どうも、スダケイバtwitterです。
2023年3月に名古屋大賞典が開催されます。このページでは名古屋大賞典の傾向について、過去のデータから予想の根拠となるポイントを分析していきます。なお、2023年から新コースに移転しているので、今年のデータは一部旧コースのものとなります。
※データについてはNARが発表する主催者情報を元に個人で独自に統計データとして集計し引用しております。馬券購入は利用者様ご自身の自己責任でお願いいたします。免責事項はこちら |
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【2023年】名古屋大賞典の概要と馬券のポイント
名称 | 名古屋大賞典(なごやだいしょうてん) |
格付け | JpnIII(GIII) |
コース | 名古屋 ダート1900m |
条件 | サラ系4歳上・別定戦 |
賞金 | 1着 2,100万円 |
名古屋大賞典は名古屋競馬場ダート1900mで行われる4歳以上の地方交流重賞競走(JpnIII)です。GIのフェブラリーステークス翌週であることや、3月に複数の地方交流があるということでメンバーは手薄です。
名古屋大賞典の馬券のポイント(買いデータ・消しデータ)
- JRAが優勢。
- 枠は内枠が有利に働くレース。
- 近10年は4歳馬が狙い目。
名古屋大賞典のコース解説
名古屋ダート1900mは名古屋競馬場を1周半するコース形態です。直線までの距離は約260mと1コーナーまでの距離がないため、ポジション争い地方の競馬場の中では激化します。直線は194mと地方では最も短い長さとなります。どうしても道中のペースが落ちやすいため、前の方に付けられる脚が必要です。
名古屋大賞典の過去10年の勝馬(結果)
年 | 勝馬(優勝馬) | 馬齢 | タイム |
2022 | クリンチャー | 牡8 | 2:03.4 |
2021 | クリンチャー | 牡7 | 2:00.0 |
2020 | ロードゴラッソ | 牡5 | 2:02.0 |
2019 | グリム | 牡4 | 2:02.1 |
2018 | サンライズソア | 牡4 | 2:02.4 |
2017 | ケイティブレイブ | 牡4 | 2:02.5 |
2016 | アウォーディー | 牡6 | 2:01.2 |
2015 | メイショウコロンボ | 牡6 | 2:00.8 |
2014 | ダノンカモン | 牡8 | 2:01.9 |
2013 | ホッコータルマエ | 牡4 | 1:59.8 |
名古屋大賞典の過去10年の勝ち馬です。後にGIで勝ち負けする馬やGIからの転戦組が好成績ですね。
名古屋大賞典の歴代の優勝馬・勝ち馬一覧
かなり長くなりますので、確認をしたい方は以下のタブを開いて確認してください。
年 | 勝馬 | 馬齢 | タイム | 騎手 |
2021 | クリンチャー | 牡7 | 2:00.0 | 川田将雅 |
2020 | ロードゴラッソ | 牡5 | 2:02.0 | 川田将雅 |
2019 | グリム | 牡4 | 2:02.1 | 武豊 |
2018 | サンライズソア | 牡4 | 2:02.4 | M.デムーロ |
2017 | ケイティブレイブ | 牡4 | 2:02.5 | 福永祐一 |
2016 | アウォーディー | 牡6 | 2:01.2 | 武豊 |
2015 | メイショウコロンボ | 牡6 | 2:00.8 | 武幸四郎 |
2014 | ダノンカモン | 牡8 | 2:01.9 | 川田将雅 |
2013 | ホッコータルマエ | 牡4 | 1:59.8 | 幸英明 |
2012 | ニホンピロアワーズ | 牡5 | 2:01.4 | 幸英明 |
2011 | エスポワールシチー | 牡6 | 1:58.4 | 佐藤哲三 |
2010 | ラヴェリータ | 牝4 | 2:02.1 | 岩田康誠 |
2009 | スマートファルコン | 牡4 | 2:01.8 | 岩田康誠 |
2008 | メイショウトウコン | 牡6 | 2:00.6 | 武幸四郎 |
2007 | アルドラゴン | 牡6 | 2:04.4 | 藤田伸二 |
2006 | ドンクール | 牡4 | 2:00.6 | 岩田康誠 |
2005 | クーリンガー | 牡6 | 2:01.5 | 和田竜二 |
2004 | クーリンガー | 牡5 | 2:01.2 | 和田竜二 |
2003 | マルカセンリョウ | 牡5 | 2:01.2 | 上松瀬竜一 |
2002 | トーホウエンペラー | 牡6 | 2:01.9 | 菅原勲 |
2001 | マンボツイスト | 牡6 | 2:00.6 | 四位洋文 |
2000 | オースミジェット | 牡6 | 2:02.3 | 四位洋文 |
1999 | オースミジェット | 牡5 | 2:01.9 | 四位洋文 |
1998 | メイショウモトナリ | 牡4 | 2:03.2 | 安田康彦 |
1997 | メイショウアムール | 牡6 | 2:01.2 | 河内洋 |
1996 | キョウトシチー | 牡5 | 2:02.6 | 松永幹夫 |
1995 | ポスターフェイス | 牡6 | 2:02.3 | 青木達彦 |
1994 | ウットマン | 牡4 | 2:03.6 | 濱口楠彦 |
1993 | ロングニュートリノ | 牡8 | 2:03.0 | 松原義夫 |
1992 | ベッスルエース | 牡4 | 2:01.3 | 安藤光彰 |
1991 | ハヤブサモン | 牡6 | 2:02.9 | 安部幸夫 |
1990 | ハヤブサモン | 牡5 | 2:01.0 | 安部幸夫 |
1989 | フエートノーザン | 牡6 | 2:04.7 | 安藤勝己 |
1988 | – | – | – | – |
1987 | ワカオライデン | 牡6 | 2:02.7 | 井上孝彦 |
1986 | グレートローマン | 牡5 | 2:01.4 | 田中敏和 |
1985 | カウンテスアツプ | 牡4 | 2:01.2 | 安藤勝己 |
1984 | マツノセイザン | 牡4 | 2:01.2 | 安藤勝己 |
1983 | ミヤジダケオー | 牡5 | 2:02.6 | 田中敏和 |
1982 | ゴールドレツト | 牡3 | 2:02.0 | 原口次夫 |
1981 | ハローキング | 牡6 | 2:02.2 | 田中敏和 |
1980 | イチコンコルドオウ | 牡6 | 2:01.5 | 坂本敏美 |
1979 | ダイタクチカラ | 牡5 | 1:59.7 | 山田義男 |
1978 | スズカオーヒメ | 牝5 | 2:03.5 | 白坂芳文 |
1977 | ブレーブボーイ | 牡3 | 2:02.7 | 山田義男 |
名古屋大賞典の人気馬の勝率・連対率・複勝率
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 6-2-1-1 | 60% | 80% | 90% |
2番人気 | 0-5-2-3 | 0% | 50% | 70% |
3番人気 | 3-0-1-6 | 30% | 30% | 40% |
名古屋大賞典の2001年以降の上位人気の人気別勝率・連対率・複勝率です。JRA勢が上位人気になりますので1番人気が優勢で基本的に人気馬(JRA勢)を信頼するレースで良いと思います。構造的な問題ですので、コースが変わってもこの傾向は変わらないと思います。
名古屋大賞典の配当傾向
年 | 単勝 | 3連複 | 3連単 |
2022 | 140円 | 900円 | 1,960円 |
2021 | 130円 | 530円 | 2,400円 |
2020 | 410円 | 260円 | 1,920円 |
2019 | 190円 | 390円 | 1,060円 |
2018 | 200円 | 2,090円 | 5,080円 |
2017 | 450円 | 3,410円 | 14,760円 |
2016 | 140円 | 580円 | 1,880円 |
2015 | 480円 | 200円 | 1,710円 |
2014 | 390円 | 680円 | 2,960円 |
2013 | 120円 | 680円 | 970円 |
平均 | 265円 | 972円 | 3,470円 |
過去10年の名古屋大賞典の配当傾向です。地方交流戦ということでJRA勢が人気になり、人気に応えるケースが多いのでやはり堅い傾向です。手を広げすぎないことと、組み合わせに注意したいレースです。
名古屋大賞典のJRA馬と地方馬の勝率・連対率・複勝率
所属 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
JRA | 10-10-8-19 | 21% | 43% | 60% |
地方 | 0-0-2-67 | 0% | 0% | 3% |
名古屋大賞典のJRA勢と地方勢の成績です。JRA勢が圧倒的ですね。基本的に地方馬の台頭は難しいレースの一つです。構造的な問題ですので、コースが変わってもこの傾向は変わらないと思います。
名古屋大賞典の馬齢別の勝率・連対率・複勝率
馬齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 4-3-5-8 | 20% | 35% | 60% |
5歳 | 1-1-2-19 | 4% | 9% | 17% |
6歳 | 2-3-1-18 | 8% | 21% | 25% |
7歳~ | 3-3-2-41 | 6% | 12% | 16% |
馬齢別については4歳が好成績です。特に近10年で言うと数字が倍近くになりますので、まずは4歳を見つけたら馬券に加えたいところです。構造的な問題ですので、コースが変わってもこの傾向は変わらないと思います。
名古屋大賞典の枠順別の勝率・連対率・複勝率
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 0-0-0-10 | 0% | 0% | 0% |
2枠 | 1-2-0-7 | 10% | 30% | 30% |
3枠 | 0-0-0-10 | 0% | 0% | 0% |
4枠 | 0-1-3-6 | 0% | 10% | 40% |
5枠 | 4-0-2-12 | 22% | 22% | 33% |
6枠 | 2-3-1-13 | 11% | 26% | 32% |
7枠 | 1-3-4-11 | 5% | 21% | 42% |
8枠 | 2-1-0-17 | 10% | 15% | 15% |
枠順別のデータを見ると、内枠が優勢のレースです。まずは内枠から馬券検討を開始しましょう。ただし、新コースになりますので参考程度に。
名古屋大賞典のラップ傾向
ハロン | タイム |
– | -秒 |
名古屋大賞典のラップ傾向については正確な計測が難しいため割愛します。
名古屋大賞典の血統・種牡馬の傾向
年 | 着 | 父 | 母父 |
2022 | 1着 | ディープスカイ | ブライアンズタイム |
2着 | パイロ | Seeking the Gold | |
3着 | ロードカナロア | ディープインパクト | |
2021 | 1着 | ディープスカイ | ブライアンズタイム |
2着 | ロージズインメイ | キングカメハメハ | |
3着 | ダノンバラード | ナリタトップロード | |
2020 | 1着 | ハーツクライ | Kingmambo |
2着 | ステイゴールド | パントレセレブル | |
3着 | ヨハネスブルグ | マンハッタンカフェ | |
2019 | 1着 | ゼンノロブロイ | サクラバクシンオー |
2着 | キンサシャノキセキ | ワイルドラッシュ | |
3着 | アイルハヴアナザー | フジキセキ |
名古屋大賞典の近3年の血統傾向です。血統よりも個体の傾向差大きいレースであまり特徴はありません。もともと血統的な特徴がないレースですので、新コースにおいては参考程度に。
【2023年】名古屋大賞典の傾向まとめ
3月は2月のフェブラリーステークス後であることや、地方交流競走が多く組まれていることもありメンバーがばらけます。基本的には人気馬信頼の傾向が続きます。