どうも、スダケイバです。
2024年12月に名古屋大賞典が開催されます。このページでは名古屋大賞典の傾向について、過去のデータから予想の根拠となるポイントを分析していきます。なお、2023年から新コースに移転しているので、今年のデータは一部旧コースのものとなります。
※データについてはNARが発表する主催者情報を元に個人で独自に統計データとして集計し引用しております。馬券購入は利用者様ご自身の自己責任でお願いいたします。免責事項はこちら |
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【2024年】名古屋大賞典の概要と馬券のポイント
名古屋競馬場より引用
名称 | 名古屋大賞典(なごやだいしょうてん) |
格付け | JpnIII(GIII) |
コース | 名古屋 ダート2000m |
条件 | サラ系3歳上・ハンデ戦 |
賞金 | 1着 2,100万円 |
名古屋大賞典は名古屋競馬場ダート2000mで行われる4歳以上の地方交流重賞競走(JpnIII)です。GIのフェブラリーステークス翌週であることや、3月に複数の地方交流があるということでメンバーは手薄です。
名古屋大賞典の馬券のポイント(買いデータ・消しデータ)
- JRAが優勢。
- 枠は内枠が有利に働くレース。
- 近10年は4歳馬が狙い目。
名古屋大賞典のコース解説
名古屋ダート2000mは名古屋競馬場を1周半するコース形態です。1コーナーまでの距離がないため、ポジション争い地方の競馬場の中では激化します。直線は240mと地方では最も短い長さとなります。どうしても道中のペースが落ちやすいため、前の方に付けられる脚が必要です。
名古屋大賞典の過去10年の勝馬(結果)
年 | 勝馬(優勝馬) | 馬齢 | タイム |
2023 | ハギノアレグレス | 牡6 | 2:08.2 |
2022 | クリンチャー | 牡8 | 2:03.4 |
2021 | クリンチャー | 牡7 | 2:00.0 |
2020 | ロードゴラッソ | 牡5 | 2:02.0 |
2019 | グリム | 牡4 | 2:02.1 |
2018 | サンライズソア | 牡4 | 2:02.4 |
2017 | ケイティブレイブ | 牡4 | 2:02.5 |
2016 | アウォーディー | 牡6 | 2:01.2 |
2015 | メイショウコロンボ | 牡6 | 2:00.8 |
2014 | ダノンカモン | 牡8 | 2:01.9 |
名古屋大賞典の過去10年の勝ち馬です。後にGIで勝ち負けする馬やGIからの転戦組が好成績ですね。
名古屋大賞典の歴代の勝ち馬一覧
名古屋大賞典の歴代の勝ち馬については以下のタブ内に一覧でまとめています。過去20年、過去30年、歴代と勝ち馬から傾向を確認したい場合は、以下のタブを開いて確認できます。
第1回 | 1977年12月21日 名古屋 ダ1900m | ブレーブボーイ(牡3) 2:02.7 山田義男/大薮憲三/寺島眞鶴 |
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第2回 | 1978年11月6日 名古屋 ダ1900m | スズカオーヒメ(牝5) 2:03.5 白坂芳文/西山好夫/永井啓弐 |
第3回 | 1979年12月23日 名古屋 ダ1900m | ダイタクチカラ(牡5) 1:59.7 山田義男/倉間昭夫/中村雅一 |
第4回 | 1980年12月17日 名古屋 ダ1900m | イチコンコルドオウ(牡6) 2:01.5 坂本敏美/青山高司/佐々木則夫 |
第5回 | 1981年12月23日 名古屋 ダ1900m | ハローキング(牡6) 2:02.2 田中敏和/野島三喜雄/佐々洋 |
第6回 | 1982年12月22日 名古屋 ダ1900m | ゴールドレツト(牡3) 2:02.0 原口次夫/磯村林三/都築芳男 |
第7回 | 1983年12月21日 名古屋 ダ1900m | ミヤジダケオー(牡5) 2:02.6 田中敏和/野島三喜雄/粂野浦雄 |
第8回 | 1984年12月27日 名古屋 ダ1900m | マツノセイザン(牡4) 2:01.2 安藤勝己/後藤保/上野助治 |
第9回 | 1985年12月25日 名古屋 ダ1900m | カウンテスアツプ(牡4) 2:01.2 安藤勝己/後藤保/佐橋五十雄 |
第10回 | 1986年12月3日 名古屋 ダ1900m | グレートローマン(牡5) 2:01.4 田中敏和/野島豊/石坂達也 |
第11回 | 1987年12月2日 名古屋 ダ1900m | ワカオライデン(牡6) 2:02.7 井上孝彦/荒川友司/小塚美近 |
第12回 | 1989年3月21日 名古屋 ダ1900m | フエートノーザン(牡6) 2:04.7 安藤勝己/吉田秋好/高橋義和 |
第13回 | 1990年3月21日 名古屋 ダ1900m | ハヤブサモン(牡5) 2:01.0 安部幸夫/伊藤辰雄/津村圭一 |
第14回 | 1991年3月21日 名古屋 ダ1900m | ハヤブサモン(牡6) 2:02.9 安部幸夫/伊藤辰雄/津村圭一 |
第15回 | 1992年3月20日 名古屋 ダ1900m | ベッスルエース(牡4) 2:01.3 安藤光彰/飯干秀人/舩橋武雄 |
第16回 | 1993年3月17日 名古屋 ダ1900m | ロングニュートリノ(牡8) 2:03.0 松原義夫/青木和夫/中井長一 |
第17回 | 1994年3月21日 名古屋 ダ1900m | ウットマン(牡4) 2:03.6 濱口楠彦/荒川友司/(有)あたごホース |
第18回 | 1995年3月21日 名古屋 ダ1900m | ポスターフェイス(牡6) 2:02.3 青木達彦/柴田高志/西尾明彦 |
第19回 | 1996年3月20日 名古屋 ダ1900m | キョウトシチー(牡5) 2:02.6 松永幹夫/中尾謙太郎/株式会社友駿ホースクラブ |
第20回 | 1997年3月20日 名古屋 ダ1900m | メイショウアムール(牡6) 2:01.2 河内洋/高橋直/松本好雄 |
第21回 | 1998年3月4日 名古屋 ダ1900m | メイショウモトナリ(牡4) 2:03.2 安田康彦/安田伊佐夫/松本好雄 |
第22回 | 1999年3月24日 名古屋 ダ1900m | オースミジェット(牡5) 2:01.9 四位洋文/白井壽昭/山路秀則 |
第23回 | 2000年3月20日 名古屋 ダ1900m | オースミジェット(牡6) 2:02.3 四位洋文/白井壽昭/山路秀則 |
第24回 | 2001年3月21日 名古屋 ダ1900m | マンボツイスト(牡6) 2:00.6 四位洋文/古川平/吉田照哉 |
第25回 | 2002年3月21日 名古屋 ダ1900m | トーホウエンペラー(牡6) 2:01.9 菅原勲/千葉四美/東豊物産株式会社 |
第26回 | 2003年3月12日 名古屋 ダ1900m | マルカセンリョウ(牡5) 2:01.2 上松瀬竜一/瀬戸口悟/大西和子 |
第27回 | 2004年3月10日 名古屋 ダ1900m | クーリンガー(牡5) 2:01.2 和田竜二/岩元市三/林進 |
第28回 | 2005年3月2日 名古屋 ダ1900m | クーリンガー(牡6) 2:01.5 和田竜二/岩元市三/林進 |
第29回 | 2006年3月21日 名古屋 ダ1900m | ドンクール(牡4) 2:00.6 岩田康誠/梅内忍/山田貢一 |
第30回 | 2007年3月28日 名古屋 ダ1900m | アルドラゴン(牡6) 2:04.4 藤田伸二/昆貢/エーティー |
第31回 | 2008年3月20日 名古屋 ダ1900m | メイショウトウコン(牡6) 2:00.6 武幸四郎/安田伊佐夫/松本好雄 |
第32回 | 2009年3月25日 名古屋 ダ1900m | スマートファルコン(牡4) 2:01.8 岩田康誠/小崎憲/大川徹 |
第33回 | 2010年3月17日 名古屋 ダ1900m | ラヴェリータ(牝4) 2:02.1 岩田康誠/松元茂樹/前田幸治 |
第34回 | 2011年3月21日 名古屋 ダ1900m | エスポワールシチー(牡6) 1:58.4 佐藤哲三/安達昭夫/株式会社友駿ホースクラブ |
第35回 | 2012年3月22日 名古屋 ダ1900m | ニホンピロアワーズ(牡5) 2:01.4 幸英明/大橋勇樹/小林百太郎 |
第36回 | 2013年3月20日 名古屋 ダ1900m | ホッコータルマエ(牡4) 1:59.8 幸英明/西浦勝一/北幸商事 |
第37回 | 2014年3月26日 名古屋 ダ1900m | ダノンカモン(牡8) 2:01.9 川田将雅/池江泰寿/株式会社ダノックス |
第38回 | 2015年3月26日 名古屋 ダ1900m | メイショウコロンボ(牡6) 2:00.8 武幸四郎/角田晃一/松本好雄 |
第39回 | 2016年3月17日 名古屋 ダ1900m | アウォーディー(牡6) 2:01.2 武豊/松永幹夫/前田幸治 |
第40回 | 2017年3月30日 名古屋 ダ1900m | ケイティブレイブ(牡4) 2:02.5 福永祐一/目野哲也/瀧本和義 |
第41回 | 2018年3月29日 名古屋 ダ1900m | サンライズソア(牡4) 2:02.4 M.デムーロ/河内洋/松岡隆雄 |
第42回 | 2019年3月14日 名古屋 ダ1900m | グリム(牡4) 2:02.1 武豊/野中賢二/株式会社カナヤマホールディングス |
第43回 | 2020年3月12日 名古屋 ダ1900m | ロードゴラッソ(牡5) 2:02.0 川田将雅/藤岡健一/中村伊三美 |
第44回 | 2021年3月11日 名古屋 ダ1900m | クリンチャー(牡7) 2:00.0 川田将雅/宮本博/前田幸治 |
第45回 | 2022年3月10日 名古屋 ダ1900m | クリンチャー(牡8) 2:03.4 川田将雅/宮本博/前田幸治 |
第46回 | 2023年3月16日 名古屋 ダ2000m | ハギノアレグリアス(牡6) 2:08.2 川田将雅/四位洋文/日隈良江 |
第47回 | “() //” |
※2000年以前のデータはwikipediaより引用
名古屋大賞典の人気馬の勝率・連対率・複勝率
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 6-2-1-1 | 60% | 80% | 90% |
2番人気 | 0-4-2-4 | 0% | 40% | 60% |
3番人気 | 3-0-2-5 | 30% | 30% | 50% |
名古屋大賞典の2001年以降の上位人気の人気別勝率・連対率・複勝率です。JRA勢が上位人気になりますので1番人気が優勢で基本的に人気馬(JRA勢)を信頼するレースで良いと思います。構造的な問題ですので、コースが変わってもこの傾向は変わらないと思います。
名古屋大賞典の配当傾向
年 | 単勝 | 3連複 | 3連単 |
2023 | 120円 | 790円 | 2,450円 |
2022 | 140円 | 900円 | 1,960円 |
2021 | 130円 | 530円 | 2,400円 |
2020 | 410円 | 260円 | 1,920円 |
2019 | 190円 | 390円 | 1,060円 |
2018 | 200円 | 2,090円 | 5,080円 |
2017 | 450円 | 3,410円 | 14,760円 |
2016 | 140円 | 580円 | 1,880円 |
2015 | 480円 | 200円 | 1,710円 |
2014 | 390円 | 680円 | 2,960円 |
平均 | 265円 | 983円 | 3,618円 |
過去10年の名古屋大賞典の配当傾向です。地方交流戦ということでJRA勢が人気になり、人気に応えるケースが多いのでやはり堅い傾向です。手を広げすぎないことと、組み合わせに注意したいレースです。
名古屋大賞典のJRA馬と地方馬の勝率・連対率・複勝率
所属 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
JRA | 10-10-8-20 | 21% | 42% | 58% |
地方 | 0-0-2-66 | 0% | 0% | 3% |
名古屋大賞典のJRA勢と地方勢の成績です。JRA勢が圧倒的ですね。基本的に地方馬の台頭は難しいレースの一つです。構造的な問題ですので、コースが変わってもこの傾向は変わらないと思います。
名古屋大賞典の馬齢別の勝率・連対率・複勝率
馬齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 3-3-5-9 | 15% | 30% | 55% |
5歳 | 1-1-3-17 | 5% | 9% | 23% |
6歳 | 3-3-1-19 | 12% | 23% | 27% |
7歳~ | 3-3-1-40 | 6% | 13% | 15% |
馬齢別については4歳が好成績です。特に近10年で言うと数字が倍近くになりますので、まずは4歳を見つけたら馬券に加えたいところです。構造的な問題ですので、コースが変わってもこの傾向は変わらないと思います。
名古屋大賞典の枠順別の勝率・連対率・複勝率
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 0-0-0-10 | 0% | 0% | 0% |
2枠 | 1-3-0-6 | 10% | 40% | 40% |
3枠 | 1-0-0-9 | 10% | 10% | 10% |
4枠 | 0-1-3-6 | 0% | 10% | 40% |
5枠 | 3-0-3-12 | 17% | 17% | 33% |
6枠 | 2-2-1-14 | 11% | 21% | 26% |
7枠 | 1-3-3-12 | 5% | 21% | 37% |
8枠 | 2-1-0-17 | 10% | 15% | 15% |
枠順別のデータを見ると、内枠が優勢のレースです。まずは内枠から馬券検討を開始しましょう。ただし、新コースになりますので参考程度に。
名古屋大賞典のラップ傾向
ハロン | タイム |
– | -秒 |
名古屋大賞典のラップ傾向については正確な計測が難しいため割愛します。
名古屋大賞典の血統・種牡馬の傾向
年 | 着 | 父 | 母父 |
2023 | 1着 | キズナ | ジェネラス |
2着 | パイロ | Seeking the Gold | |
3着 | ドゥラメンテ | フレンチデピュティ | |
2022 | 1着 | ディープスカイ | ブライアンズタイム |
2着 | パイロ | Seeking the Gold | |
3着 | ロードカナロア | ディープインパクト | |
2021 | 1着 | ディープスカイ | ブライアンズタイム |
2着 | ロージズインメイ | キングカメハメハ | |
3着 | ダノンバラード | ナリタトップロード |
名古屋大賞典の近3年の血統傾向です。血統よりも個体の傾向差大きいレースであまり特徴はありません。もともと血統的な特徴がないレースですので、新コースにおいては参考程度に。
【2024年】名古屋大賞典の傾向まとめ
3月は2月のフェブラリーステークス後であることや、地方交流競走が多く組まれていることもありメンバーがばらけます。基本的には人気馬信頼の傾向が続きます。