【歴代・一覧】世界の騎手(ジョッキー)の生涯獲得賞金ランキングTOP50

【歴代・一覧】世界の騎手(ジョッキー)の生涯獲得賞金ランキングTOP50

オンラインベッティングガイドのOLBG.comが世界の騎手(ジョッキー)の生涯獲得賞金のランキングを発表しました。

同社が世界中の騎手の獲得賞金を調査するにあたっては、エクイベース、レーシングポスト、ウマニティなどの世界各国の競馬データベースサイトの情報から集計しているようです。

その為、欧州ジョッキーの収入の中心となっている「大手馬主との専属契約に伴う契約料」は加算されておらず、純粋にレースでの賞金に基づくものである点はご留意ください。

日本の武豊騎手が首位になりましたが、上位に日本人騎手が多くランクインしていますので見ていきましょう。

競馬の騎手の年収ランキングと高年収の仕組み競馬の騎手の年収ランキング(JRA・地方)

【2021年】世界の騎手(ジョッキー)の生涯獲得賞金ランキング トップ50

順位名前勝利数賞金額
1武豊日本4,249勝7億9,610万ドル
2横山典弘日本2,840勝5億6,064万ドル
3蛯名正義日本2,538勝4億7,942万ドル
4福永祐一日本2,410勝4億7,940万ドル
5ジョン・ベラケリスプエルトリコ6,258勝4億3,065万ドル
6柴田善臣日本2,296勝4億1,699万ドル
7岡部幸雄日本2,943勝3億5,859万ドル
8ハビエル・カステラーノベネズエラ5,328勝3億5,479万ドル
9藤田伸二日本1,918勝3億5,006万ドル
10岩田康誠日本1,656勝3億4,557万ドル
11マイク・スミスアメリカ5,607勝3億3,350万ドル
12田中勝春日本1,792勝3億1,985万ドル
13四位洋文日本1,586勝3億1,565万ドル
14川田将雅日本1,553勝3億33万ドル
15パッド・デイアメリカ8,803勝2億9,791万ドル
16ジェリー・ベイリーアメリカ5,893勝2億9,611万ドル
17クリストフ・ルメールフランス1,347勝2億8,718万ドル
18ケント・デザーモアメリカ6,059勝2億8,646万ドル
19幸英明日本1,474勝2億8,395万ドル
20池添謙一日本1,242勝2億7,119万ドル
21エドガル・プラドペルー7,094勝2億7,119万ドル
22クリス・マッキャロンアメリカ7,141勝2億6,399万ドル
23後藤浩輝日本1,447勝2億6,162万ドル
24ガリー・スティーブンスアメリカ5,187勝2億5,822万ドル
25河内洋日本2,111勝2億5,628万ドル
26中舘英二日本1,823勝2億5,499万ドル
27北村宏司日本1,386勝2億4,365万ドル
28松永幹夫日本1,400勝2億3,921万ドル
29アレックス・ソリスパナマ5,035勝2億3,841万ドル
30ラフィット・ピンケイJrパナマ9,530勝2億3,713万ドル
31コーリー・ナカタニアメリカ3,909勝2億万3,455ドル
32ホエル・ロザリオドミニカ3,043勝2億3,408万ドル
33吉田豊日本1,249勝2億3,360万ドル
34安藤勝己日本1,111勝2億3,358万ドル
35内田博幸日本1,263勝2億3,016万ドル
36ロビー・アルバラードアメリカ5,220勝2億93万ドル
37フランキー・デットーリイタリア3,286勝2億1,235万ドル
38ラファエル・ベハラーノペルー4,139勝2億885万ドル
39ガレット・ゴメスアメリカ3,769勝2億522万ドル
40ビクトル・エスピサーノメキシコ3,486勝2億470万ドル
41戸崎圭太日本1,111勝2億230万ドル
42イラド・オルティスJrプエルトリコ2,669勝2億98万ドル
43ラッセル・ベイズカナダ1万2,842勝1億9,933万ドル
44浜中俊日本1,050勝1億9,674万ドル
45エディ・デラウサイアメリカ6,384勝1億9,588万ドル
46南井克巳日本1,527勝1億9,536万ドル
47ラモン・ドミンゲスベネズエラ4,985勝1億9,162万ドル
48秋山真一郎日本1,010勝1億8,924万ドル
49ジョー・ブラボーアメリカ5,464勝1億8,754万ドル
50ホセ・サントスチリ4,083勝1億8,724万ドル

上位50名のうち日本人騎手は25名。トップ10に至っては10名中8名が日本人騎手となりました。

日本の制度では賞金額のおよそ5%が騎手の収入になりますので、1位の武豊騎手は賞金だけでおよそ40億円以上の収入を得ている計算になります。

(効率よく稼ぐ騎手は?)1勝あたりの賞金ランキング

順位名前勝利数1勝あたり賞金賞金ランキング
1池添謙一1,242勝21万8,349ドル20位
2クリストフ・ルメール1,347勝21万3,200ドル17位
3安藤勝己1,111勝21万243ドル34位
4岩田康誠1,656勝20万8,678ドル10位
5四位洋文1,586勝19万9,023ドル13位
6福永祐一2,410勝19万8,921ドル4位
7横山典弘2,840勝19万7,408ドル2位
8川田将雅1,553勝19万3,387ドル14位
9幸英明1,474勝19万2,639ドル19位
10蛯名正義2,538勝18万8,897ドル3位

1勝利あたりの賞金ランキングで並べ替えると順位が大きく変わります。

賞金ランキング1位だった武豊騎手は1勝利あたりでは18万7,362ドルで13位となりました。1勝利あたりの賞金額首位は池添騎手。リーディングでTOP10に入ることは少ないものの数々のGIで活躍しているのが要因でしょうか。

また日本を拠点としている騎手が上位25番目までを独占し、外国人(ルメール除く)騎手は26位のホエル・ロザリオ騎手の1走あたり7万6,924ドルとなりました。

なぜ日本の騎手がランキングを独占しているのか?

ランキングを見ると日本の騎手が上位を占めていますが何故でしょうか。

これは胴元であるJRAの賞金体系が世界最高レベルであることです。馬券収入が民間の別企業に流れることなく、独占できていますので高額な賞金体系が維持できています。

競馬のレベルが高い欧州や中東では賞金だけでなく、馬の流通(種牡馬・繁殖牝馬・現役馬の売買)での市場が大きいことや大手馬主との専属騎乗契約など賞金以外の市場が存在しており、この集計上では反映されていないことが大きいかと。

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