世界のサラブレッドの生産頭数推移と日本のサラブレッドの生産頭数推移を比較してみました。世界のサラブレッドの生産頭数推移はIFHA(国際競馬統括機関連盟)の集計値から引用しております。
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世界のサラブレッドの生産頭数推移と主要国の生産頭数推移
年度 | 頭数 |
2019年 | 91,489頭 |
2018年 | 93,030頭 |
2017年 | 95,342頭 |
2016年 | 94,328頭 |
2015年 | 92,765頭 |
2014年 | 93,620頭 |
2013年 | 95,709頭 |
2012年 | 99,366頭 |
2011年 | 103,026頭 |
2010年 | 108,288頭 |
2009年 | 109,095頭 |
2008年 | 117,419頭 |
2007年 | 123,022頭 |
2006年 | 121,402頭 |
2005年 | 121,828頭 |
IFHAの発表している世界のサラブレッドの生産頭数の推移です。10万頭を超える水準で生産が続いていましたが、近年は10万頭を切る水準になってきました。
主要国のサラブレッド生産頭数推移
国名 | 2016年 | 2017年 | 2018年 |
アメリカ | 20,850頭 | 20,900頭 | 19,925頭 |
オーストラリア | 12,653頭 | 13,823頭 | 13,016頭 |
アイルランド | 9,318頭 | 9,689頭 | 9,569頭 |
アルゼンチン | 7,405頭 | 7,586頭 | 7,125頭 |
日本 | 6,901頭 | 7,079頭 | 7,242頭 |
フランス | 5,492頭 | 5,460頭 | 5,575頭 |
イギリス | 4,663頭 | 4,674頭 | 4,826頭 |
ニュージーランド | 3,464頭 | 3,463頭 | 3,646頭 |
南アフリカ | 3,163頭 | 2,947頭 | 2,594頭 |
サウジアラビア | 1,925頭 | 1,893頭 | 1,880頭 |
ブラジル | 1,842頭 | 1,734頭 | 1,740頭 |
トルコ | 1,792頭 | 1,832頭 | 1,924頭 |
チリ | 1,648頭 | 1,700頭 | 1,770頭 |
ウルグアイ | 1,610頭 | 1,654頭 | 1,537頭 |
韓国 | 1,406頭 | 1,366頭 | 1,400頭 |
カナダ | 1,350頭 | 1,254頭 | 1,252頭 |
インド | 1,331頭 | 1,231頭 | 1,275頭 |
ベネズエラ | 1,002頭 | 709頭 | 578頭 |
ドイツ | 851頭 | 854頭 | 876頭 |
イタリア | 505頭 | 541頭 | 470頭 |
中国 | 98頭 | 110頭 | 136頭 |
UAE | 1頭 | 1頭 | 0頭 |
国別のサラブレッドの生産頭数推移です。アメリカなどはイメージ通り桁違いに生産しています。こうやってみると日本も結構な高水準なのですね。
主要国とまでは言えませんが、もはや経済大国の中国や大規模なレースを開催しているUAEなどは生産面で見るとわずかな規模です。
日本のサラブレッドの生産頭数推移
年度 | 頭数 |
2021年 | 7,636頭 |
2020年 | 7,556頭 |
2019年 | 7,387頭 |
2018年 | 7,244頭 |
2017年 | 7,083頭 |
2016年 | 6,906頭 |
2015年 | 6,847頭 |
2014年 | 6,888頭 |
2013年 | 6,836頭 |
2012年 | 6,828頭 |
2011年 | 7,076頭 |
2010年 | 7,120頭 |
サラブレッドの過去10年の生産頭数推移です(IHFAが除いているサラ系などを含みます)。近年は約7,000頭で推移していますね。ただ以前は1万頭を超えるサラブレッドが生産されていたことを思うと、トレンドとしては下降傾向と言えますね。
年度 | 頭数 |
2009年 | 7,474頭 |
2008年 | 7,370頭 |
2007年 | 7,523頭 |
2006年 | 7,669頭 |
2005年 | 7.981頭 |
2004年 | 8,261頭 |
2003年 | 8,554頭 |
2002年 | 8,743頭 |
2001年 | 8,807頭 |
2000年 | 8,622頭 |
1999年 | 8,527頭 |
1998年 | 8,497頭 |
1997年 | 8,668頭 |
1996年 | 9,045頭 |
1995年 | 9,212頭 |
1994年 | 9,987頭 |
1993年 | 10,188頭 |
1992年 | 10,407頭 |
1991年 | 10,054頭 |
1990年 | 9,319頭 |
1989年 | 8,751頭 |
1988年 | 8,311頭 |
1987年 | 7,765頭 |
1986年 | 7,649頭 |
1985年 | 7,629頭 |
1984年 | 7,694頭 |
1983年 | 7,977頭 |
1982年 | 8,072頭 |
1981年 | 7,867頭 |
1980年 | 7,726頭 |
1979年 | 7,712頭 |
1978年 | 7,780頭 |
1977年 | 7,968頭 |
1976年 | 8,470頭 |
1975年 | 8,113頭 |
1974年 | 7,297頭 |
1973年 | 6,173頭 |
1972年 | 5,595頭 |
1971年 | 5,065頭 |
1970年 | 4,389頭 |
1969年 | 3,746頭 |
1968年 | 3,021頭 |
1967年 | 2,617頭 |
1966年 | 2,260頭 |
1965年 | 2,165頭 |
1964年 | 2,013頭 |
1963年 | 1,767頭 |
1962年 | 1,491頭 |
1961年 | 1,237頭 |
1960年 | 1,115頭 |
1959年 | 1,031頭 |
1958年 | 941頭 |
1957年 | 817頭 |
1956年 | 727頭 |
1955年 | 620頭 |
主要牧場のサラブレッド生産頭数推移(ノーザンファーム・社台ファーム・他)
ノーザンファーム(ノーザンF)のサラブレッド生産頭数推移
年度 | 頭数 |
2019年 | 566頭 |
2018年 | 533頭 |
2017年 | 514頭 |
2016年 | 486頭 |
2015年 | 472頭 |
2014年 | 462頭 |
2013年 | 419頭 |
2012年 | 421頭 |
ノーザンファームの生産頭数推移です。(ノーザンレーシング生産も合算しております)
年々生産頭数が増えてきていますね。全体の生産頭数が減少傾向の中でノーザンファームの生産頭数が増えているということはノーザンファームのシェアが増えているということですね。
社台ファーム(社台F)のサラブレッド生産頭数推移
年度 | 頭数 |
2019年 | 125頭 |
2018年 | 120頭 |
2017年 | 114頭 |
2016年 | 129頭 |
2015年 | 120頭 |
2014年 | 98頭 |
2013年 | 97頭 |
2012年 | 83頭 |
社台ファームの生産頭数推移です。(北海道・胆振の社台ブラッドメアのみ。社台F全体では300~400頭)
社台コーポレーション白老ファーム(白老F)のサラブレッド生産頭数推移
年度 | 頭数 |
2019年 | 109頭 |
2018年 | 115頭 |
2017年 | 111頭 |
2016年 | 120頭 |
2015年 | 120頭 |
2014年 | 117頭 |
2013年 | 117頭 |
2012年 | 119頭 |
追分ファーム(追分F)のサラブレッド生産頭数推移
年度 | 頭数 |
2019年 | 63頭 |
2018年 | 68頭 |
2017年 | 68頭 |
2016年 | 72頭 |
2015年 | 62頭 |
2014年 | 65頭 |
2013年 | 64頭 |
2012年 | 71頭 |
ノースヒルズのサラブレッド生産頭数推移
年度 | 頭数 |
2019年 | 52頭 |
2018年 | 43頭 |
ノースヒルズの生産頭数推移についてはノースヒルズのHPより生産牧場の記載のないもの(≒ノースヒルズ生産、海外を含む)の数を集計しています。
レイクヴィラファーム(レイクヴィラF)のサラブレッド生産頭数推移
年度 | 頭数 |
2019年 | 33頭 |
2018年 | 33頭 |
2017年 | 28頭 |
2016年 | 27頭 |
2015年 | 24頭 |
2014年 | 29頭 |
2013年 | 24頭 |
2012年 | 27頭 |
元メジロ牧場をノーザンファームが救済して、レイクヴィラファームとなってからは年間30頭前後で推移しています。近年はノーザンファームの調教・育成もあり躍進していますね。