どうも、スダケイバです。
日本を代表する名種牡馬・ブライアンズタイム(Brian’s Time)の種付料に関するデータをまとめています。
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ブライアンズタイムについて
早田牧場(現在は倒産)が主体となって種牡馬として導入。当初サンシャインフォーエヴァーを導入予定も価格面で折り合いがつかず、ほぼ同血統の同馬を導入した。導入にあたってはシンジケートが組まれた。同じくロベルトを父に持つリアルシャダイが人気種牡馬だったこともあり、導入初年度から人気種牡馬となった。
現役時代はフロリダダービーでG1勝利したほか、アメリカ3冠競走で上位入線を果たすなど上位レベルの活躍を見せた。
略歴
・1985年 アメリカ産
・1988年 フロリダダービー制覇
・1990年 日本で種牡馬入り
・1994年 三冠馬ナリタブライアンを輩出
・2002年 早田牧場の経営破綻によりアロースタッドへ移動
・2013年4月4日(28歳)没
主な競走成績
◆競走成績:21戦5勝
1988年:フロリダダービー1着、ペガサスH1着
ブライアンズタイムの種付け料推移と評価・成績
年 | 種付料 | 種付頭数 | 出生頭数 | SR |
2015 | – | – | – | 40位 |
2014 | – | 9頭 | 2頭 | 27位 |
2013 | 150万円 | 9頭 | 17頭 | 18位 |
2012 | 150万円 | 36頭 | 45頭 | 20位 |
2011 | Private | 77頭 | 62頭 | 18位 |
2010 | 400万円 | 87頭 | 56頭 | 22位 |
2009 | Private | 86頭 | 56頭 | 14位 |
2008 | BF | 81頭 | 58頭 | 6位 |
2007 | BF | 81頭 | 64頭 | 4位 |
2006 | 700万円 | 80頭 | 62頭 | 3位 |
2005 | BF | 81頭 | 66頭 | 2位 |
2004 | BF | 84頭 | 88頭 | 3位 |
2003 | BF | 102頭 | 115頭 | 2位 |
2002 | Private | 153頭 | 118頭 | 3位 |
2001 | Private | 138頭 | 95頭 | 3位 |
2000 | Private | 120頭 | 106頭 | 3位 |
1999 | Private | 131頭 | 96頭 | 3位 |
1998 | Private | 115頭 | 87頭 | 3位 |
1997 | Private | 110頭 | 71頭 | 2位 |
1996 | Private | 92頭 | 59頭 | 2位 |
1995 | Private | 70頭 | 66頭 | 3位 |
1994 | Private | 79頭 | 51頭 | 4位 |
1993 | 500万円 | 61頭 | 50頭 | – |
1992 | 500万円 | 62頭 | 49頭 | – |
1991 | – | 62頭 | 54頭 | – |
1990 | – | 62頭 | – | – |
ブライアンズタイムの代表産駒(子供)
1991年産
・ナリタブライアン(牡馬三冠、有馬記念)
・チョウカイキャロル(優駿牝馬)
1992年産
・マヤノトップガン(天皇賞・春、有馬記念、宝塚記念)
1994年産
・サニーブライアン(皐月賞、東京優駿)
・シルクジャスティス(有馬記念)
・マイネルマックス(朝日杯3歳ステークス)
1995年産
・ファレノプシス(桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯)
1997年産
・シルクプリマドンナ(優駿牝馬)
1998年産
・タイムパラドックス(ジャパンカップダート、ほか)
・ダンツフレーム(宝塚記念)
1999年産
・ノーリーズン(皐月賞)
・タニノギムレット(NHKマイルC、東京優駿)
2004年産
・ヴィクトリー(皐月賞)
・フリオーソ(帝王賞2勝、川崎記念、ほか)
2007年産
・レインボーダリア(エリザベス女王杯)
ブライアンズタイムのブルードメアサイアー(BMS/母父)としての代表産駒
1997年産
・ティコティコタック(秋華賞)
※父サッカーボーイ
2000年産
・ブルーコンコルド(東京大賞典、ほか)
※父フサイチコンコルド
2005年産
・エスポワールシチー(ジャパンカップダート、フェブラリーS、ほか)
※父ゴールドアリュール
2006年産
・スリーロールス(菊花賞)
※父ダンスインザダーク
2007年産
・ビートブラック(天皇賞・春)
※父ミスキャスト
2009年産
・ハタノヴァンクール(川崎記念、ジャパンダートダービー)
※父キングカメハメハ
2013年産
・ディーマジェスティ(皐月賞)
※父ディープインパクト
2014年産
・ヒガシウィルウィン(ジャパンダートダービー、ほか)
※父サウスヴィグラス
2015年産
・タイムフライヤー(ホープフルS)
※父ハーツクライ
2016年産
・ナランフレグ(高松宮記念)
※父ゴールドアリュール
・ミューチャリー(JBCクラシック)
※父パイロ
ブライアンズタイムの種牡馬評価
出走頭数 | 1,284頭 |
勝馬 | 627頭 |
勝馬率 | 48.8% |
重賞馬 | 42頭 |
重賞馬率 | 6.7% |
AEI | 1.94 |
CPI | 1.34 |
収得賞金 | 357.2億円 |
引用:JBIS(※中央競馬のみ集計(小数点第二位を四捨五入))
勝馬率48.8%と高いのはもちろんですが、特筆すべきは重賞馬率6.7%とこちらが非常に高い点ですね。大物馬が多い印象がファンの間ではありますが、まさにそのイメージを裏付ける数字です。
ブライアンズタイムの血統表とサイアーライン
Roberto | Hail to Reason | Turn-to |
Nothirdchance | ||
Bramalea | Nashua | |
Rarelea | ||
Kelley’s Day | Graustark | Ribot |
Flower Bowl | ||
Golden Trail | Hasty Road | |
Sunny Vale |
母母のGolden Trailの牝系からは元々導入予定であったサンシャインフォーエヴァーを輩出。また母のKelley’s Dayの半妹であるOn the Trailからは、種牡馬のダイナフォーマーや、エアシャカール・エアメサイアの母であるアイドリームドアドリームを輩出するなど現在も活力のある母系の一つ。父のRobertoは現在も多数のサイアーラインが続くなど多くの血を残している。
ロベルト系とブライアンズタイム系
|ブライアンズタイム 1985 米
||ナリタブライアン 1991 日
||マヤノトップガン 1992 日
||サニーブライアン 1994 日
||タイムパラドックス 1998 日
||タニノギムレット 1999 日
||フリオーソ 2004 日
|Kris S. 1977 米
||シンボリクリスエス 1999 日
|||エピファネイア 2010 日
|Silver Hawk 1979 英
||グラスワンダー 1995 米
|||スクリーンヒーロー 2004 日
||||モーリス 2011 日
引用:wikipedia