キングヘイローの種付け料推移と種牡馬成績・評価

キングヘイローの種付け料推移と種牡馬成績・評価

どうも、スダケイバです。

日本を代表する名種牡馬・キングヘイロー(King Halo)の種付料に関するデータをまとめています。

キングヘイローについて

GIを7勝した名牝のグッバイヘイローとダンシングブレーヴの産駒として期待の高い馬であった。デビューから3連勝と一躍クラシック候補に名乗りを挙げるものの、高い期待とは裏腹にクラシックでは力を発揮できないレースが続くが、晩年の高松宮記念に勝利し、ついにGI馬となる。

略歴

・1995年 日本産(北海道新冠町)
・2000年 高松宮記念を制覇
・2019年3月19日(24歳)没

主な競走成績

◆競走成績:27戦6勝
2000年:高松宮記念1着

ダンシングブレーヴの種付け料推移と評価・成績

種付料種付頭数出生頭数SR
20200頭83位
2019Private1頭9頭52位
201850万円21頭30頭44位
201750万円46頭47頭45位
201650万円84頭65頭46位
201550万円110頭71頭37位
2014100万円97頭75頭23位
2013100万円108頭66頭25位
2012150万円101頭66頭29位
2011150万円91頭67頭27位
2010200万円93頭85頭26位
2009250万円109頭90頭22位
2008250万円126頭106頭19位
2007350万円163頭128頭20位
2006180万円174頭90頭16位
2005150万円127頭72頭46位
2004120万円101頭92頭112位
2003120万円130頭85頭
2002150万円118頭110頭
2001150万円135頭

引用:JBIS

産駒の特徴と評価
手頃な種付け料から9年連続で100頭以上の繁殖牝馬を集める。産駒の初年度からOP勝するなどまずまずの成績を挙げる。代表産駒のカワカミプリンセスローレルゲレイロがGI勝するなど、多くの活躍馬を輩出。また自身では成果の出なかったダートや地方競馬でも活躍した。

キングヘイローの代表産駒(子供)

2003年産

・カワカミプリンセス(優駿牝馬、秋華賞)

2004年産

・ローレルゲレイロ(スプリンターズステークス、高松宮記念)

2008年産

・メーデイア(JBCレディスクラシック)

キングヘイローのブルードメアサイアー(BMS/母父)としての代表産駒

2018年産

・ピクシーナイト(スプリンターズステークス)
※父モーリス

2019年産

・イクイノックス(天皇賞・秋、有馬記念、ドバイSC、他)
※父キタサンブラック

キングヘイローの種牡馬評価

出走頭数795頭
勝馬241頭
勝馬率30.3%
重賞馬7頭
重賞馬率0.9%
AEI0.90
CPI0.81
収得賞金97.2億円

引用:JBIS(※中央競馬のみ集計(小数点第二位を四捨五入))

勝馬率30.3%は名種牡馬の水準よりやや低い値で、重賞率やAEIを見てもそんなに高いわけではありませんが、やはりブルードメアサイアーとして頭角を表してきていますので、今後注目です。

キングヘイローの血統表とサイアーライン

ダンシングブレーヴLyphardNorthern Dancer
Goofed
Navajo PrincessDrone
Olmec
グッバイヘイローHaloHail to Reason
Cosmah
Pound FoolishSir Ivor
Squander

母母の母Pound Foolishの半弟にはラシアンルーブルがおり、母母母のSquanderの牝系には2022年のアメリカのステークスウィーナーがいるなど、アメリカを中心に現在でも活力のある牝系である。

リファール系とキングヘイロー系

リファール系とキングヘイロー系
Northern Dancer 1961 加
|Nijinsky 1967 英
|Vice Regent 1967 加
|Lyphard 1969 米
||モガミ 1976 仏
||Alzao 1980 米
||ダンシングブレーヴ 1983 米
|||Saint Otto 1988 独
|||コマンダーインチーフ 1990 英
||||スエヒロコマンダー 1995 日
||||ラスカルスズカ 1996 日
||||ハギノハイグレイド 1996 日
||||レギュラーメンバー 1997 日
|||||ウルトラカイザー 2008 日
||||トップコマンダー 1997 日
||||ネヴァーフォゲット 2001 日
|||ダンシングサーパス 1990 日
|||ホワイトマズル1990 英
||||イングランディーレ 1999 日
|||||Jigeum I Sungan 2009 韓
||||シャドウゲイト 2002 日
||||アサクサキングス 2004 日
||||シルポート 2005 日
||||ニホンピロアワーズ 2007 日
|||チョウカイライジン 1993 日
|||キングヘイロー 1995 日
||||ローレルゲレイロ 2004 日
||||キタサンミカヅキ 2010 日
|||レオリュウホウ 1995 日
|||ジョウテンブレーヴ 1997 日
|||ダンシングカラー 1998 日
|||インターハイクラス 1999 日
|ノーザンテースト 1971 加
|トライマイベスト 1975 英
|Danzig 1977 英
|Nureyev 1977 米
|Storm Bird 1978 加
|Sadler’s Wells 1981 米
引用:wikipedia
Lyphard(リファール)系は現在ではサイアーラインの活力としては他のノーザンダンサー系の種牡馬に押されつつあるものの、母系に入ってのクロスなどで存在感を示している系統です。特に日本ではAlzao(アルザオ)がディープインパクトの母父であったり、キタサンブラックがLyphard(リファール)クロスを有していたりと、比較的最近も馴染みのある系統です。またキングヘイローのサイアーラインは、ローレルゲレイロとキタサンミカヅキが残っており、これらの産駒から後継種牡馬が誕生するかにかかっています。

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