地方交流重賞競走(JpnII)です。GIレースの谷間ということで、中央のメンツもそうですが特に地方のメンバーがなかなか集まりにくいのが特徴です。
名古屋競馬のダート2500mのコースはこのレースのみ使用されていることもあり、傾向は掴みにくいです。コーナー8回という特殊性と、直線は194mと地方の競馬場でも一番短い直線となっていますので道中動ける馬が良いです。
名古屋グランプリの配当傾向
年 | 単勝 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
2021 | 210円 | 260円 | 830円 | 2,710円 |
2020 | 140円 | 160円 | 1,890円 | 3,820円 |
2019 | 280円 | 810円 | 550円 | 3,860円 |
2018 | 290円 | 960円 | 350円 | 4,520円 |
2017 | 810円 | 1,860円 | 1,270円 | 11,170円 |
2016 | 280円 | 180円 | 2,720円 | 10,070円 |
2015 | 320円 | 1,280円 | 890円 | 5,700円 |
2014 | 1,330円 | 1,800円 | 1,840円 | 16,670円 |
2013 | 380円 | 1,170円 | 1,070円 | 7,910円 |
2012 | 390円 | 1,090円 | 4,150円 | 17,130円 |
過去10年の名古屋グランプリの配当傾向です。地方交流戦ということでJRA勢が人気になり、人気に応えるケースが多いので馬連までは堅い傾向ですが、3連系はイメージよりもついていますね。組み合わせに注意したいレースです。
あとは馬券術として馬連よりも枠連の方が配当がいいケースも目立ちますので、オッズは注視した方がいいと思います。
名古屋グランプリの馬券のポイント(買いデータ・消しデータ)
- 過去10年ではJRAが圧倒的で地方馬は基本的に不要。
- 枠はそんなに影響しないレース。
- 血統傾向はサンデー系内包が優勢。
名古屋グランプリの過去10年の勝馬(結果)
年 | 勝馬 | 馬齢 | タイム |
2021 | ヴェルテックス | 牡4 | 2:45.4 |
2020 | マスターフェンサー | 牡4 | 2:44.8 |
2019 | デルマルーヴル | 牡3 | 2:42.4 |
2018 | チュウワウィザード | 牡3 | 2:40.7 |
2017 | メイショウスミトモ | 牡6 | 2:43.5 |
2016 | アムールブリエ | 牝5 | 2:41.7 |
2015 | アムールブリエ | 牝4 | 2:45.7 |
2014 | エーシンモアオバー | 牡8 | 2:43.5 |
2013 | シビルウォー | 牡8 | 2:43.3 |
2012 | エーシンモアオバー | 牡6 | 2:40.3 |
名古屋グランプリの過去10年の勝ち馬です。タイムがかなりばらつきます。道中のペース次第ですが。近年の勝ち馬の名前を見ても、後に大きな活躍をした馬はチュウワウィザードくらいで、JRA勢の地方交流の賞金稼ぎとしても低調なメンバーです。
名古屋グランプリの人気馬の勝率・連対率・複勝率
人気 | 成績 | 勝率 | 複勝率 | 連対率 |
1番人気 | 3-2-4-1 | 30% | 50% | 90% |
2番人気 | 3-2-2-3 | 30% | 50% | 70% |
3番人気 | 2-1-0-7 | 20% | 30% | 30% |
過去10年の名古屋グランプリの上位人気の人気別勝率・連対率・複勝率です。JRA勢が上位人気になりますので1番人気と2番人気が優勢で基本的に人気馬(JRA勢)を信頼するレースで良いと思います。
名古屋グランプリのJRA馬と地方馬の勝率・連対率・複勝率
所属 | 成績 | 勝率 | 複勝率 | 連対率 |
JRA | 10-10-8-22 | 20% | 40% | 56% |
地方 | 0-0-2-62 | 0% | 0% | 3% |
過去10年の名古屋グランプリの傾向です。特にJRA勢が強い傾向にあります。地方交流競走ですが地方馬があまりメンバーが集まらないということもあります。悪くいう意図はないですが、流石に2流どころの地方勢とJRA勢では分が悪いようです。
名古屋グランプリの馬齢別の勝率・連対率・複勝率
馬齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 2-1-3-7 | 15% | 23% | 46% |
4歳 | 3-1-3-11 | 17% | 22% | 39% |
5歳 | 1-3-1-15 | 5% | 20% | 25% |
6歳 | 2-2-1-15 | 10% | 20% | 25% |
7歳~ | 2-3-2-35 | 5% | 12% | 17% |
馬齢別については幅広い年齢の馬が馬券に絡んでいます。コーナー8回の特殊性や道中のラップ次第で高齢馬でも走りやすいというのが要因だと思います。
名古屋グランプリの枠順別の勝率・連対率・複勝率
項目 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 1-1-1-7 | 10% | 20% | 30% |
2枠 | 1-1-0-8 | 10% | 20% | 20% |
3枠 | 0-3-0-7 | 0% | 30% | 30% |
4枠 | 0-0-2-9 | 0% | 0% | 18% |
5枠 | 1-1-2-12 | 6% | 13% | 25% |
6枠 | 0-1-1-17 | 0% | 5% | 11% |
7枠 | 4-2-2-11 | 21% | 32% | 42% |
8枠 | 3-1-2-13 | 16% | 21% | 32% |
枠順別のデータを見ると、真ん中がやや不利です。ただこのレースに関しては力差もありますので、これぐらいの傾向であれば、基本的にはどの枠からも狙えるレースと言えます。
名古屋グランプリのラップ傾向
前半 | 後半 | 上がり | 平均勝ちタイム |
-秒 | -秒 | -秒 | 2:43.2 |
名古屋グランプリのラップ傾向です。名古屋競馬はラップタイムを公表していませんので勝ちタイムのみの平均ですが道中のペース次第で大きく勝ちタイムが変わりますので注意が必要です。
名古屋グランプリの血統・種牡馬の傾向
年 | 着 | 父 | 母父 |
2021 | 1着 | ジャスタウェイ | サクラバクシンオー |
2着 | パイロ | Seeking the Gold | |
3着 | ルーラーシップ | サンデーサイレンス | |
2020 | 1着 | ジャスタウェイ | Deputy Minister |
2着 | ハーツクライ | Kingmambo | |
3着 | ゴールドアリュール | Storm Cat | |
2019 | 1着 | パイロ | コマンズ |
2着 | ステイゴールド | パントレセレブル | |
3着 | アイルハヴアナザー | フジキセキ |
名古屋グランプリの近3年の血統傾向です。血統よりも個体の傾向差が大きいですが、強いていうならサンデー系が目立ちますかね。
名古屋グランプリの傾向まとめ
大レースの谷間ということでメンバーは低調傾向。JRA勢よりも地方馬の方がメンバーが揃わないため、JRA勢がかなり有利な交流重賞の一つです。JRA勢の中では若い馬の活躍が目立ちます。サンデー系内包の馬がやや優勢である点は覚えておきましょう。